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3年前に本作の映画の虜になり、YouTubeで再び観たがまたもや気になり、小説版を買ってみた。
映画では省略されている、宮沢賢治の一節の抜粋や、真白と真白のマネージャーの経緯が描かれていた。
頭の中で映画を再生しながら読んでも相違がほとんどないような内容だった。
各章が10ページほどで区切られており、ストーリーを都度整理して読むことができた。
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全体的に「静」なんだけど、ところどころ「動」がどかんとくる。劇的な出来事が起こるわけではないが、感情がグッと揺さぶられる感じ。
そして絶妙なシュール加減が癖になる。結婚式のアルバイトはとっても魅力的でそそられるよね。
この作品に出てくる登場人物たちはすごく強くて逞しいと思った。主人公はこのあとどんな人生を歩んでいくのかな。勝手に想像してわくわくしてしまった。
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嘘の親戚を呼んで結婚式を挙げる。他人の結婚式で嘘の家族を演じる。二人でウェディングドレスを着て嘘の結婚式を行う。数え切れない嘘の中で指の隙間から零れるように本音が呟かれて素顔が見える時が有る。現実は無数の本当でないことでできているのに七海は余りに無防備だ。だからこそ真白は一緒に死にたがったのだろうけれど。生きることは淋しい。優しい嘘を信じていないと狂ってしまいそうだ。
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映画のおすすめを貰って原作を読もうと思い、図書館にて借りた。
自分的に読みやすかった。最後は悲しくもかんじたったが七海の成長がみれたところはハッピーエンドともとれるかなと思った。
映画もぜひ観てみたい。