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京都の二見光宇馬さんのお話が印象に残りました。 P142
「人間はいつ死ぬかわからないので、死んだ後に身の回りの物がそのひとを語るようなところがあると思うんです。だから死ぬ準備というか、その瞬間を整える、きれいにすることがとても大事だと。命をいただいて、いろいろな経験をさせてもらっているので、その命への礼儀という気持ちで、なるべく手の届く限りきれいにしていたいと思うんです。」
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ううぅ〜〜ん。残念。特に文章の中で示唆する品のカラー写真がないのが致命的。
文章は、作者の中だけで帰結してるように感動が伝わらない。
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社会のなかではなく、心のなかだけに存在する、あなただけの「平安のサンクチュアリ(聖地)」を持つのです。
それはなんでもいい。音楽でも、誰かの言葉でも、一対のピアスでも。
ただ条件は、社会という規範で判断しない、されないものであるということ。
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大学生時代のに読んでいたnon-noに光野さんのエッセイがよく掲載されて、颯爽としたお洒落感性と優しさに溢れた文章が好きでした。
久々に再会した光野さんのエッセイは、優しい文体は変わらずも、より内省的になっていて、とても沁みました。
日々の出来事にふと立ち止まって、己の心情のドアを開ける姿がステキでした。
仏師の二見光宇馬さんのお掃除の話がとても興味深かったです。死ぬ準備のために掃除を。その有様が、死後の人間を語る..。
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もともと光野桃さんのお話好きです。
この本は、私自身が40代だからこそ沁みてくる話のような気がします。20代とかに読んでいたら、きっと遠く遠くの世界に感じたような。個人的にとてもベストなタイミングで出会えた感がします。