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タイトルに惹かれて読んだ本。
ミュージシャンだということに後で気が付きました。
一生に一度だけ自分の夢を修正することで夢を叶えられるという「夢工場」。夢工場を訪れる4人と夢工場の管理人の話で構成されています。
ファンタジー風ではありますが、生きる希望を与えてくれる本です。
最後の投稿された「夢体験談」は貴重な資料かも。みんなこんなに面白い・変わった夢を見ているんだというのを知ることができます。一読の価値あり。
夢を見たいと思わせる本です。
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夢の中でふと気づくと青い扉がある。その扉は「夢工場」へと繋がっている。夢と現実は影響しあっており、夢を修正することで現実も変えることができるらしい。。
個人的には4話目の「他人の話」が一番気に入りました。何気ない日常の一瞬一瞬を大切にしたいと思われてくれます。3話目の「理想の夢」は、他の章とは異なりブラックファンタジーの様相で、夢工場の闇の部分を感じ、別の意味で心に残りました。
自分が夢工場に行けたら何を修正してもらうだろう?と妄想してしまいます。
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河邉徹さんの小説1作目
【心に残った要素】
眠った時に見る「夢」と人生における「夢」。
どちらも強く願えば叶うものであり、どちらも今が影響するし他人からの影響もある。
現実になるのは難しいかもしれないけど、人の手を借りたり時には人を助けたりしてみんなの「夢」を叶え合えたら素敵です。
【ここが好き!】
喜びだけの人生なんて、それは喜びを知らないのと同義。
なくして大切なことに気づくとか、今がどん底ならここから先は右肩上がりとか、辛い気持ちを知っているから私たちは明るい気分になれる。
河邉徹マジックかなって思う。どの小説も作詞した楽曲もこのことに気づかせてくれて前を向ける。
読んだらセットで聴いて欲しい、WEAVER『トキドキセカイ』(2009年)
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夢の中にある夢工場ラムレスに辿り着けた人達の話。明晰夢を見ないとラムレスには行けやんのやけど、私は行けやんタイプ。毎日必ず夢見るし割と覚えてるけど、夢の中で夢やって気付けたことない。人の夢の話って聞くん面白いよね。