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「とせい」「任侠学園」「任侠病院」に続く、阿岐本組シリーズ第4弾。
今回は銭湯の経営再建のシノギの話。
道楽気分で請け負う阿岐本とため息をつく代貸・日村。
赤坂の檜湯を巡り、利権に絡む政治家やマル暴刑事、代々銭湯を営んできた家族の絆。
日本の心である公衆浴場という文化を通し、生活に余裕を持って生きてほしいという阿岐本の思いは実現するのか。
もう少し、奇抜なアイデアで、お~!となりたかったような。
でもこのシリーズ好きです。
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今回もほっこりと読了。任侠モノなのに形容がおかしいかもしれないけれど、ほっこりするから仕方ない。トントンと話が進みすぎるし、どこまで一民間人に肩入れするんだろう、と思うけれど、阿岐本さんだから仕方ない。日村さんもそろそろ諦めた方が良いと思う。序盤の「やりたくないなぁ、でもやるんだろうなぁ、どうにか流れないかなぁ」の心境が毎回過ぎて面白いです。その道の人なのに諦め悪い・・・(笑)
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日村たち自身の銭湯研修だけで半分以上かかってしまい、檜湯の改革がちょびっとしかなかったので物足りなかった。内容がとても良いので余計に消化不良に感じてしまった。
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今野作品らしく読みやすく、さらっと読める。
阿岐本のオヤジの優しいだけでは無く、格を感じられてやっぱりヤ○ザは怖い存在だなと思った。
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図書館で借りた本。
今回、甘糟さんがほとんど出てなくて、ちょっとガッカリ。でも阿岐本親分大活躍で、安心して読み進めることが出来た。
タイトル通り、今回は昔ながらの銭湯を立て直す。道後温泉も出てきて、懐かしかった。
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任侠シリーズ最新作。
今回はいわゆる昔ながらの銭湯の立て直し。
しかし今回は何となく胡散臭い。
現場を見てみようとすると所轄のマル暴刑事が嫌がらせをしてくるし、肝心の経営者に立て直しの本気度が感じられない。
なんだか裏がありそうで、阿岐本組、ハメられてしまったか…と心配していたが、親分の方が一枚も二枚も上であった。ホンワカしているようでやっぱりそこは任侠の世界を渡ってきた男、でもドスを効かせるわけでも暴力に訴えるでもなく、あくまでも落ち着いて話をするところが親分らしいところ。
肝心の立て直しは終盤にちょこっとあるだけでスイスイと進む。結局は組織の団結、みんなの気持ちが一つになって立て直そうという同じ方向に向くことという、実にシンプルな結論だが、そこが一番難しいところかも知れない。
もちろんこの小説のように、気持ちだけで立て直せるほど経営は簡単なものではないだろうが、今野作品だからこれで良し。
中間管理職の悲哀を感じさせる日村も久しぶりにのんびり出来たようで良かった。
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任侠シリーズ。
第四弾みたいだけど、シリーズ初読。
ヤクザが銭湯を立て直すって内容だけど、軽すぎる。
あっさり解決しすぎだし、都合良すぎていまいち。
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人情味あふれるヤクザの親分が、つぶれかけた銭湯を立て直すために一肌脱ぎます。
古き良き時代?の銭湯と、日本人の心のゆとりとか、なかなか味わい深いお話でした。
親分さんのドンとした考え方はカッコイイし、配下の人たちも任侠とは思えないほのぼのさ。
前に立て直した件があるようだったので、シリーズなら他も読んでみようかと思います。
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「会社」「学校」「病院」ときてのヤクザによる経営立て直しシリーズ第三作。
つまらないわけじゃなかったんですが、これまでのものに比べるとちょっとあっさりしすぎてる感じが。なんか銭湯経営の裏話みたいなものが妙に多かったりした印象。あと前作くらいから「今の日本の社会はこういうのを軽視しがちなんじゃないか」みたいな話も増えてきたような。
あと、暴力団への法制が進む昨今、以前に比べると経営にタッチするってのが間接的にせよ難しくなってるわけだから、こういうお話も結構考えづらかったりするんでしょうかね?と余計なことを思ったり。
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道後温泉のクダリ全部好き!!
日村さんが旅行に行った思い出ないって気づいてからも…その後の健一さんの発言も総じて好き。
このシリーズで一番好きかも。
日村さんが朝食食べたあとポツンと放り出された後お布団入って寝ちゃうのも街ブラしてみかんジュースのむのもなんか良い!!
毎度おなじみ実は相手の親分さんと盃交わしてて…
それをやっぱり知らずに緊張感バリバリの日村さんがホッとするところも
阿岐本さんが銭湯再建に取り掛かるところも相変わらずサクッと引くところも
このパターンが好き!!
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任侠シリーズ第四弾、銭湯の経営を立て直すまでの物語だが、プロセスもエピソードも読後感も良かったし、面白かったです。相変わらず、組長の阿岐本氏の奥の深さに感動です。
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今度の舞台は銭湯だ! あの任侠シリーズが帰ってきました。不器用な奴らの痛快世直しストーリー第4弾、堂々刊行!
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3月-10。3.5点。
任侠シリーズ。今回は赤坂の銭湯。
赤坂のマル暴刑事が、なぜか銭湯に絡みつく。
今回も再建できるか。
今までとちょっと違ったテイスト。
派手さはないが、さすがに上手くまとめた感じ。
楽しみなシリーズ。
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任侠シリーズとして初めて読んだ本。
ヤクザは、常識では悪の根源として社会から疎まれる存在であるが、ここでは彼らが悪を暴き、社会を助けるために貢献する物語。
日本での学生の頃に友達と毎月行ってたお風呂屋さんを思い出した。
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楽しく読めて、読書を飽きさせない、さすが実力のある作家と感じましたが、過去にこのシリーズを3冊読んでいるので、先が予想できてしまい、楽しかったのですが、裏切りや驚きも欲しかったです。