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「あの日」に次ぐ2冊目。けど、時系列的には、「あの日」と同時進行になっている。ほとんどは小保方さんが苦しみに耐えている描写。闘病日記に近いかもしれない。これを読んでいて奥山貴宏著「ガン漂流」を思い出した。
ために出てくる明るい場面がせめてもの救い。パンを焼いたり、クッキーを作ったり、女の子の一面が見られたのもなんか新鮮。やはり、あれだけ注目とバッシングを受けたわけでその衝撃は想像に難くない。お店などを予約する際にも、本名は言いづらく偽名を使ったとか使わなかったとか・・・。相棒のエピソードでもあったが、確か法に触れそうな気がするので、書いてあったかは忘れた(ということにしておこう)。お姉さん(だったと思う)に二人目の子供が生まれ、抱っこしようとすると、「赤ちゃんはママだけ」と上の子に止められるところなどはちょっとほっこり。これを読んでもう一度「あの日」を読みたくなった。それから、小保方さんは小説家デビューしたらいいと思う。
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小保方さんの日記。「あの日」発刊までの話も含まれていました。日記の内容としては、かなり不安定な感情を感じさせて、うつ病の方はこのような感じなのだろうなと思いました。単行本化にあたってはもう少し省略していただいてもよいように思いました。これだけ傷つけられてしまった、ということなのだと思いますが。。最後の寂聴さんとの対談がいちばん読み応えがあるというか、本として読めました。これから小説を書かれるのか、どのように生きていかれるのか、気になってしまいます。
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小保方晴子さんが世に出てこなくなってからの日記。
闘病記とも言える。
マスコミに追っかけられて、うつ病になって、本当につらそう。でもこの人はまたやっていけると思う。
行動力があるから。
病院を転院してから薬が合ってたのか本も執筆したり元気になっていって、そのうちマスコミに追っかけられてるからって病院も通わず勝手に断薬してしまったり。
支援者もいて、そこに逃げ込んだり。
寝込んでる時もあるけど、行動出来る人。
元気になってほしい。
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小保方晴子さんの日記。
非常に大変な状況だったことがわかる。
この状況でも日記を書き続けていたのはすごい。
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読んでも結局のところ研究途中で何が起こり何が真実であるのか分からないまま。後にも先ににも充分な指導を受けられず、放置され、後味の悪さが文面に現れていたように思いました。
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ちょっと「夜と霧」を思い出しました。
極限状況の中で必死で闘い、生き抜く姿に、癒しさえ感じました。これだけ辛い目に遭っても頑張っている人がいると。
自分も今精神的に辛い状況なので、毎日これを読んで勇気付けられました。
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あまりにも自分がかわいそうという立場からの日記。うつ病の一つの判例としては面白いのかもしれないが、もう少し厳選しても良かったのではと感じた。
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『小保方晴子日記』を図書館で見つけた。
予約なしで借りれるとはブームは過ぎ去ったのか。 まだ少ししか読み進めていないが、理研退職直後から日記は始まり、年末年始1月にかけて温泉場巡りをして羨ましい限りだ。
退職後の1年で失ったFXの損失を旅行に充てていれば十分可能だったのに・・。安物の海外ツアーなら20回近く行けていただろう。あっ、これ私のことです。
どこを放浪したのか地名は明らかではないが、このコースを追体験してみたくなった。旅行商品にすればヒットするではないか。
よく一晩中泣く人である。
入院中の小保方さんがケーキを食べまくるという日が出てくる。コレステロールの関係上、食べないほうがいいのだが、2割引きのいちごロールを買ってしまった。
貸出期限を延長した。小保方晴子日記を読み終えていなかったので、大急ぎで残り20%ほどを流し読みした。
最初から最後まで自己憐憫に終始していたのだが、1回だけ手記の重版が決まって涙する1月29日の日記に気持ちが晴れやかになった。
小保方さんは、一人じゃない。小保方さんに群がる出版社、そして記事を面白がる読者、みんなで小保方さんを包んで暖かくしている。
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単純に読み物として面白い。
ピーチ姫の執拗なまでの攻撃と
この人の被害者感。
こちらから見ればみんなこっちに同情しちゃうよ。
確かにあの時のバッシングは異常だったけど
何だかんだ彼女は強かだ。
