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maasに関する教科書的な一冊。現在の状況がよくまとまっており素晴らしい一冊。
<メモ>
・Maasのレベルと社会インパクト
レベル1 情報の統合 異なる交通サービスの情報が統合。マイカー以外の多様な選択肢の提供
レベル2 予約・支払いの統合 チケットレスキャッシュレスによるシームレスな移動の実現。移動の安心向上
レベル3 提供サービスの統合 定額制パッケージにより移動の価値観、コスト意識の変革。新たな移動需要の創出
レベル4 社会全体目標の統合 スマートシティの実現。都市全体の目的の整合、QOLの向上
・今後は川下のモビリティサービスが付加価値の源泉となる。Maasの導入はそれを地域経済に取り込むことを意味する。
・Maasにより賃貸住宅の駐車場を違うスペースに活用できるにように。
・配車サービスの普及によって縁石をセットバックして、配車サービス用の乗降場所を作ることが渋滞緩和の視点から重要になっている。
・モネテクノロジーズ、Maasオペレーターの立ち位置を目指す。需給最適化システムを利用し、人、もの、サービスを好きな時に呼べるモビリティサービスの提供を考える。2020年代前半からイーパレットを活用したモビリティサービスの実現を目指す。トヨタはホーム&アウェー戦略として、グループ企業との関係を強化し、事業の集約を図りつつ、競争力を強化する。競争力のある製品はトヨタグループ以外に販売する。
・ソフトバンク孫正義氏は孫子の兵法から着想した群戦略。各分野のナンバーワンを集めて20〜30%出資し、筆頭株主として影響力を保持しながら、小会社かはせず、各社が独立した形でシナジーを出してゆくもの。一方で日本国内においては、プラットフォーマーとの合弁会社などにより、サービスビジネスを自ら手がけたりもする。実業=現場を持つが故の強みはある。株主として世界の最先端の情報とノウハウを得ながら、国内で合弁事業を立ち上げ、実社会でも無視できない影響力を持つ存在となり、現場を持つ立場から政官財へ働きかけて旧来の慣習や規制を打破し、市場を創造する。
・米国のオフィスビルは将来のカーシェアリングや配車サービス普及を想定し、駐車場スペースの縮小を最初から前提としビル設計がなされている。駐車場はオフィススペースに転換できるようフロアが設計されている。
・Maasと自動運転が融合した社会においては、これまで中心部に整備された駐車場は別の空間に生まれ変わる。
・Maasによる変化のポイント。
1移動のパーソナライズ化 個々人のニーズに合わせた移動手段をアレンジ、新たな移動需要の創出が可能に
2都市交通の全体最適化 モビリティの移動を統合的に制御する仕組みの登場
乗り放題定額パッケージの出現で、交通以外のビジネスとのワンパッケージ化が可能に
3都市や場所の再定義 カーシェアや配車サービスの普及で駐車場が消滅、秋スペースの有効活用が可能に。交通体系の再構築で立地によらないビジネスが可能に。
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ドイツでのシュタットベルケと公共交通の関係、エネルギーの自治と交通の自治はとても興味深い。公共交通の赤字をエネルギー自給の黒字で埋めるという考え方。参考になる。
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MaaS に関する、現在の世界的な動向を知るのには十二分だと思います。
個人的には、内容の体裁にメリハリが少なく、日本のビジネス書にしては若干読みにくく (自分の中でサマりにくく) 感じました。
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※インスタでの読者記録の転載です。レビューというより、内容が区政に必要である理由を書いてます。
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小学校の学校再編に伴い、最大で1.7km(経路)の通学距離となります。区長になる前にできた計画を引き継ぎましたが、説明会の度に特に低学年の通学についての不安の声が聞かれます。
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私にも現在小1の息子がいます。こどもの足で大きな荷物を持って、最大で40分前後の通学。保護者の方の不安はよくわかります。しかし、文科省の示す、小学校の通学距離範囲は最大4キロです。大阪市は2キロを超えるとバスや公共交通機関の活用を検討することになっています(あくまで現時点)。
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また、超高齢化のまちである生野区は「交通事故のうち自転車事故の割合が府下ワースト」を争う比率です。それも高齢者が多い。事故を防ぐためには、別の移動手段を検討する時期に来ていると考えています。
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区内の公共バスの本数が少ないのも、悩みの種です。阿倍野や長居公園にスピーディに行けるBRTがこの春から走っているので、活性化を期待して乗ってほしいと願っていますが、バス停までの距離がネックだと高齢の方に言われることがあります。
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この「こどもの通学」と「高齢者の移動支援」に休日の観光ニーズを踏まえた新しい地域交通を、区長になった時から模索しています。ただ、「赤バス廃止」の経緯を知ってる人は「絶対に無理」としか言いません。「赤バス」と同じものを求められると、財政上は無理です。
