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お二人の纏っている雰囲気がそのまま文章になったような本。
派手さは無いけどどことなく品のあるお人柄が滲み出ていて良かった。キュートでチャーミングな印象が更に増した。この仲の良さがずっと続いてほしい。
序盤に出てきた「鼻をヒクつかせたネズミのような顔」がツボに入ってしまって、もう今後チラとでもテレビで怪訝な顔をしているのを見かけたらこの言葉が頭に浮かんで笑ってしまうと思います。
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見た目そっくり、中身はバラバラ。
そのバランスがいいから、
2人で暮らせたのだと思う。
友達っていいな、と改めて感じる。
途中に入ってたエリコさんの小説が、
淡くて切ない。
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阿佐ヶ谷姉妹の大ファンという知人からの推薦図書。
サイン会にまで赴いて、著書にサインまでもらってくるくらいの熱の入れようで、面白いからと貸してくれた。
「これは、サインの入ってないほうです」
2冊買ってあるのかっ?! 熱の入れようが分かる。
姉妹交互のリレーエッセイ。
それぞれ個性はあるけど、どことなくトーンが似てて読みやすい。地元阿佐ヶ谷での普段の暮らしっぷりが、タイトルとおり「のほほん」と描かれている。
仕事上(漫才コンビ)の姉妹だが、日常でもまるで姉妹のようで、それでいて他人のようで。適度な距離感、思いやりが、阿佐ヶ谷という、ちょっと下町人情残る町を舞台に描かれる。不思議と、読み飛ばすことがハバカレルというか、二人の日常が気になって、ついつい丁寧に頁をくってしまう。ほのかに上品で、そこはかとなくペーソスで、誰を笑いものにするわけでもない、少し懐かしい笑い。日常的なおかしさが詰まった微笑ましい日々がいい。
それぞれの短編処女小説も悪くない。姉のほうが小説っぽいかな。さだまさし風味。
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阿佐ヶ谷姉妹が交互に綴るエッセイ集。最初は本当の姉妹だと思っていた私。姉妹でもない2人が六畳一間のアパートに一緒に住んでいる、という驚き!六畳間にコタツと布団を2組敷いて…という過酷なスペース争いが面白かった。お二人の一見何事もない日常から、穏やかで優しい人柄が伺えます。それぞれが書いた恋愛小説も良かったです。
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想像していた阿佐ヶ谷姉妹ぴったりでほのぼの楽しかったし、笑えるところもあり、とっても面白かった。
近所の人とのふれあいや、共同生活での姉妹のせめぎあい、お金や老化など、共感できて面白かった。
テレビでまた、阿佐ヶ谷姉妹を見たら、もっと好きになりそう。
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初めて阿佐ヶ谷姉妹さんをテレビで見たとき、本当の姉妹だと思った。しかもネタで安田祥子さん・由紀さおりさんという姉妹のモノマネをするんだからまたややこしい。お二人の周りにはのほほんとした雰囲気があってなんだかほっこりする。このエッセイものほほん、ほっこりでおもしろかった。身内じゃないのに身内のように気兼ねなく一緒に暮らせる相手がいるっていいなぁ。
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六畳一間の同居生活から引越しまで、二人の書き下ろし小説も盛り込んだエッセイ集。エッセイ読むのはつんのめって読まなくていいから負荷が少ない。いや小説は小説でよいのだけれど。
おすそ分けが大変羨ましい。
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のほほんとした文章が好きなので気にいるはずと思って読みました。
ほんとにのほほんとした文章で平和を感じました。
羨ましいような関係の友情?ですね。(ビジネスパートナーでもあるが)
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じつは阿佐ヶ谷姉妹が好き。勝手にいい人なんじゃないかと思ってる。
女芸人No.1決定戦で優勝して、ますます好きになった。
でも、エッセイは、二人の持ち味がもう少し出るといいと思う。
というかもっと出せると思う。ちょっとじれったい。
小説も、彼女たちが書いているからこそおもしろい。
うまいか下手かは置いといて。
心に残った部分は、エリコさんパートの最後の部分。
ミホさんが自分の分だけシチューをよそってきて食べ始めたのを見て
「わたしだったらもってくるけど」と思ってから、
その考え方が違ってるのかしら? と思いを馳せる場面。
自分がやっていることは、頼まれたわけでなく自分が好きでやっているのだから、それを勝手に相手に求めて勝手に腹を立てるのは変。
やってもらうのは「サービス」と思い至る。
ブックデザイン 石松あや(しまりすデザインセンター)
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阿佐ヶ谷姉妹、、、TVでチラリとお見受けしたことがありますが、
とてもよく似たお二人だったので、本当の姉妹だと思っていました。
さてさてこのお二人、なんと六畳一間に
二人で住んでいたそうな。
よく『女同士に真の友情は成立しない』などど
すっとこどっこいな発言を耳にしたりしますが、
そんな輩にこの本を黙って差し出したい。
相手に小さな不満を抱えたとしても、
二人の間で交わされるやり取りは
常に穏やかで且つ率直。
居心地と風通しが良さそうな二人のつながりに
気が付けば気持ちがふんわりと丸くなっているのでした。
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2020年3冊目。
細かすぎるで初めて見た時から阿佐ヶ谷姉妹好きに。同世代、おばさんの星。最高に面白かった!お肌の曲がり角ではなくおひざの曲がり角に爆笑&激しく同意。クスクス時には大笑いしながら読了。
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2人で面白おかしく暮らしていく様子が楽しい。
日常を丁寧に面白がる暮らし。
エッセイの文体そのままの書き下ろし小説もとても良かった。
IKEAの話がすき。
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阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし
著:阿佐ヶ谷姉妹
「人生中盤にさしかかる独身女性2人が、6畳1間のアパートで同居している」ということが、様々な形で不思議がられ、とうとうそれを書いてみませんかという声から本書は記された。
姉である渡辺恵理子氏と妹である木村美穂氏から形成される阿佐ヶ谷姉妹の二人のリレー形式のエッセイがまとめられたもの。
構成は以下の3章から成る。
①阿佐ヶ谷ふたり暮らし
②妙齢事情
③引っ越し騒動
妻から読んでみそ。と手渡された本書。久しぶりに行きの通勤電車が永遠に続けばよいのにと感じるほどの阿佐ヶ谷ワールドへどっぷりとはまってしまった。
特に二人が書き下ろした小説が、感じたことのない、心のどこかをさすってくれているような感覚を与えてくれ、ほっこりとさせてくれた。
彼女たちのネタはほとんどみたことはないものの、時折バラエティ番組で拝見するそのまんまが文章となり表現されている様は素直な人であることは良く分かった。
唯一無二のピンク姉妹の活躍にこれからも目が離せない。
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お二人のリレー形式エッセイ。
中華料理店の夫婦話はもらい泣き。
最後のドタバタ引越劇も面白かった。
これからも活躍してほしい。
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個々のタイプの違いはありつつも、似通ったところや共通点をすり合わせて、共生している2人でございます。
(P.25)