紙の本
キャラクター小説なんだから
2023/04/12 12:42
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
心臓移植がどうとか、さらっと話に入れないでほしい。
そんな簡単なものじゃないでしょ。
ちゃんとリサーチして書いてるのかな?
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キャラクター小説を読みたいなら、ラノベか(新)本格ミステリを読めって言ってたのは誰だったっけ。
角川キャラクター小説大賞をとった著者ときいて納得のキャラクター小説。内容は本格ミステリじゃなくてラノベだし、登場人物は全員甘すぎるし浅い。
でもどのキャラ(登場人物じゃなくてキャラだ。キャラ)も二十代なんだよなー。だったら仕方ないかーとも思う。でも26歳が彼氏いないくらいで泣くなよ。若いんだから!
犬好きにおすすめします。
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フレンチやワインの知識が満載で、料理が美味しそうな日常系のミステリ。登場人物も全員魅力的。謎解きはライトだけど、その分ドラマに深みがあって、主人公の最後の選択に涙した。続編希望。
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固定のメニューのない、客ごとにシェフ伊勢がオーダーを組みその人に合わせたコースを作るビストロ三軒亭。
役者の夢に行き詰った神坂隆一は姉京子に紹介されたこの店でギャルソンとして働く事になる。
一見ただ美味しい料理を食べに来ているだけに見える客達にもそれぞれに秘密や悩みがあり、隆一は彼女達のトラブルを解決するべく店のスタッフ達と奔走する。
料理の描写は美味しそう。でも本当にそれだけ。
やけに説明的で不自然なセリフや行動は多いし、各章ごとのトラブルと出される料理に関連性がなく、その為にいくら料理を美味しそうに描写されても全く調和していない。
そのトラブルも基本個人の気持ちの問題ばかりで謎という程でもないし、ちょっと追いかけて対話しただけでスルスル解決。
そもそもいくら小さいと言ってもカウンター席に複数のテーブル席テラス席があって客ごとに料理を変えている店なのにシェフがたった一人きりで、逆にギャルソンが常時三人なんてスタッフの構成としておかし過ぎる。
あとドッグカフェでもないのにペットを突然連れ込み可にする辺り、好き嫌い以前に衛生面の問題や動物アレルギーのある客の事は一切考えていないのが丸わかりで、料理人としてどうなのかと思ってしまった。
大層なタイトルをつけてグルメミステリーだというなら、もっとリアリティのある設定にして欲しいし、料理ががっつり謎に絡んでいて欲しい。
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美味しくて優しい謎解き物語! 舞台がビストロということで、料理はとっても美味しそう!
謎多きイケメンシェフの過去にあんなことがあったなんて……泣けました!
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料理は美味しそう。謎もあったかい結末。
私もフレンチが大好きですが、一緒に食べている人といろんな話をしながらゆっくり味わって食べたいので、放っておいてほしいタイプ。たまにワインを注ぎに来てくれたらよいので、このギャルソンのシステムには抵抗が…。そこが共感できないので残念。
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フルネームで予約して初めて行った店で、「○○様ですね」と姓名の名のほうで呼ばれたら、引く。テーブルを担当してくれるギャルソンがこれまた下の名前を名乗ったら、引く。そのギャルソンがエチケットの意味を知らなかったら、引く。職業や荷物の中身を詮索されても、引く。
とにかく冒頭からドン引きしそうなことだらけで、どないやねんこれと思いました。ペット同伴OKのフレンチに魅力は感じないし、こんなお店がほんとにあっても行きたいとは思えないけれど、そのわりに最後まで結構楽しく読めたことは否定しません。軽いから、ドン引きも尾を引かない。
救いになる良い暗示ならかかりたい。思い込みって、大事。
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客の好みに合わせて料理を作ってくれる。ギャルソンとの会話から、シェフがそれに合わせて料理を作ってくれる。値段もリーズナブルで、ギャルソンはイケメンぞろいという夢のようなビストロが舞台。さすがに、その日のオーダーに応じてってのは無理があるなぁと思う。でも料理の描写は美味しそう。ギャルソンたちが、それぞれ個性的で会話が面白い。
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三軒茶屋にある小さなビストロには、お決まりのメニューが存在しない。好みや希望をギャルソンに伝えると、名探偵ポアロ好きの若きオーナーシェフ・伊勢が、その人だけのコースを作ってくれるオーダーメイドのレストランだ。個性豊かな先輩ギャルソンたちに気後れしつつも、初めて接客した元舞台役者の隆一。だが担当した女性客は、謎を秘めた奇妙な人物であった…。美味しい料理と謎に満ちた、癒やしのグルメミステリー。
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個性派のギャルソンを指名できたり、決まったメニューがなく客に合わせたコースを作るシェフがいる三茶のビストロ。イケメンイラストの表紙にしがちな内容なのに、よくしなかった!客の不審な行動を解き明かす謎解きもあるけど、やっぱり美味しそうな料理の描写が読んでいて楽しい。
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役者を目指している主人公は、姉に紹介されて
小さなビストロでギャルソンをする事に。
個性豊かすぎる先輩たちに囲まれて
自分の夢に進んでみたり。
先輩たちの過去がちらほら出てきたりで
誰もかれも、挫折してみたり、夢をあきらめてみたり。
の前に、お客様の謎をといてみたり。
犬、先輩後輩、3人の魔女、再びな別の犬。
少しずつ見えてくる、料理人の過去が
最後にはきっちりと。
演じる事が出来るのは、主人公だけ、という
過酷な最後の答え、でした。
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ただ美味しいだけではなく、ちょっと切ないお話でしたね。
動物たちも最終的に幸せそうでよかった。
できればエルちゃんは伊勢さんと住んで欲しいけどね。
続編もゆるりと読みたいと思います。
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メニューがオーダーメイドのビストロを舞台にした日常の謎のお話
料理は本格派でサービスは規格外だというビストロ
個性の強いギャルソンを指名してテーブル専属にできるらしい
食べたいものの要望や食材を注文すると、それに即した料理を出してくれる
描かれているエピソードは主に4つ
1.アントルコート
大きなケーキの箱を持ち込んだ女性客の不審な行動の理由とは?