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一方で、赤バス廃止の時期から高齢化も進み、ITの技術やまちの在り方も変わってきている。「赤バス」とはまったく発想を変えて、以下のようなことを考えています。
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「人が移動することにより恩恵を被るサービス・施設のすべてから資金を募り、介護保険も一部使って運営資金とする」
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「不足しているバス・タクシー運転手の人員を、複数の事業者がまとめて雇い、効率的に業務を回してて運転手の給与もアップさせる」
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「IT活用でこどもの欠席や乗降連絡はタブレット上の連絡網と顔認証、走行データの分析やルートの効率化」「高齢者はサブスクリプション方式(定額制)で『出かけるハードル』を下げる」
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生野区の道の狭さから、乗り物にもいろんな選択肢を考えながら、課長たちと議論をしてきました。ラストワンマイルの問題が解消できたら、空き家をどんどん戸建てにリノベしたり建て替えたりして、子育て世代に住んでもらえる可能性も高まる。
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※一方で「1.7㎞より遠いところを通学してる」こどもたちがいるのも重々承知しています。繰り返しですが、大阪市の基準は全国基準の半分なので、2キロを切る通学路のためだけにバスの検討はできません。
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行政の立場としては「全額公費で地域交通を走らせる」は、選択肢にはありません。ただ、先ほど示した「官民連携方式」なら可能性はある。そしてこの本を読むと、もっと可能性が広がります。エッセンスはこのリンク先にあるのでぜひ。
https://business.nikkei.com/atcl/report/15/226265/112900304/
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学校再編への賛否で意見が割れている中、そ��はそれとして「区民の移動をどうするか」という前向きな話し合いには、高齢の方やその支援者ばかりだけでなく、ぜひタクシー・観光・医療事業者や起業家、まちに関わる若い人などに入ってもらえるとありがたいです。
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今までの公共交通の概念を捨て、要求要望だけではなく「みんなで作ろう!」と後押しする力が集まれば「いくのなモビリティ」は実現すると信じています。
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8月27日に地域交通勉強会やりますので、「生野区・地域交通」で検索を!
https://www.city.osaka.lg.jp/ikuno/page/0000477200.html
・
本のレビューのつもりが宣伝になってしまいました(汗)。
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MaaSという概念が日本でもキーワードとして普及してきた2018年の末に、その概念や現状、未来の方向性についてまとめられた本。 関わる業界の人にとって入門編として非常に勉強になるのではないか、と。
レビューというよりも、「序章」の部分に書かれている筆者陣のこの心意気を紹介したいではないか。
『そこで、海外を含めて少しでも筆者たちの見聞きしたこと、感じたこと、考えたことを日本に伝えたい。 またMaaSの「本質」及びその「先」にある交通および社会、あらゆる産業のビジネスモデルの変革が、果たして危機なのか、輝ける未来なのか。 モビリティの世界に閉じるのではなく、日本再興を期する全産業のチャンスとして捉え、MaaSのその先にある「Byond MaaS」の答えを、本書をきっかけとして読者の皆様と創り上げていきたい。これこそが、筆者たちが本書を世に問う一番の動機である。』
そして終章には以下の記載がある。
『最後に本書の内容は、4人の筆者それぞれが作成した素案の文章に全員で手を入れ、疑問点を修正しあった。 分担執筆ではなく、全員で書き上げた本である。』
特に日本の産業の先行きに憂いを感じて、こうして人が集まりチームを組んで、まだ普及していない概念を紹介していこうという心意気、ありがたいではないですか。確かに教科書的/紹介多数なので、Webページを調べれば出てくることも多数あります。 ごもっともです。いや当たり前ですがWebページのほうが新しいです。
しかしながら、この時代の変わり目に自らはじめて本にまとめて世に問おうとした筆者のみなさまへの敬意を含めて、たくさんの方に読んでほしい。
そして個人的には20年後に未来はどうなっていたか、を検証の意味で読み返してみたい。
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★MaaSとは経路検索ができて予約・決済までできる便利なアプリ、ではない。渋滞、事故、温暖化、駐車場だらけの都市、公共交通の乏しい地域、高齢者や障がい者の移動手段、住宅問題等々、マイカー依存社会の課題を解決し、まちをリ・デザインするものである。
