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無印から30巻に渡り、ようやく幕が閉じた!
ストーリーの辻褄を合わせるために前の巻を読み直したり、大変だった
読み切った感はすごいあるが、登場人物が多く、混乱しているところがチラホラ
欲を言えば、トーカちゃんと依子の描写が見たかったですね
カネキとリゼの関係がなんとも、、スゴイ
カネキはリゼを狙った鉄骨事件にたまたま巻き込まれた→落とし児の産卵を止めるためにカネキが毒の核であるリゼを殺した
リゼはヤモリとの戦いではカネキに強さをくれた人であり、リゼがいなければ喰種に関わる未来もなかった、いわば、カネキに悲劇(=捉え方によっては喜劇)をもたらした人。
リゼとカネキが仲良く暮らせる世界線があればと思ったが、13巻でみんなを救えないと悟ったカネキは強いな(泣)
最後でカネキケンが生きててくれてよかった
私が著者だったら、どちらの結末を選んだのか?そんなことを考えながら、やはり生きていてほしいのと望んでしまった
無印でカネキは死んでしまったが、:reでは生きているので均衡がとれてて良かったな
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reに移行してからの画力、コマ割りや構図が
あまりにも独創的、唯一無二になっていて
感性を刺激されることが多々あり、
前作の破滅的で厨二病なイメージから
芸術的な作品に見事に昇華した印象でした。
ちょっと最終回が物足りなかったけど!
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千差万別の愛の形をこれでもかと詰め込んだ作品、かな。
途中、戦闘が激しい画面では、「え?これだれ!?誰がどうなったの?!?」みたいな感じでしたが、面白かった。
終わり方は個人的に好みです。
しかし…みんな不死身すぎw
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約1週間で一気読み。
あまりにカネキくんや登場人物たち(特に滝澤くんや亜門さんとか)に辛い地獄展開が続きに続いて「もう勘弁してくれ…!」と思ったり、カネキくんが「竜」として巨大化した時は「あれ?喰種(グール)って一体何だったっけ?」と混乱したりしながら読んでいたけど、最終的に報われた感じになって良かった(のか…?)。
しかしヒデくんが生きてて良かった…。彼は本作の良心であり、カネキくんの救いの象徴なんだよね。
結末の在り方としては、ヒトとグールが共存するという結末になるにはこうするしかなかったのかもしれないという感じ。
個人的にreシリーズで印象的だったのは、有馬さんの最期と、瓜生くんの成長と、六月くんが背負っていた女性の痛みと業のようなものだったな。
しかしあとがきで書いておられたけど、この話、作者の石田スイ先生は書いてて本当に辛かったろうなと思う…。カネキくんな登場人物たちの苦しみを反芻してたらそりゃ味覚もなくなるよな…と思う。
無印は美しい悲劇の物語だった印象だけど、reでは屍肉が無作為に散らばった地獄でもがく人々の力強さのようなものを感じた。
篠原さんが目覚めこと、カネキくんとトーカちゃんの娘が生まれたことが救い。
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無印とreを大人買いしてイッキ読み。
これでもかこれでもかと辛いことの連続だったけどラストが良かった!!!
ところどころよく分かってない部分があるから読み直しは必至だけどちょっと落ち着いてからにしよう。
やっぱりカネキの笑顔はいいよね!
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怒涛の展開。
一話台詞無しなど挑戦してます。
その後の生活も描かれていて良かった。
終わってしまって寂しい。
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旧多の野望を阻止すべく、喰種と人間が手を取り合った総力戦。アキラさんは敵を探るためヒナミと協力。先輩や月山ら喰種はCCGの盾になる。クインクスもサポート。喰種突如現れた梟を前に、20区梟戦を経験した郡と什造が慕っていた有馬さんと篠原さんの代わりに戦う。亜門は一度は切り離したはずのドナートのことを父親として愛していたことを悟り、その上で自らの手で止めを刺す。四方さんは、トーカたちを傍で見守る大人として在り、絶望に飽きたというウタを友達としてこれからも付き合うと言って仲直り。イトリはそれを望んでたっぽい?
古間さんもカヤさんもVに利用されたが、三度の共同戦線によりやっとゆっくり休める。エトの最期も心なしか笑ってるように見える。各々がそれぞれの過去の因縁に決着を付ける。それは金木も同じ。全ての人間の喰種化を目論む旧多だが、本当の願いは愛するリゼと子を儲け家族をつくり長生きする、普通に生きることだった。でもそれは歪んだ形で成されようとしていた。リゼを竜にし傍に置き喰種の子を生み出した。それに全人類が喰種になればその世界では旧多も普通の存在になれる。でもこの世界をそんな間違った方向へは向かわせない。金木は叫ぶ。
金木は人間と喰種の狭間に生きる悲劇の物語の主人公で、その往きつく先が虚無だとしても、自問自答を繰り返し、取捨選択を行い、抗い続けた。そして、金木は今度こそ「みんな」を守った。その後……、人間と喰種は以前より理解し合う関係が築かれた。人工食物が造られたようだが、これも人間側が喰種のことを考えるようになったおかげ。シコラエの目の模様が「王」のように見えて、彼が新しい喰種の王のような存在に成り代わったのかな?まさかの篠原さんの復活にはビックリ!?子供のように泣く什造。よかったよかった。アヤト&ヒナミにニヤニヤ。
タケさんは好きなキャラの一人でして、葬儀屋かー、なんか納得です。四方さん(笑)一花ちゃん可愛いな。にしても「6年後のいまも、戦いは続いている。」とは言いつつ、説明文の中で「生涯」って言葉が使われてたり、どれも過去形で、あぁ~この物語はほんとに終わっちゃったんだなと寂しく感じる。でも未来あるエンドで良かった。遠い昔の竜戦で生まれたとされる種、喰種。今回の竜戦はその時とは違うものだろう。一人の本好きの青年が世界を変えた。おわり。あー終わっちゃったよー。アニメきかっけで読み始めた『東京喰種』面白かったです!!!
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無印1話の悲劇からは想像出来なかったハッピーエンド。
金木自身に幸せになって欲しいという思い、喰種もヒトも分かり合えるはずだと願った彼の物語の終焉に相応しい一冊。
スイ先生、おつかれさまでした。