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「いやげ物」5
著者 みうらじゅん
出版 筑摩書房
p8より引用
“もらってうれしい土産じゃフツーじゃん。誰がこんなもん買う
わけ?って常識を疑っちゃう奴がいいわけ。”
作家でイラストレーターである著者による、いろんな場所の変
な土産物を紹介する一冊。
居眠りする小坊主からエロトランプまで、もらったら置き場や
使い所に困りそうな物が目白押しです。
上記の引用は、いやげ物という物についての一文。
こういう感覚の持ち主がいるおかげで、土産物産業が支えられて
いるのかも知れません。他の著作「見仏記」の取材で出かけた先
で、こういう物を買い集めておられるのかも知れません。
全ページカラー写真なので、実に見応えのある一冊です。これ
だけの物が家にあるのかと思うと、飽きてしまった時が大変そう
だなと思います。
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いやげ物という価値観を世に知らしめた、名作の本なのですが、見せ方がやや雑多で文字が読みにくく、残念でした。
内容は好きなのですが、本として、文庫という形態に合致していないように思ってしまった。
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ほんとにいらねえや、こんなもの......というやつばかり( ´ ▽ ` )ノ。
ゴミ以下だね( ´ ▽ ` )ノ。
飽きる寸前でおしまい、という絶妙なページ数( ´ ▽ ` )ノ。
しかし奥付見たら、これ、ウノ連載?
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[ 内容 ]
水に濡れると裸が現れる湯呑み。
着ると恥ずかしい地名入りTシャツ。
ヤシの実や貝殻でできたかわいいけど変てこな人形。
なぜかナマハゲや西郷どんの形をした栓抜きや灰皿。
そして、ハワイと日本のみやげ物対決!エロ度、トホホ度でどちらが勝つのか?みやげ物界のアウトサイダー堂々400点以上を大公開!
オール天然色。
抱腹絶倒。
[ 目次 ]
甘えた坊主の世界
ひょうたん君の世界
ヘンジクの世界
金プラの世界
ヘンヌキの世界
ヤシやんの世界
ベンテーンズの世界
ユノミンの世界
ヘンザラの世界
ロッキンの世界
カスカメの世界
ダサTの世界
いやげ物対決!ハワイVS.ジャパン
プリ貝の世界
イナキャラの世界
五円ファミリーの世界
プーちゃんの世界
二穴オヤジの世界
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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あるある、こんなモン、クスっと笑うブツがいっぱい。
もらっても、置く場所に困る・・
顔はありがと~、でも心の中は、ど~しよ~困ったな~。
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基本的にセンスの悪いデザインのオンパレードなので、笑うも笑わないもその時の精神状態による。さすがに今世紀のみやげ物屋にはここまでひどいものは置いてないと思うのだが、どうなんだろうか。
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みうらじゅんは本当に面白い。こういう内容のものが作品になってしまうのだから! 全国展開をするところがなんともすさまじいと思う。最後のいとうせいこうの「こんなもの読んでていいのか」という文章もまた良かった。
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気楽な感じで読む(見る?)のに最適。
しかしよく集めたよね。部屋が狭くなりそう。棚に入れてあるのかな。
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キッチュ。キャンプ。ダサい。変。
同じ会社が漠然した城に看板だけ立てて無理やりご当地みやげと主張していたり。
それにしても「二穴オヤジ」って、ダレよ!? ムダにファナシーなんだなー。
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<目次>
省略
<内容>
「いやげ物」。それは、旅したものからもらっても全く嬉しくない、もはや「いや」な物。
もともと1988年刊の本が2005年に文庫化されたもの。今から30年ほど前にはこんなものが観光地にあったかと思うと、客もかなり舐められていたんだね。ただ、「2穴オヤジ」や「甘えた坊主」「ヘンジク」などは、どこか同じ会社が作成していたんだろう、と推測させる出来ばえ。みうじゅんが言うように、誰が買うんだよ!という突っ込みがこだまする。
逗子市立図書館
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これ、実家に単行本があるんですが、文庫本持ってなかったんで入手。まあ、百円(からの2割引)。久しぶりに見ましたが、やっぱりめちゃおもろいわ。このチョイス、ドツボです。ヘンヌキとかヘンジクとか集めたくなりますねぇ(あははは)。去年はなかなか出かけられませなんだが、ここ数年あちこちの観光地でこの手の”いやげ物”をつい探すともなく探してしまっていたんですが、現在でも結構絶滅してないんですよねぇ。さすがにヘンザラは激減していますが。未読の方、もしそこらへんで見かけたら、是非めくってみてください。なんというか、コレクター魂に火がつきます(つくんかっ!?)
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何で?とおもっちゃう土産物。
でも、欲しい人がいるから、存在するんだな~多分。
でも、貰ったら(汗)・・・そんなユニークな“いやげ物”大集合!
オールカラーで大集合!
著者がみうら氏だから、なんかキッチュな中身だなぁと
思っていたら・・・そうですか・・・購入しちゃったんですか。
って、なかなか面白いんですよ、紹介しているブツが。
甘えた坊主が実はアジアの国々にもあるのに、びっくり。
ユノミンとヘンザラ、洗うのが大変だよね~。
海近くの土産店には、プリ貝は常備だよね~。
なんて、ツッコミ入れながら見入ってしまいます。
そして、かすかに朧気に見える、製作者と販売者の影。
その姿をはっきり見てみたいけど、あえて目を反らし、
今は“いやげ物”の鑑賞を、楽しみましょう。
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たまたま立ち寄ったロフトでみうらじゅんのいやげものの展示会が開催されていたので覗いてみた。所狭しと並べられた謎の瓢箪や卑猥な灰皿、変な掛け軸・・・。面白過ぎたので数日後に再訪。グッズコーナーで売られていたこの本を購入し、今でも定期的に読み返している。