投稿元:
レビューを見る
勉強法というタイトルではあるが、勉強法というタイトルが妥当とは思えない内容で、サブタイトルである「情報分析とは何か」を主題にするべきだったと思う。
本書を一言で言うならば「情報分析に必要な最低限の教養の習得の仕方」といったところで、その習得の仕方に勉強法が絡む。というものだ。
読んで無駄な本ではないが、勉強法というタイトルだけに注目していると少し違う印象を受ける本だろう。
サブタイトルに注目して読んでいるのなら内容と合致しているので問題ないと思う。
投稿元:
レビューを見る
「勉強法」というシンプルなタイトルになっていますが、もともと『危機を覆す情報分析 知の実戦講義「インテリジェンスとは何か」』(KADOKAWA)として刊行された本の加筆修正版です。
著者の多くの本と同様に、イスラムやロシアといった国々をはじめとする国際情勢の動きや、新資本主義の問題にかんして、外交官として活躍してきた著者自身の観点からその本質を読み解く解説がなされています。それに加えて、そうした情報分析をおこなうための基礎的な教養を身につける方法が示されています。
著者のこの類の本は、これまでもう何冊も読んでいるが、さすがに食傷ぎみです。
投稿元:
レビューを見る
ナチスが見せしめでチェコ人を2000人しか1回に殺さなかったのは、チェコ人の労働力が優秀だったから。チェコ人を殺すと軍需産業に影響するから。
アメリカはインテリジェンスは弱くても戦力が強いから良い。戦前の日本は大変な情報大国だった。
投稿元:
レビューを見る
タイトルから、頭がいい人による勉強法講座かと思ったら、全然違う、大学かどっかでの講義の文字起こしを改題したものだった。
別の興味として、ロシア外交や各国の教養レベルや初等・中等教育の話は面白かったけど
タイトル詐欺は結構嫌いなので評価上げられない。
抽象に戻ってくれる事があまりなく、ずっと具体的な事象と背景の話を熱くされてたので、置いてけぼり感が強かった。
信者からしたら、「お前の理解力が足らないからだ」となるんでしょうし、実際それあるんでしょうが。
ベースの教養が足りないと感じたら義務教育の教科書に立ち返るとか、方法論はめっちゃタメになった。
投稿元:
レビューを見る
情報を見極める力は構造を理解して多角的に見ること
見方を変えれば全て合理性がある
テクニックがあるわけではなく基礎教養、高2ぐらいまでのレベルの知識がベースとなる
内容が難しく読むのに苦労する本だった
投稿元:
レビューを見る
池上さんとのコラボされていた本で佐藤さんのことは知っていたけれど、今までそれ以外1冊も読んだことがなかった。
外交官をされていたこともあってか、各国の裏事情に精通されており、なんとなく触れてはいけない領域な気がしていたからかもしれないが、最近哲学や歴史を学ぶにつれ、世界の情勢を少しずつ理解できるようになって、佐藤さんのことにも興味を持つようになった。
歴史もそうであるが、物事の見方には常に主語があり、その人から見たストーリーとして捉えられる。客観的事実などないように、どの立場からみたストーリーなのか、それを踏まえながら物事を見ていくことが大切なのだと改めて感じた。
また教養を身につけることは、勉強することであり、そのやり方を間違えれば正しい教養は身につかない。
この本を通して、教養の身につけ方が少しわかったような気がする。
もう30代半ばだけれど、今からでも遅すぎることはないと信じて学んでいきたい。
投稿元:
レビューを見る
講義を書籍化しているためか、行ったり来たりして読む感じ。
総じて、これまでになかった視点もあり、興味深く読めた。
投稿元:
レビューを見る
勉強ができる人は小学生の頃から百科事典を読んでいるとは。そういえば芦田愛菜さんも字を読むのが好きで食卓にある調味料まで読んでいたと聞いた事がある
この本はスパイから始まりついていけない、
佐藤優氏の考え方を知りたいと思い借りてきた。けどほど遠い。
投稿元:
レビューを見る
元外交官の佐藤優による、文字通りインテリジェンスについての一冊。
インテリジェンス(情報機関)でなくとも勉強になった。