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著者の高瀬さんは、もともとテレビのコンテンツを作っていた人だったので、この本に書いてあるコンテンツは、映画とか記事とか番組とかそういうものをイメージしていたが、違った。
ここでいうコンテンツは、商品やサービス、新事業も含めて、「人の心をうごかすようなもの」。そのコンテンツに関して、作り方から広め方、
人間の生活を支えているテクノロジーとの絡め方、そしてコンテンツの終わらせ方までを書いていて、学びがいくつかあった。
1.コンテンツを作るためには、作る人の「想い」が何よりも重要。
想いはコンテンツの軸となって、ぶれることなく他の人からコンテンツを批判されてもコンテンツの軸となる。
2.コンテンツがコンテンツを生む
コンテンツが何もないところから生まれてくることはない。既存のコンテンツの要素を掛け合わせて新しいコンテンツが生まれる
3.「意味のない細部へのこだわり」と「意味のある細部へのこだわり」をわける
目的のない細部へのこだわりは意味のないこだわり。一方目的にそった細部へのこだわりは、意味のあるこだわり
4.ニッチを意識したコンテンツ作り
ニッチ(=具体的な誰か)を意識したコンテンツを作ると、
誰かの満足度が高くなる。
たぶん、スタートアップとかの場合最初は、ニッチから初めて、
マスに拡大していくのがよいパターン。
5.人に興味をもち、人の本能に従ったコンテンツを作る
サービスが相手にする人間に興味をもち、その人間がもつ欲望、「生理」、本能に注目したコンテンツを作る。そして、作り手の気持ちを載せること忘れず、サービスを提供する相手の気持ちも載せる。
6.コンテンツを世に出せたことを感謝
コンテンツを世に出すと、まわりから批判があったり、
誹謗中傷などがあったりする。しかし、コンテンツを自分のお金で作ってる人じゃない場合、それで文句をいうのは×。コンテンツを出せている状態に感謝し、コンテンツが受ける制約の中で精一杯のことをする。
など。今の自分の仕事ともリンクして、
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誰にでもではなく、誰かに刺さるコンテンツを。どうやってコンテンツを作るか、というよりも、コンテンツを作ろうとしたときに陥りがちな罠に対して警鐘をを鳴らしてくれる「コンテンツ」。
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著者の年代で売れるクリエイターの基礎的な考え方は共通しているよう。非常に読みやすく納得感がある展開。読み直したい本に久々に出会った。
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大事なのは「人の気持ち」。心がないもの、気持ちがないものは絶対に当たらない。あたりまえだけど、できてないこと。
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コンテンツ制作に興味を惹かれ、アマゾンレビューが高かったので図書館で借りたが、思っていた内容では無かったので読まずに返却
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『人がうごくコンテンツのつくり方』(著:髙瀬敦也)
付箋部分を抜粋します
・アイデアを思いつくのがスゴいのではありません。様々な障壁を突破していく実行力がスゴいのです(p37)
・コンテンツには「伝えたい」目的があります。「人に何かを伝える」という思考そのものがコンテンツ化と繋がります(p50)
・盛り上げたら後には引けません。伏線を回収するために頑張るしかないのです。「伏線」はコンテンツをつくる
エネルギーになります(p84)
・何かビジネスを立ち上げたり、仕掛けたりするときも同じかも知れません。新しいことは中々立ち上がらないものです。
そんなときは、始める前に伏線を張ってみてください。ほのめかしちゃってください。「伏線」があれば、立ち上げた後の
納得も得られますし、誰かが助けてくれるかもしれません。「伏線」は何か生み出すための「エネルギー」であり「種」なのです(p85)
・まず企画してもそれは誰かにプレゼンしなければならない。企画を人に話すのが恥ずかしいとか、馬鹿にされるのが怖いと
感じる人も多いでしょう。だから、心の中に「アイデアだけはある人」が多いのです(p90)
・野球ならば、打席に立つことが大事です。打席に立たないとピッチャーの投げる球がどれだけ速いのかも感じられません。
そして日頃の練習の成果を出して思いっきりバットを振るのです。そうじゃないと当たるものの当たりません。当たったとしても