2.ダンドォーマロン
バッグの取り違え騒動の裏で起こっていたこととは?
3.ラクレット
ラクレットの試食会に訪れた大食い魔女の隠し事とは?
4.キッシュ・ロレーヌ
シェフの伊勢がキッシュを作らない理由とは?
シェフ1人、ギャルソン3人、ソムリエ謙オールマイティプレイヤーのオーナー1人というのはバランス悪くない?
料理がオーダーメイドなので、スーシェフレベルじゃなくてもサポートする人が必要な気がするんだけど?
その辺をオールマイティに仕事ができる室田さんがサポートしてるってことなのかな?
まぁ、所詮はフィクションとわかりつつ野暮なツッコミ
フィクションついでに、人物の設定が実にファンタジー
陽介みたいに陽気な接客する人はいるだろうけど、正輝みたいに客の脈を測る接客はありえなくない?(笑)
執事喫茶とか、そっち系のお店なら可能性はあるかもね
良くも悪くもキャラクター小説という理解でいいのではなかろうか
ビストロを舞台にした日常の謎といえば、近藤史恵さんの「ビストロ・パ・マルシリーズ」の方が先かな
あっちの方は謎に複数の要素が絡んでこないのでストーリー構成がシンプル
ビストロ三軒亭の方はサブキャラのバックグラウンドにもいくつかの要素を盛り込んでいるので、推理が若干難しい
探偵役は基本的にはポワロ好きなシェフの伊勢だけど、周囲の人間もそれなりの推理力を披露する
ミステリでは、探偵の推理は当たっているから探偵なのだ問題があるけど、若干の都合の良さが見られるものの、許容範囲かな
特にマドカ捜索のところとか
食べ物系の小説ではよくあるけど、実際にこんなお店があったら行ってみたい感が半端ない
食べたい料理の雰囲気や食材をオーダーすれば、それに即したコースを出してくれるって、何その素敵なシステムは
伊勢さんの言葉にはすごい重みがあるけど、実際にそんなお店をやっていくとしたらかなり大変だと思う
「自分が出したい料理じゃなくて、相手が食べたい料理を出す。そんな店にしたかったんだ」というコンセプトは素晴らしいと思う
ただ、その決意をするまでの過程がね……
高級食材も室田さんの実家の方のレストランから融通してもらえるのでリーズナブルに提供できるとか
食材の切れ端でも、テリーヌとかパテとかに使えるので、そんなに余ったりはしないのでは?と思うものの、どの規模のレストランかによるのかね
あと、心に残ったセリフとしては
「選ばれなかったんじゃなくて、キミがそ��を選ばなかったのかもしれない。自分が意識していない、心の奥深くで。本当は、選ばれてしまうのが怖かったから。それをやり遂げる自信がなかったから」
かな
知らずしらずのうちに、自分で拒否しているということもままあるわけで、この言葉が慰めや励ましの言葉になる人もいると思う
その反面、本人は一生懸命やってるのに選ばれない人にとってはさらに追い詰める言葉にもなってしまうので、使い所に注意だけどね
あと、最後のところで一世一代の嘘についてはちょっと異論があるかな
世の中には優しい嘘というものもあるけど、ちゃんと知らせるべきものもあるわけで
どっちが適切かを隆一が判断するのはどうかと思う
せめて室田さんに相談するくらいはした方がいいんじゃないかと
自分自信が優しい嘘でも嘘はつきたくない性格なのでそう思うのかも
でも、結局それって自分で責任を持ちたくない言い訳でもあるので、どういった行動が正しいかは誰にも判断できないんだよなぁ
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役者を目指して大学を中退し、未だに芽が出ない隆一。姉に連れられたオーダーメイドレストラン「ビストロ・三軒亭」で、ひょんな事からギャルソンのバイトをする事になり…
個性豊かな先輩ギャルソンと、シェフ。来るお客さんの謎も持ち込まれながら、隆一も徐々に役者とは何かを自問自答しているうちに、道が開けた様でホッとしました。
スッキリできる謎ばかりではなかったけど、読了感は悪くなかったです。次巻も楽しみです。
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三軒茶屋にある、料理はお任せ、ギャルソンは専属なビストロ、三軒亭。
姉に紹介されて役者を目指しながらも、ギャルソンとして働き始めた隆一。
個性的な従業員とお客様たちに揉まれて、隆一は自分を見つめ直していく。
なんだか、最近こんなお話多いなと思いつつ、常連になる気満々に。
ホストのようなギャルソンはともかく、ポアロ好きな伊勢シェフの作る、エスカルゴ、チョコレート、クリスマスプディング、七面鳥の栗詰め!どんなご褒美なんだ!
隆一の初めてのお客様、雅の行動の謎
姉と友人のクリスマス
試食をお願いした大食い女子たち
シェフ志摩さんの秘密
けっこう暗い話ばっかりなんだけど、三軒亭で美味しく飲んで食べると、前向きな気持ちに。
あー、お腹が空いたー。