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本書ではないが、地方都市を破壊したのはマイカーだ、という説には深く共感している。マイカーが公共交通機関とそれに付随する中小の商業施設を衰退させ、かわりに郊外型ショッピングモールの隆盛を導いた。そしていま、ショッピングモールはAmazonをはじめとしたECに駆逐されようとしている。地方都市にはもう商業施設はなくなってしまうのかもしれない。(実際、そうはならないでしょうが)
MaaSはマイカー依存の都市を変える。ひょっとしたら、地方都市にも、昔のように街々に個性あふれる商業施設が復活するのかもしれない。それはとても楽しみだ。
ただ、MaaSを浸透させるには、かなりの価値転換を求めなければならない。なにせ「クルマを所有する事」への渇望は未だに根強く、MaaSがブレイクする上でのニワトリと卵の関係にもなっている。
いつになるかはわからないが、この価値観が変わる瞬間に注目したい。
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近年、IT技術が目覚ましい進化を遂げています。例えば、自動運転の開発や、AIを用いた技術など様々な技術が誕生しています。
その技術をつかって、新しい社会をつくる構想があります。それがMaaS(Mobility as a Service)です。MaaSとは、マイカーという魅力的な移動手段と同等か、それ以上に魅力的なモビリティサービスを提供し、持続可能な社会を構築していこうという全く新しい価値観やライフスタイルを創出していく概念です。
鉄道やバス、タクシーなど様々な交通手段を個人の好み・自由に選択できるようになるような取り組みです。それに加え、選択した経路をスマホで予約し、決済まで行うことができるようになります。
これが実現すれば、都市に集中している人も地方に住みやすい環境になり、また、観光客の方も地方に行くことの抵抗感がなくなります。そうなれば、地方でも活気がうまれる可能性が生まれ、よりよい社会につながるのではないかと思います。
交通機関以外の産業もこの取り組みを活用することで、新たな市場が開拓することが出来るかもしれません。
この本は、日本の方が書いているので、これからの日本がどのようになっていくことができるのか、どのようなことをすればいいのかなどが書いてあります。これからの社会を考えるきっかけになるのではないでしょうか。もちろん、世界でもMaaSというサービスに向けて、取り組みがされています。それを読むと、日本はまだまだだなと思います。しかし、日本が得意の技術力の高さを発揮すれば、世界で認められるサービスができるのではないかと思います。これからの社会が楽しみです。
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MaaS(Mobility as a service)という言葉は全然知らなかったけど、この本を読んで知った。フィンランド発の案というのも何かおもしろかった。
MaaSは、あらゆる交通機関がクラウド的に統一され、予約から決済まで一元化して利用できるサービスのことだった。
車に関して「所有から利用へ」というのは、私的には非常に賛成で、早くそういった世界になってほしい。実際、都内よりも地方の方がこのサービスを進めるべきだと思う。都内は、現状でもだいぶ交通においては、優れていると思うのだが、そもそも運転のできなくなった高齢者が多い地方こそ、こういったサービスを充実させることで、家から出られない老人を外に出すこともできるし、必要なものも買い物に行くこともできるし、いいことが多いように思う。世界的には、MaaSが進んでる国があって、何なら地方自治体が率先して主導しているところもあった。というか結局MaaSって一サービスというよりも、トータル的な街づくりの話でもあるので、行政も絡んでくるし、何なら法整備も必要になる。また、そういったサービスができると、色々な他のサービスも変革せざるをえなくなるので、結構なパラダイムシフトだと思う。そういう色々巻き込んだ変革って、保守的な日本としては遅い気がしてならないから、このサービス実現するのどれくらいかかるんだろうと思う。本当は、2020年に東京オリンピックあるんだから、それまでに都内で実装できてたら、すごいスマートな進んだ国って海外から見られて日本の評価上がりそうなのに、そもそも色んなことが政治含めグダグダだから、まぁ無理なんだろうな。
日本だとTOYOTAとsoftbankが提携して、色々と画策してるらしいけど、こういったプラットフォーム事業って覇権をにぎったらめちゃくちゃ儲かるだろうし、ユーザーからすると便利でしかないから、だれでもいいからやってって思う笑。
なぜかこのレビューを書いていたら、現状の政治にめっちゃ腹立ってきた笑。
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Maasについてその本質と各国での取り組み、今後のアクションプラン等について解説した本。
僕は東京に住んでいて、自動車はあまり使わず専ら地下鉄+徒歩での移動ですが、もう少しバスが上手く使えたら便利だろうなと思ったり、タクシーみたいな交通手段がもう少し安価に利用できれば効率的だと感じたりすることがあります。
