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何だか随分と久方ぶりに宇宙の本を読んだ感覚。
内容的には正直入門書なので、一応当方が知っていることとある程度は被っていて目新しいことは左程無かったかと。
でも、こういう仕事とか日常生活とは完全に関係のない、素人には空想の世界と同義の空間に少しでも身を浸すことは重要だな、と改めて認識。
乱読とは言いながらも、ジャンルのセレクトにはセンスが必要ですな、はい。
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宇宙に想いを馳せる、心が解放されるような至福のひととき。それに加えて「読書への情熱」も奮い立たせる素晴らしい1冊。著者だけでなく、わかりやすい日本語に仕上げてくれた監修の渡部潤一先生、訳者の田沢恭子さんにも大感謝、今年の私的ベストに入りそう!
分厚い本を読む時間はないが、それでも宇宙のことを知りたい。そんなすべての人へ
という序文で始まる本著は、ビッグバンからダークエネルギーまでをこれ以上ないほどわかりやすく、魅力的な文章で解説してくれます。まさひ心解き放つ読書体験です。
なぜ読むか?」の答え、ここにあり!
さらに、天体物理学者、プラネタリウム館長、人気宇宙テレビ番組ホスト、1200万超のフォロワーを持つツイッター上の人気者でもある著者は数限りなく、
なぜ「宇宙か?」
と問われ続けてきたことでしょう。それについての返答である本書の最終章「宇宙的視野を持つことについて」が、本当に素晴らしい!
人間のエゴにつける薬としての「宇宙スケール思考」についての拡張高く、情熱あふれる文章は、全ての本を愛する人にぜひ読んで欲しい名文です!
詳しくはブログへー!
https://hana-87.jp/2018/10/25/644-astrophysicsforhurry/
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現代天文学の集約的内容。いろんなところで知識を得ていればそれほど新鮮味はない。そういう意味では確かに忙しい人向け。
この本で伝えたいことは最終章の宇宙的視野を持つということ。これには全く同意である。カールセーガンの意思をタイソン氏が引き継いでいることを嬉しく思う。
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宇宙論の紹介が簡潔にまとまっていて、それにもかかわらず十分楽しめる内容になっている。
大半は知っている内容だったが、地球に1日あたり何百トンの隕石が降り注いでいるという話は驚いた。
最後の宇宙的視野を持つことの勧めはまさにその通りと感じた。宇宙について考えることで、雑事から解放されて頭のリフレッシュが出来る。
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科学にうとい僕には本書の専門用語は難しすぎた…
読むのに時間はかかりましたが、未知のものに触れる楽しみを感じました!
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天文学に分光学や電波学の関わり、天体物理学に発展した過程が興味深い。
雷でガンマ線フラッシュが発生していることを初めて知った。
「最も壮大な物語」「ダークエネルギー」「周期表の宇宙」「球形であること」「見えない光」の章が印象深い。
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こういうタイトルですが、きちんと読むとブルーバックス界隈と同じくらいのボリュームはあると思いましたw