そしてあの日で感心した愛され力は
三姉妹の末っ子という事実で納得。
結局末っ子はなんだかんだ打たれ強い…
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さわやかな自分の好きな色味の空色のカバーに引かれ手に取り読んでみた。判官びいきでそれでいながら素直な自分としては、この本を読む前もだけど読んでもやっぱり小保方さんが悪いとは思えず、被害者や犠牲者に思えてならない。そもそも彼女が仮にSTAP細胞に関して真実でないことを言っていたとしても、あそこまで(一度はもち上げておいて)堕とすようなことは人権や尊厳の観点からもどうかと思う。彼女は昨日までとは態度を一変させる人と数多く会ったことだろう。そして本当に親身に寄り添ってくれるわずかな人を知ったことだろう。
確かにこの本を読むと、小保方さんって例えば「死ぬ」を「息絶える」と書いてしまうような若干装飾過多というか演出過多のようなところがあって、それが非難される一因にもなりかねないとは思うんだけど、だからといって一時期の騒動は異常だし核心がうまーく煙に巻かれて小保方さんばかりが多くのものを失ってしまったと思う。
この本を読んで感じる第一は、多くの人が努力や検証をしないまま彼女を非難したことか、それに対して彼女がどれだけ徒労をいとわず向き合おうとしたことか。非難は配慮なく、それに衰弱し悩まされる日々が長く続いたこともよくわかる。
でも彼女は、理系の研究をしてきた習いかもしれないけどけっこう客観的に日記を書いているんだよね。そこが非難する人たちにはまた面白くないのだろうけど、ある種の強さだと思う。いまだに取りざたされることがあるけど、彼女が好きな研究ができるようになり、できることならかつてお気楽に非難した人たちの鼻を明かすようなことがあればいいのになあ。
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今は何処で何をされているのでしょう?
自分だったらとっくに命をたっていただろうと思うような日々を耐え抜かれた彼女。
幸せでありますよう。
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小保方さんの「あの日」を読んだ後に彼女の本があれば読みたいと思っていてこの本を見付け読み始めた。
小説と言うより日記といった方がいいか?「あの日」を書き上げた時期の前後の時期の彼女の心の動きやその苦難の日々を彼女がこころの叫びとして書き綴ったエッセイであり日記だと思う。
あまりに理不尽な信頼していた教授や勤め先から受け続ける仕打ち、信じていた人たちの裏切り、あまりにも理不尽なメディアの仕打ちやストーリーを作った報道。人権無視も甚だしい学位取り消しありきの審査を進めた母校早稲田からの仕打ち。
その毎日を克明に記した日記には、この苦難を乗り越えるための苦行のような毎日が書き綴られている。
この本や「あの日」を書くためにフォローしてくれた編集者や寄り添ってくれた家族や親友。その中にも裏切ったり去って行った友や上司、体調不良を支えてくれた精神科医や法的に支えてくれた弁護士など、こころがこれでもかと言うほど打ちのめされながら必死で駆け抜けたあの事件の前後が克明に時系列(日記)という形で書き上げられてる。
瀬戸内寂聴さんとの出会いで心や弱った自分を支えてもらった事など、本当にこれで病気にならない方がおかしいだろうというような日々を乗り切ってこの本まで書いた彼女を褒めてあげたい。
彼女に研究という生きがいをまた取り戻せるのであればぜひその世界に戻して上げたいと思うが、ここまで日本のこの世界で叩かれたのでは難しい事だろう。
何がどこで狂ったのか?世界的な研究がどこでこんなおかしな事になったのか?元共同研究者であった若山教授のおかしな立ち回りはどう考えても許すことが出来ない。彼さえまともな対応や真実を隠さず話していればここまでおかしな事にならなかったのではないかと思う。
小保方さんがこれから何を書くのか、何をされてこれからの人生を生きて行かれるのか分からないが、これだけの逆境を生き抜いたのだからきっとこれから新しい人生を手に入れてもらいたいと願う。
出来ればまた新しい著書にも出会いたいと思う。
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とても強い方で、どんなに落ち込んでも最後には復活する。力の源となったのは今までの仕事のやりがいであると感じた。何か1つ、とてつもなく好きなことがあると、それを失ったとしても、強く生きようとする信念が手に入るのかもしれない。また、周りの人に救われたということも大きいと感じた。親友さんや、瀬戸内寂聴先生、海外の研究者など。やっぱり人間は一人では生きていけない。
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終わってるなー
どこまでも 自分を悲劇のヒロインに仕立てたいという そんな見栄と狡さに凝り固まっているなと感じながら読んだ
STAP細胞論文で捏造、改ざんで理化学研究所を退職した2014年末からの日記
確かに、実験記録を全然ノートにまともな記録か何もなかったという調査委員会からの報告に納得できるような日記だ