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評価は5.
内容(BOOKデーターベース)
高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。防火設備を過信するあまり対応が遅れ、タワーのあちこちで炎が噴出。嵐のような火が群衆を混乱に陥れた。未曾有の大火災に飛びこんだ銀座第一消防署の消防士・神谷夏美は最上階に取り残された人々を救えるのか?究極のパニック小説、待望の文庫化!
社長の我が儘から起こる悲劇!腸が煮えくりかえったが意外とあっさりと成敗されちゃって。
しかし、何の罪も無い一般人や職務を全うする消防士、救助のためのパイロットなどが殉職しちゃう場面は心が痛んだ。
誰も社長に正しいことが言えないような会社今でも沢山あるんだろうなぁ~。
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高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。防火設備を過信するあまり対応が遅れ、タワーのあちこちで炎が噴出、嵐のような火が群衆を混乱に陥れた。未曾有の大火災に飛び込んだ銀座第一消防署の消防士・神谷夏美は最上階に取り残された人々を救えるのか?
(裏表紙のあらすじより)
このあらすじとタイトル、そしてカバー絵を見れば、往年のハリウッド大作映画にインスパイアされたものとわかると思います(エピグラフにも、映画冒頭のエピグラフが引用されてます)。
70年代アメリカ・サンフランシスコから現代の日本・銀座へと舞台を移し、サンフランシスコ消防署チーフのマイケル・オハラハンから銀座第一消防署の消防副士長である神谷夏美へと主人公は変わって、手に汗握り、身体に力が入り、息を呑みつつのめり込める、エンタメ作品になりました。
実際、平日にもかかわらず、会社の昼休みに読み始め、仕事中も時折続きが気になりつつ、帰りの電車ではのめり込みすぎて一駅乗り越し、家に帰って夕飯を食べてすぐ続きを読み耽って、日が変わった頃に読み終えました。
消防士といえば、個人的には日明恩さんの「Fire's out」シリーズも大好きなんですけど、その主人公である大山雄大と、本作の神谷夏美がどこかで共演してくれへんかなぁと、かなわぬ妄想が浮かんだりもしたのでした。
ただ、考えてみたら、本家の映画版も二つのスタジオの異なる企画が、共同製作という形でくっついたんですよね!?
それを考えたら、決して妄想ではないかも(笑)
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まさに一気読み!!
パニックもの、エンタメとしてはかなり上位かと。
設定が上手くいきすぎてる、との声もチラホラあるけれど、造作物ですもの。
むしろこれくらいの方が楽しめます!
続編もあるとの事で今から読むのを楽しみにしています。
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読み始めたらやめられない!
まさにその通りで、ほぼ1日で読みきりました。
ハラハラドキドキ手がびちょ濡れで、本がふにゃふにゃになりました。
読むと言うより観てると言った感じに近かったです。
たまにはこういう作品もいいのかな?
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文庫化された時に「買わなきゃ」と思ったのに、うっかり読み逃していて、ふらっと入った本屋で平置きされてて慌てて購入。
タイトルと表紙で高いビルで火事が起きることは読む前から分かっているのに、気持ちをどんどん持っていかれる。
刻一刻と変わっていく状況に気持ちを煽られる。
沢山の登場人物が居て、その人達の生活があって、同じ火事の現場に居ても全然違う受け止め方が描かれていて面白いからこそ、『登場人物一覧』が欲しかったなぁ。
後日談を読みたいと思うのは蛇足なのかな?
でも、その後を知りたい人達が沢山居る。
支配人の真壁さんとか。
残念だったのは主人公に感情移入出来なかったこと。
人柄というかバックボーンがいまいち見えなくて…。
続編への布石なのかも。
帯は、無かった。
絶対あったはず。
見たかったなぁ。
解説は、あまり目新しい内容ではなく普通。
あとがきはちょっと笑えて、おまけみたいで嬉しかった。
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やっと読了。
500超ページはやっぱ時間かかります
ですが、それ以上に満足感も
超高速ビルでの火災のお話
序盤はちょっと展開遅いかなと感じましたが
徐々に引き込まれ、その先その先が気になり
読みました
消防シリーズはすでに第二弾が出ていて
第三弾が2020年とか?
いずれの作品もチェックしたいです
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高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。防火設備を過信するあまり対応が遅れ、タワーのあちこちで炎が噴出。嵐のような火が群衆を混乱に陥れた。未曾有の大火災に飛びこんだ銀座第一消防署の消防士・神谷夏美は最上階に取り残された人々を救えるのか?究極のパニック小説、待望の文庫化!
