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誰かが仕組んだ時代の仕掛け(IT社会など)に何の疑問もなく取り込まれていくということは、自分の言葉を失い洗脳されてしまうことに似ている、と常々考えたりします。
今回のドミニクさんの本は今までのシンプル主義よりさらに考察を深めて、そんな世界を危惧したものに感じます。
同感、と言いながら読みました。きっとこういったことを頭では皆わかっているんじゃないかな。人間性を取り戻すための『実践』が大事なのですよね、きっと。
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まさに今の時代においての内容だと思ったところ、2018年11月に第1刷発行とのこと。なるほど、と納得。アインシュタインの言葉で締めくくられているのが心に残った。「人生にはふたつの道しかない。ひとつは奇跡などまったく存在しないかのように生きること。もうひとつは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。」
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この本を一言で説明するのならば、まさに“レトロへの回帰“のすすめ。毎日幸せに暮らすのではなく、ご褒美的な楽しみや待つことの愉快さを学ぶことが大切だと感じた。雨の日があるから晴れの日のありがたさを知るのと一緒。物事は全て表裏一体。(もちろん雨そのものを楽しむことも素敵だけれど*)
【読書メモ】
○1日にたった一回だけの「小さな習慣」をつくる
習慣はそれがたとえどんなに小さいものでも私たちの力になる。
⇨例:1日に本を1ページ読む、腹筋1回だけなど
その日のうちに使った金額をメモすると浪費予防(アメリカスタンフォード大行動科学者B.J.フォッグ氏)
○「自分でできることは自分でする」
常に忙しそうな人の大半は死ぬほど退屈している
⇨退屈から逃れるシンプルな方法は「自分でできることは自分でする」こと
○散歩は誰にでもできる、全くお金のかからないレトロな楽しみ。
○選択肢が多いほど不安も多くなる
⇨例:お人形遊びが大好きだった子が、周りの大人たちからのたくさんの人形のプレゼントが理由でぱったり辞めたわけ。「あんなにたくさんのお人形とは遊べないわ」
○これだけで幸せと感じることのできる物との出合い
大切なのは浪費させようとする社会にノーということ
○自分自身を受け入れ人真似を拒否。これこそが「ヴィンテージ」年季の入った態度。
○今求められているのは成功の証による「もの」ではなく「経験」の蓄積
○英語でプレーンと読む楽しみ方
⇨ヒュッゲ的な考え。思いっきりくつろいで、パジャマのまま気ままに映画鑑賞、のように社会的に自分を高めようという堅苦しい物ではなく自分をあえて「下げる」楽しみ方
○本はこれからも私たちの砦
電子書籍と紙の本では脳の刺激される部位が異なる。二つのグループに同じ小説を読ませると、電子グループは75%が難解に感じ、書籍グループはわずか10%。つまり私たちの認識能力はデジタルでは落
ちてしまう。
【心に残った言葉たち】
○人生にはふたつの道しかない。
ひとつは奇跡などまったく存在しないかのように生きること。
もうひとつは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。
ーーアルベルト・アインシュタイン(ドイツ生まれのアメリカの理論物理学者)
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ミニマルに、シンプルに、今ある物に感謝すること。未来や目標など、いつも「次のこと」にばっかり目がいってしまっている自分にとって、改めて現在地点に立ち止まって現状に感謝しよう、という気づきをくれる本。
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心の隅に疑問葛藤いろんな感情があるんですよね
でもその答え見つからない見つけられないから
もがいて過ごすことも多々あるんですよね
そんな人生赤ちゃんな私でも
思い考えることは沢山ありますよね
よねばっかりですね
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6年ぶりぐらいにローホーさんの本を読みました。大変よかったです。
初期の本はストイックで完璧主義的なところもありましたが、この本ではタイトル通り、足るを知ることがより強調されていました。
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古き良き物や考えの話しが書かれていた。
手放す事がまだ出来ていない私にとって、まだ読むには時期尚早のように感じて半分くらい読んで諦めた。
京都清水焼の宝瓶(ほうひん)のことを知れたのは良かった。
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今私が気になっているテーマである「アナログ回帰」の大切さについて触れている著書。
掃除をする、朝時間割を作る、自然の中に身を置くことの大事さを改めて感じることになった。
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自己肯定感の低さに悩んでいたとき
他人と自分の成功を比較し過ぎて 自分の無能さに落ち込んでいたので
この本のタイトルにどうしようもなく惹かれた。
自分で選んだもの以外も欲しくなってしまうし、人から認められたくなってしまう。
冷静さを欠いてしまうと、とんでもない不安の闇に覆われてしまう。
たくさんのものを欲しがることなく、
自分の欲しいものを必要最低限 理解して自分の周りに置いておくこと。
案外それが難しい
置かれた状況を幸せだと思えないのは
自分が幸せだと決める状況が存在しないからなのでは?
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足るを知ることが大切。
いつでもデジタルで繋がることが出来るようになった私たちは目先のことを考えがちだが、今生きている瞬間を意識し、リアルをより大切にするべき。
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私たちは常に、次へと将来に目を向けて目標を掲げている。しかし、それは現在を充分に満喫することを妨げている。
楽しみを日常の中から見つける工夫をしよう。
1日何もしない安息日を設ける自由を許可するべき。
後悔しないための秘訣は、自分がえらんだものは良いもの。私が選んだもので私は充分。と言い聞かせること。
良識とは、流行、新しいものの熱気に負けないこと。あるがままの自分に満足すること。
幸せな人生の秘訣は、自分の能力と興味に見合った仕事をすること。
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