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環境保護者の家庭で育つジョージが、お隣のアニーや父親の科学者エリックに出会ったことから、お話は始まる。生意気なコンピュータ、コスモスも登場する。我々が使うパソコンも、話はしないにしても大体が生意気だし、時々自我を主張するものであるが(使い方が悪いだけかな、笑)、コスモスは喋るのだからなおさら始末が悪い。そんなこんなで話は進むのだが、科学的な解説も挿入されていて、子供は楽しみながら内容も理解できるようになっている。
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スティーブン・ホーキングとその娘のルーシーによる合作。宇宙の構造や恒星・惑星・衛星などの神秘的な作りとその歴史を、物語を読みながら自然に学んでいける素敵な1冊です。ホーキングの著書は数多く有りますが、児童書は今回が初めて。わくわくする物語の展開、とても見やすい宇宙の図解、そして貴重な美しい写真が数多く挿入されている魅力的な宇宙への「入門書」です。続刊がとても待ち遠しいです♪
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ホーキングの書くものは、いくら簡単に書いたっていっても、門外漢にとってはやはり難しい。しかし、本書は違う。スパコンで行く宇宙旅行シミュレーションというお話は、ルーシーが書き、突如出てくるイラスト付きの解説はスティーブンが書いたのだろうと思われる。
決して子供だけに読ませておく手はない、大の大人が読んでも十分に面白い。
最新の高解像度の宇宙の写真もいい。
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子供の頃に、この本に出会って居たらなぁ・・・
とっても良質な児童文学です。
・・・とは言え、大人でも十分楽しめる内容。
本書を通し、科学を学ぶ楽しさを、皆で共有したいですね。
2008 4/22読了
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ホーキング博士が娘のルーシーさんと書いたというファンタジーです。物語としてもよくできたつくりで、見せ場やはらはらさせる場面もふんだんにあり、それだけでも楽しめます。
しかし、その至るところに天文学の知見が盛り込まれており、また挿入されているコラムも宇宙の最新のデータに彩られていて、久々に小学生のころに帰ったように読みふけってしまいました(2日で読み終えました)。
扱われるテーマは幅広く、8つの惑星と3つの準惑星の基礎的データから、古代地球の大気について、そしてブラックホール蒸発説の核心部まで、最新の天文・物理学に基づいて深く、しかし分かりやすくコンパクトにまとめられています。
何より、物語に登場する科学者たちの姿勢はなかなか心をうたれます。冒頭に登場する「科学者の誓い」は、実在する宣言なのかどうかは分かりませんが、感動しました。まだどうやら、先に読んだ「プリオン説」の後遺症が私の中に残っているようです。
この話、どうやら続編が出る予定なようなのですが、今から出版が楽しみです。ホーキング博士、がんばりますねえ。
(2008年4月 読了)
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2008.5月読了人を待つ間にふらっと寄った元住吉の本屋で購入。人間が今後生きる道として、宇宙の事を考える必要があると思う。物理科学、局面から地球の存在を伝えてくれる本。地球を守ることと、新たな一歩を踏み出す事。人類にとって大切な未来だと思う。
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小学校の時にこの本に出会っていたらもっと科学が好きになっていたかもしれません。宇宙の事について詳しく描かれており、しかも読み応えもある。児童文庫と侮れない内容です。2巻へ続くとのことでリーパー先生と事件の謎を早く明らかにして欲しい。
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小学校高学年〜中学生向けの本。ブラックホールや他の星雲などきれいな写真入りでわかりやすい解説があり、これを読めば物理好きに・・・?
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ホーキング博士父娘が、物語風に子供に分かりやすく書き、途中で図の入った詳しい説明を入れている、大人でも読みふけってしまいそうな本です。
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原題:Geoge's Secret Kye to the Universe〜環境保護運動家の一人息子ジョージはテレビもない生活をしていて,祖母に貰った豚を裏庭で飼っている。空き家になっている隣の庭に逃げた豚を追って,隣人に対面すると世界最高のパワーを持つコンピュータ・コスモスで宇宙誕生を見せられ,娘のアーニーには彗星行きをコスモスの力を借りて同道し,危険な目に遭う。学校でコスモスの事を思い出していると,グリーパー先生にみつかり,クラス全体が課題を課せられたが,グリーパー先生は,隣人エリックと仲違いをしてコスモスを別の目的で利用しようと見張っていた科学者だった。人類が住めそうな惑星の座標を受け取ったエリックは勇んで出掛けるが,そこはブラック・ホールに吸い込まれる場所であり,グリーパーはコスモスを奪った。コスモスを奪い返さないとエリックを救えないことを知った二人は,グリーパーが審査員を務める科学発表会の会場を抜け出し,コスモスの全能力を引き出して,爆発するブラック・ホールからエリックを構成する元素を拾い集めて,再構成を実行する〜最先端の科学者はアメリカに行く・・と考えていたので,依然としてイギリスにいることに,ちょっと驚いた。最後の最後で(第2巻へ続く)と書いてあったので,連作だと判明。父の知恵と名声で初めての児童書を売ろうとする気持ちが表れているのはやむを得ないか。コンピュータの力で宇宙旅行が出来たり,元素を選び出して物質を再構成したり・・・という所がファンタジーだな。物語にしないと読みにくいものね
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“─ブタがパッと消えちゃうなんて、ありえないよ。”
宇宙とかはムズかったけど、内容はそれなりにおもしろかった。
登場人物は、ジョージ[主人公]
フレディ[飼いブタ]
アニー[隣の家の少女]
エリック[博士、
コスモス[コンピュータ]
リーパー[先生なのに悪い人]
リンゴ[いじめっ子]
次でるのがなかなかだなぁ…。
“「どうして両方はできないんですか?」”
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子供向けに書かれた宇宙科学の本だが、大人でも十分興奮できると思う。
惑星等々の写真が豊富で良かった。
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話題になっていたので借りてみました。
小説と科学の本がちょうど良い感じにミックスされた感じで、科学は苦手という子でも読みやすいと思います。
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宇宙と聞くだけでワクワクする。
でも、難しい原理や説明は頭が受け付けない。
そんな私にこの本は優しく宇宙の仕組みを教えてくれた。
正直、解説部分は噛み砕いて説明してあっても頭が??となる時もあったけど、単純にストーリーがおもしろくてどんどん読むうちに終わりまでいってしまった。
しかも、話は途中。
早く続きが読みたいよ!!
この本をきっかけに宇宙や地球に興味を持つ子が増えてくれるといいな。
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子供から大人まで楽しめる宇宙入門小説ということで買ってみたのであるが、
何となく物足りない印象。
もう少し濃い内容を期待していた。
全体感、体系感がなく断片的な知識しか得られないことが
非常にもどかしい気持ちにさせる。
やはり、宇宙という壮大過ぎる対象を
子供向け小説の要素を交えながら描くことの難しさか。
他方、宇宙への興味を喚起させる事が目的であるならば
もっと挿絵や観測写真の充実が欲しい。
とは言え付録の写真の美しさと迫力は感動に足る。
ブラックホールについての話が耳に新しく興味深い。
ホールに吸い込まれたものは決して永遠の牢獄に囚われるわけでなく、
ホーキング放射をしながら蒸発するブラックホールから、
素粒子として放出され再構成される可能性があるという。
本編でも、ブラックホールに吸い込まれた宇宙飛行士が帰還します。