もうこれは「タワーリング・インフェルノ」そのものですね。映画の原作小説(確か二種類)のどちらに近いのだろう。
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夜中に読んだので私にはやはりちょっと怖かったのと、その説明いるかなーって感じのとこがチラホラあった。
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説明
内容(「BOOK」データベースより)
高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。防火設備を過信するあまり対応が遅れ、タワーのあちこちで炎が噴出。嵐のような火が群衆を混乱に陥れた。未曾有の大火災に飛びこんだ銀座第一消防署の消防士・神谷夏美は最上階に取り残された人々を救えるのか?究極のパニック小説、待望の文庫化!
消防士の本は初めて読んだかも...思っていた以上に面白かったてす。
読んでいると情景が浮かんできて 映像化すると面白そうだなぁと思いながら読み進めていました。
後書きに1974年の映画『タワーリング・インフェルノ』にインスパイアされて執筆と書かれてあり この映画を観てみたくなりました。
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高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。防火設備を過信するあまり対応が遅れ、タワーのあちこちで炎が噴出。嵐のような火が群衆を混乱に陥れた。未曾有の大火災に飛びこんだ銀座第一消防署の消防士・神谷夏美は最上階に取り残された人々を救えるのか?
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超高層ビルがオープン日に火災に見舞われる。原因はワンマン社長が利益優先した施工にある。短い章立てで、関わることになる人達の事が描かれていく。タワーリングインフェルノという映画にインスパイアされての執筆とあったが、ガッカリさせない。特に後半は、先が気になりかなりなページ数なのにも関わらず一気読み。読み切るととても面白かった。ハラハラドキドキしながら読める小説で、災害モノの映画を観ているようで面白かった鎮火には伏線が張り巡らされていて面白かった。
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五十嵐貴久版タワーリングインフェルノ!
エンターテイメント作品として、とても面白かった!
雰囲気としてはタワーリングインフェルノ+ポセイドンアドベンチャー+バックドラフトといった感じ(笑)
それだけで、おおよそ想像つくと思います(笑)
ストーリとしては、
銀座にオープンした高さ450Mの超高層タワー。数万人が集まったオープン初日で漏電火災発生。
火災など起きるはずがないと過信するタワーの社長。
対応が遅れることで、被害は拡大。
それに対応する銀座第一消防署の消防士たち。
消防士たちは消火できるのか?
タワーに残された人々を救うことができるのか?
極限状態の中、様々な人間模様、ヒューマンドラマが涙を誘います。
鉄板のパニックエンターテイメント小説!
なんといっても、タワー社長のくずっぷりが目に留まります。過信とエゴの塊!
当然、どうなるのかって想像はつきます。(笑)
そして、消防士たちの熱い思い!
読んでて熱くなります。手に汗握ります
タワーに残された人たちの人間ドラマ。
もっと掘り下げてほしいところもありますが、涙します。
そして、最後どうなる?
っといった展開!
もう、後半はあっという間です。
また、伏線が面白い
恐竜展
ビキニ女性の水槽ダンス
そして、なぜか、プールに塩酸納品?
これらの伏線がどう回収されるかは本書をご覧ください。
ということで、とても楽しめました!
おすすめ
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高層ビルの火災の物語です。
避難をしている人たちが持つそれぞれの事情が描かれていて、面白かったです。
個人的には五十嵐先生の『リカ』シリーズのような作品が好きなので星3つにしました。
フィクションであっても、ノンフィクションのような物語でした。
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パニック小説といったものを
全然読んだことない私でもすごく楽しめた。
色々な事情を持った色々な人間が出てくるのがいい。
身勝手な人間がいるのはもちろん
夏美の怖いって気持ちもリアルだなと思った。
最後はとてもかっこよかった。
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とても面白かった。
続きが気になって、ページを捲る手が止まらない。
ラストが気になって、ページを捲る手が加速する。
かの名作映画をモチーフにした、と著者も述べていますが、映画ではクライマックスだった場面があっさりと却下され、『じゃ、どーすんの?』と思わせる。と同時に、『つーことは何かあるんだな』と期待させる。『きっと、何かが…ある。』と……。
それはどこだ?どこが伏線なんだ?
推理と予想と期待の入り雑じったままクライマックスを迎える。
ハイ、止まりません。
伏線の張り方と回収は『お見事』と思う。
オススメです。今年度『茶柱賞』候補。