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あべけん太さんはビールと巨乳が好きで、「今日も一日、楽しかった」と毎日人生を楽しんでおられる。すごいのは、それによってこちらまで楽しませてもらえるということ。
(うちの夫は彼のことを、「人生の師」と仰いでいるほど。)
明るくてフレンドリーで長所だらけのけん太さんだけど、末っ子ゆえか、子どもっぽいところがあったり、片付けが下手だったり、欠点もある。あとけっこう目立ちたがり屋な性格ね。
でもそれは障害云々ではなく、けん太さんの個性なんだろう。
ダウン症って何なんだろう。障害って何なんだろう。
大好きなお母さんが亡くなった日も、日記にはお母さんが喜ぶだろうと思って「今日も一日、楽しかった」と書いたという話には涙が出た。
読んでいると、とてもあたたかい家庭で育って、絵とかボクシングとか、いろんな経験もさせてもらったんだな、ということがわかる。
どこからでも読めて、すぐに読んでしまえて、エネルギーが速攻注入されて元気になれる。そんな本です!
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人は人それぞれ。
ダウン症の人もいろいろ。
家族の愛情やケア、周りの人の理解、協力で、仕事もでき、楽しかった!と日々言える暮らしをしている。
本人の前向きな性格と努力あってのものなんだろうな。
家族の関係がよくて、ほっこりする。
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明るくてエロが大好きな普通のにーちゃんの日記を見ている感じで、著者がダウン症だから、とかは読んでるとすっかり忘れます。コノヤロウ、の気持ちを抱いても表に出さないぞ、というの真似しないとなあ。
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ダウン症のイケメン・あべさんの頭の中を少し覗くことができました。少し苦手なことがあるくらいで、私たちの普段と全くかわらず、楽しいとか美味しいとか、腹立つとか、そんなことを思いながら日常を過ごしていることがよくわかりました。ビールを飲んだりボクシングに打ち込んだり、人生を楽しんでいる様子が印象的です。
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ダウン症のイケメン、あべけん太さんの人生を追体験できるような一冊でした。
本のタイトルにもなっているように、けん太さんの日々の楽しいことを知る中で読んでいるこちらまで楽しくなってしまうような気がしました。
「今日も一日、楽しかった」このフレーズを寝る前に唱えるだけで、その日一日がどんな一日であったとしても楽しい一日だったと感じられるような、そんな魔法の言葉のようでした。
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今日も一日楽しかった!と毎日寝る前に日記に書いて眠りにつくと言うのがとてもよいと思ったし、マネしたいと思います。
お母様がお亡くなりになった日にも、頑張って日記にそう書いたとありましたが、この方の芯の強さ、人生への向き合い方が素晴らしいなと、尊敬しました。
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バリバラというNHKのバリアフリーバラエティーに出演されているのを見て知ったあべけん太さんの存在。
なんか、ダウン症の世間一般のイメージを打ち砕くような、すごい人だな。とにかく楽しい人、という印象を受けました。
語り口調のような感じで、あべけん太さんの日々、思うことなどが書かれていますが、日々努力している、それも楽しみながら。
嫌なことがあっても、ポジティブにとらえて楽しみに変えていく。
毎日を楽しくポジティブに生きていて、けん太さんの家族、親戚との仲の良さもすごくよく伝わってきます。
読み終えて、障がいがあろうとなかろうと、人生どう生きるかだな、と感じました。
バリアフリー社会になってほしいな。