ボテボテのピッチャーゴロかもしれません。でもそれでも良いのです。その結果が何よりも大切な財産となります(p91)
・たくさんの人に「広げる」ためには、まず「超コア」なターゲットを「熱狂」させて、そこから広げることが必要なのです(p97)
・同じマーケットで、かつターゲットを同じくするコンテンツ同士のコラボはメリットが少ないばかりかリスクさえあります(p143)
・当たるものの、続けなければ当たりません(p158)
・ガマがン必要なのは周囲からの意見だけではありません。予算、マンパワー、モチベーションなど、ガマンしなければ
いけないことはたくさんあります(p160)
・ビジネスシーンにおいて「トライしないことの逸失利益は無限大」と言われます。それと同様に「続けないことで生じる
逸失利益もとても大きい」のです(p168)
・視覚的というのは、派手にするとか目立たせるといことではなく、見せたいもの、見たがっているモノの情報量を増やし
それ以外の情報量を減らすということです(p181)
・「みんなが知っている」コンテンツを持っている方々は、とにかく長く現役のコンテンツとして大切にするべきです。
これからもっとその価値が上がりますから(p197)
・情報がいつでも入る時代だからこそ、「早すぎに注意しましょう」ということです。アンテナが鋭い人ほど注意が必要です(p209)
・精神論のようになってしまいますが、人が後悔す��のは「やらなかったこと」です。「やったこと」は後悔はしません。
「やったこと」にするのは「反省」です。ではなぜ「やらなかったこと」に後悔するのか。それは「やらなかったこと」の
可能性が無限大だからです(p227)
・アイデアがあったら、つくりましょう。具現化しましょう。その気になればいつでも誰でもできる時代です。
コンテンツは世に出すことに意味があるのです(p228)
・コンテンツについて考えるとき、最も大切にすべきことは、そこに人の気持ちがあるのかです。つくり手の気持ちも必要ですし
生活者の気持ちを汲み取ることも必要です。なぜなら、人を動かすのは気持ちだからです。気持ちがないと「伝わらない」からです(p2234)
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SNSで人々がそれぞれのコンテンツを発信できるようになった現在。
最近ではInstagramを見ていてもこの人は食べ物が好きだなとか洋服が好きだなとか基本的に好きなものを発信してますよね。
その人にどういう狙いがあるのかなとかたまに見ながら考えてます。
もちろん娯楽として発信してる人も多いと思いますがとにかく自由に発信できるようになりました。
自分の考え方として美容師なのでスタイルの写真とかたくさんアップするのも大切かと思うのですが、そういうものは溢れているしそれよりもどんなものを観たとか読んだとか興味あるとかを共有した方が、もしお店に来てもらった時に相手も話しやすいんじゃないかと思ってこういう内容になってるんだと思います。
最低でも1時間はお店に滞在するわけですので。
新規のお客さんとかも先にSNS見せてもらったら話しやすいこととかってこちら側もあると思います。難しいですが。
0から1のコンテンツは作れない。
今こういうレビュー的なものを書くこともこの本を読んでないと書けないわけです。
なのでこのレビューというコンテンツも0から1を作っているわけではありません。
ビジネスのアイデアを考えた時にそういうサービスってもうあるからやめとこうと自分もなってましたがそもそも0から1を作れないと考えておくとそこから少し工夫して作れることも多そうだなと思いました。
日常全てがコンテンツになりますね。
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『人がうごく コンテンツのつくり方』(高瀬敦也著/ クロスメディア・パブリッシング)vol.469
https://shirayu.com/blog/topstory/marketing/7288.html
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マーケティングにおいては
Webサイトのコンテンツは重要です。
しかし、何をコンテンツにして
発信していけばいのか、悩むところです。
本日ご紹介する本は、
コンテンツ化のための
ノウハウを紹介した1冊。
ポイントは
「誰からみるか」
コンテンツは「誰にでも」ではなく、
「誰か」に刺さるものを作ることが大切。
世の中の仕事の目的は、
想定した”その人”のため。
”その人”の役に立つことに絞って
内容を”狭める”とイメージが明確になります。
