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2019/06/15 18:49
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投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
見ている。
見られている。
監視されている。
であれば、見ているが良いかなw。
今のところ、悪い事?をしたら出てくる「あいつ」。
正体とは...
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山本さほさんの漫画は大好きだけど、ストーリー物はどうだろう…と思ってあまり期待せずに読み始め。案の定1話、2話目辺りで(あ~、イマイチかな…設定もまぁありきたりと言えばありきたりだし…)と感じたけれど…。読み終える頃にはすっかりハマってました。なぜかやたらと惹かれるのは何故だろう。年代が近いから感覚が似ているからなのか。やたらとノスタルジーを感じる。どうやら二巻が出るのは来年初めのようで。早く!!
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胸がぎゅーっとなった。
大人も(私も)昔は子どもだったくせに、いつのまにか忘れちゃうんだ。
見えてた景色とか、感じた匂いとか、教室の空気とか、友だちとの近さや遠さとか、怖かったものとか。
それがこの作品の中にはあった。色濃く。
「それでも町は廻っている」を読んだときにも思ったけど、それを覚えている大人はちゃんといて、すごいなって思う。
私には記憶からあの頃のまま取り出すことなんてできないから。
「あいつ」だって、形は違ったけどかつて私の中に確かにいた。それを思い出した。
いつからいなくなったのだろう。
カイテルさんのやさしさ。
怖くて埋められなかった鳥の亡骸。
きっちょんが星野くんに聞けなかったこと。
自分の経験じゃなくてもすべてが懐かしくて、たまらなく切ない。
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子どもは無邪気で純粋でおバカで時に残酷。
私にも、あるある〜クスっと笑えるエピソードの中にも封印してしまった悪意のない出来事も多々あったんだ…この本を読んで蘇ってしまった。
子どもは無邪気で純粋だからこそ、ちょっと不気味なアイツの訴えたいことを受け止められるんじゃないか?
次号が楽しみだ。
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岡崎が個人的に楽しすぎたので、少し劣化版感あるかなあなんて思いながら読み進めていたが、終盤の星野くんの話で心を掴まれた。続きが気になる。