Maasは、地下鉄、バス、タクシーなど諸々の交通手段をパッケージ化して、今いる地点から行きたい地点へのシームレスな移動を実現するものです。Maasの導入により、乗り継ぎや予約などの手間を考えずに生活をすることができ、また都市空間を行き来する自動車の量が減ることで、駐車場や道路などの空間を、人間のための空間に転用できる点がポイントかと思います。
本書はこうしたMaas導入に関する基本的な議論が分かりやすく説明されており、入門本として相応しいのではないかと思いました。
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Maasについて、新聞やニュースで書かれている内容をまとめた本です。
私にとってはあまり目新しい内容はなかった。
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結局のところMaaSってなんなの?何をもってMaaSなの?ってのを説明できるようになりたいなと思って購入。
日本市場でMaaSの実現に向けて、プレイヤーとして活動するMaaS Tech Japan社長の日高氏と、その他3名による共著。(ただし、本著の中でMaaS Tech Japanについては触れていない点は好感)
MaaSはレベルが4段階ある。各交通手段が全く連携していないのがレベル0。Uberなどは新しいモビリティサービスではあるが、他と統合されているわけではないので、それだけでは電車やバスと変わらない、レベル0だ。
レベル1は、情報が統合されている段階。GoogleマップやNAVITIMEのように、電車、バス、タクシー、徒歩などを横断的に最適なルートを案内してくれたり。
レベル2は、予約や支払いも統合されている段階。日本ではまだ一部実証実験が行われているレベルだが、海外ではルートを選ぶと特急の指定席を予約とタクシーの配車を合わせてできたり、同じアプリで支払いまで完結することができるようになってきている。(ここまで来ると、なんかMaaSっぽいなと感じる)
レベル3まで来ると、すべて引っくるめた単一のサービスとしてパッケージ化されて、例えば月額○万円という定額で、鉄道、バス、近距離タクシーが使えるようにやる。これはフィンランドのwhimが実現している。(ここまで来ると、なるほど、これでこそMaaSだなと感じる)
レベル4は、社会目標との統合され、スマートシティのコンセプトとも一致すると言う。これはまだ世界でも実現されていないけど、例えば、MaaSの実現によりマイカーが少ない前提で、パーキングが少なく、歩行者専用道路などを中心に構成された街作りなどだ。
本著ではコンセプトだけでなく、世界中のプレイヤーがどのような動きをしているかも解説してくれている。
当然MaaSの世界は日々進歩しているが、その後の状況は2020/3に発刊された続編『Beyond MaaS』で書かれているのだろう。
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持続可能な社会を維持/構築するために何を再定義していくか、いま自動車産業に携わる中で大きなヒントを得られた。「社会問題を解決する」ことを深掘りする先に大きなチャンスが訪れる可能性が高い。
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MaaSの基礎的な知識が網羅されている良書。
さらに、今後の各産業への影響、著者らのアイディアも記載があり勉強になる。
個人的に、自動運転が普及した後のメンテナンスの大切さに触れている点が印象に残った。高度な技術を搭載した車が増えるほど、整備の難易度は上がり、人材の確保が難しくなる。
現状、車の整備は人気のある業界ではないので、今後確実にMaaS進展のネックになるだろう。
だからこそ、メンテナンス関連は人手不足解消に躍起になっているし、知識を持った人が重宝される。
IT関連が花形になってきて久しいが、これからは“自己研鑽に励むブルーカラー”の市場価値が高騰するのでは?と考えている。
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Chapter1モビリティ革命「MaaS」の正体
Chapter2 なぜMaaSのコンセプトは生まれたのか?
フィンランド アプリ「ウィム」
公共交通の補助金を見直し、MaaSに投資
あらゆる交通手段を組み合わせていかに提供するか
Chapter3 日本におけるMaaSのインパクト
MaaSとまちづくりの連携が意識されているのが未来投資戦略2018の特徴
ファスト風土 ロードサイドに広がる均一な光景
車前提の社会→高齢化で対策が求められる
クルマがなくても困らないまちに
都市部としては、公共交通の使い勝手を高めるためにMaaS導入が必要
MaaS導入による移動ビッグデータが街を変える
MaaSは地域に資金を還流させる
MaaSは日本の観光振興を支える
訪日外国人は「映画・アニメゆかりの地の探訪」など二回目以降日常的な体験を求めている
3 個人の生活は低コストでスマートに
シームレスで効率的な移動体験をもたらす
免許がなくても困らない暮らしがもたらされる
4 国家としてのMaaS戦略の必要性
モノづくりから一気通貫のMaaSエコシステム
Chapter4 「新モビリティ経済圏」を制すのは誰か?
豊田市 トヨタ主導
小田急電鉄
グループの強み生かす「私鉄版MaaS」
4 自治体&MaaS
ロサンゼルス市
5 通信サービス&MaaS
ソフトバンク
NTTドコモ
6 ナビゲーション・地図&MaaS
Google
SkedGO
Chapter5 プラットフォーム戦略としてのMaaS
Chapter6 テクノロジー戦略としてのMaaS
Chapter7 MaaSで実現する近未来のスマートシティ
Chapter8 産業別MaaS攻略のアクションプラン