「ソニーと任天堂」
家庭用ゲーム機の2強といえば
ソニーと任天堂。
一概には言えませんが、
ソニーは技術を追い、
任天堂は遊びを追った感があります。
ここでも「誰からみるか」は重要です。
「人の気持ち」
BtoCに比べると、BtoBの商材では、
人の感情よりも効果や効率が大事です。
しかし、実際に商材を使うのは人。
”使う人の気持ちや、困りごとを理解する”
ということが、コンテンツ化には重要です。
「続ける」
コンテンツは作って終わりではありません。
「コンテンツを広げていく」ことが大切。
コンテンツを広げるために最も必要なことは「続ける」こと。
継続して、コンテンツをより価値の高いものに
成長させていくことが重要です。
コンテンツを作るうえでの視点や考え方と共に、
ビジネスの基礎も学べる1冊です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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コンテンツ化するときのポイントは「どこから見るか、誰からみるか」
事業がうまくいかないのは、アイデアがないからではない。実行してないだけ
人と話しをすることは、インプットとアウトプットの両方でメリットがある
足し算はムダや余分になる。極限までぜい肉をそぎ落とし、「引き算」を重ねてシャープにする
誰にでもではなく、「誰か」に刺さるものを作ることが大切
「細部」にはコンテンツの「本質」が集約される
世の中の流れは、「人の欲」と「テクノロジーの進歩」によって起きている
「みんなが知っている」ということの価値はどんどん上がっていく
コンテンツの最大の栄誉は「一般化されること」
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◆目次◆
序章 コンテンツとは何か
第1章 コンテンツをつくる
第2章 コンテンツを広げる
第3章 テクノロジーとコンテンツ
第4章 コンテンツの終わり
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20年間エンタメ・IT業界にいる、マーケター思考の私が読んでも、コンテンツとしてのあるべき姿の根本が書かれています。
一部、自分とは「方法論」「切り口」にギャップがあったのは事実ですが、
ピーターティールの「ゼロ・トゥ・ワン」にある「まずは小さい市場から確実に取りに行く」のと、アタマの中でシンクロがありました。
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アイデアはあるけど実行をしない人の割合が多いのは、自分も含めてその通りだなぁと。
そしてそこに大義があるか。
やっぱり作り手の気持ちがあるコンテンツでなければ、人に伝わらないし届かないし、人も動かない。
改めて心に留めておかないと。
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人がうごくコンテンツのつくり方は人がうごく気持ちのつくり方
とりあえず、デカくする、伏線を張る
たくさんの人に広げるためにはまず超コアなターゲットを熱狂させ、そこから広げることが重要
〇〇のやつ、と呼ばれるように
過去を掘り返し言語化、続くストーリーがあり、未来にとるべき戦略が見えてくる
広がる言葉は、当事者が使いやすい
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なんとなく手に取ってみて「逃走中」と「モノノ怪」のプロデューサーが同じことにびっくりして買った。
コンテンツづくりのいろはというよりアイデア出しのためのアイデア集みたいな感じ。読みやすいしなんか詰まった時にぱらぱら見返すと何かしらヒントになるものが見つかりそう。
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人が動くコンテンツ=人の気持が動くこと。感情を掴むものを作るということか。それわかってるよ、という既視感があるのは参考になることが抑えられている、という意味では良書なのかも。
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人が動くためのコンテンツをどのように作っていくか、そのためのTipsがまとまっている本。
著者がテレビ番組の企画を担当していたというのもあって、主に動画媒体の話が出てくる。
簡潔にまとまっており、分かりやすかった。
改変や変化があっても目的を見失わないこと、継続は力になること、そして想いはホンモノであるべきだということ。
このあたりが響いた。