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前田さんの新著。タイトルにもあるように「メモ」を主軸として、どのように新たなアイデア、自分の人生の軸を見つけるのかということが書いてある。
この本を読んで改めて自身を振り返ってみると、インプットはある一定の量を維持しているかもしれないが、それを「抽象化」し、「転用」するというアクションはほとんど起こしていないということに気がついた。これでは身につく知識も身につかない、ということを身にしみて感じた。
本の内容自体は、NewsPicksなどで読んでいて大枠は知っていたが、文中にあった「メモとはノウハウではなく、姿勢である」という言葉は印象に残った。つまり、やるかやらないかの話であり、決して能力と関係するものではない。
ギリギリ、アナログ世代と呼べる自分は、死ぬまでにあと何文字書くのだろうとふと思った。
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メモをファクト→抽象化→転用という流れで言語化することにより、有効な情報を残す習慣をつける。とても勉強になる内容。
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4色色ペンの使い分け方
緑は主観、それ以外は客観。
黒は普段使いのファクト。
青はやや重要なこと、引用、参照
赤は最重要なこと
言葉への拘り
コツの一つはアナロジーを考えること、メタファー的に考えること
情報発信の際の「間」の重要性
アウトプット100%の時間がアイデアを生む
(それまでにある程度のインプット量が前提)
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前田さんの本には本当に心が動かされる。
メモで「ファクト→抽象化→転用」という流れを愚直に実行し続けて、その中の1つからSHOWROOMというビジネスが生まれたこと。
人生のコンパスを手にいれるために1000の問いに真剣に答え、自分の軸を発見したこと。
そして、そんな前田さんですら小学校のときには自分の環境を嘆き自分の承認欲求を満たすために努力をしながらも、世界を憎んでいたという。巻末に書かれていたこの自分の弱さに関するエピソードを公開する彼の勇気が特に私の心を動かした。
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なぜか「前田裕二」に対してポジティブな印象を持っていて、「発売前から読んでみたい!」と思い、本屋で見つけた瞬間に中身も確認せず購入しました。
(前回の「人生の勝算」のせいですかね…)
読んだ結果、メモを取るモチベーションが上がりました。
ただ、たぶんですが、自分に合ったメモのとり方は追求しなければいけないところだとは思います。
『ファクト→抽象化→適用』の流れは、重要かと思いますが、メモ全体のコマ割りや、使うペン・ノート、方眼か罫線かなどなど…とりあえず真似しつつも、自分に合った方法は模索していきたいと思いました。
あとは、「抽象化」は自分の中でまだ噛み砕けていないので、事実↔抽象化の線引は、再読して再度確認+実践で掴んでいきたいと思います。
本の中で印象に残った言葉は、「例える」「レトリック」「自己分析」ですね。
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ファクト⇒抽象化⇒転用という流れが基本なのだけど、そういうテクニカルなことよりも、昔読んだ渡邉美樹さんの「夢に日付を」を思い出しました。自己分析をして、しっかりと自分を知ること。アンテナを高めて、目の前で起こっていることを、一旦抽象化するわけだけど、今度は具体的に自分の仕事への応用を考えるなかで、自分の夢を常に意識付けて、実現のための具体策を常に考えるというフレームがとても似ているなと感じました。勉強は復習こそ大事だと常々思っているのだけど、勉強だけに限らず、常にノートを読み返し、自分の意識付けをしっかりして、さらに一歩深めて具体的解決策をいつも考えるというのがポイントなのかな。なるほど、こういう人が成功するのだなという説得力がありました。
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メモの取り方指南の本。
メモ取りのコツでけではなく、それによって思考力も鍛えられるということも書かれてはいるが、普段からそこまで意識してメモに時間避けないな、というのが正直なところ。
夢の実現のためにメモを使うのは、これまでにもよく耳にしている内容。
わかっててできてない人が多い中、これらを実行している著者はスゴいと思う。
第1章 メモで日常をアイデアに変える
第2章 メモで思考を深める
第3章 メモでじぶんを知る
第4章 メモで夢を叶える
第5章 メモは生き方である
からなるが、最後に自分を知るための1000の問いがおまけでついている。
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なかなか面白かったし、気づきや発見、コレからやってみたいことも見えてきた。
中盤はしっかり読みなおさんといかんな。
著者のやっているメモ術はなかなかマネできんやろうけど、
「ファクト→抽象化→転用」の部分を中心に
似たことは出来るはずだし、やってみたい。
とにかく次の手帳(4月始まりを使っている)は、1日1ページタイプにしよう。
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◉メモとは「姿勢」
◉事実→抽象化→具体化
◉メモによって過去の経験を抽象化→人生のコンパスを見つける
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自他共に認める前田さんのメモ術をまとめた本。メモ術というと単なるハウツー本のように聞こえてしまうが、「メモは姿勢」「メモは生き方」というメッセージが伝わってくる。
記録のためではなく、知的生産のためのメモというのがポイント。
以下メモ
◯人間がやるべきこと
・生まれるアイデアは、ふだん無意識に通り過ぎそうなことに目を向け、逃げずに言語化するこで生まれている。その過程がメモであり機械ではなく人間にしかできないこと。
◯メモは3ステップ
・ファクト➡︎抽象化(応用可能な粒度へ)➡︎転用(自らのアクション)、の一連の流れ。ノートを見開きで左から右へ使う。
・黒: ファクト、緑: 主観、青: 客観(やや重要)、赤: 客観(重要)
◯メモの目的
・抽象化は物事の本質を見ること。そこから転用する命題がないとそのモチベーションが保てない。これを見つけるためには自己分析すべし。
◯自己分析
・自己分析のプロセスは、膨大な量の質問に答え、抽象化して掘り下げていくこと。その中で、これは一生譲れない、という人生の軸を見つける。
◯ライフチャート
・人生を俯瞰的に見るためのライフチャートを作る。横軸年齢、縦軸感情。いくつかのフェーズに分け、出来事を書き込む。
◯この本を読んだ上でやること
1. 自己分析、軸を見つける
2. 夢のリスト化
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<まとめ>
メモは単純に外部記憶としてあるのではなく、
記憶するというエネルギーを外部記憶に利用することで、考えることに集中できるようになる。
つまり、クリエイティブのためにメモをするのだ。
メモを書くという行為に至るまで
思考→言語→メモ
というプロセスを踏むが、繰り返し繰り返し行うことでこのスピードが早くなり、思考のスピードもあがる。
思考の中で最も重要なことは数多ある「事実」を関連付けて核となるものを「抽象化」すること。そして、それを自らが向き合っている課題に「転用」することに意味がある。
「転用」できるかどうかは、自分のなかに課題意識があるかどうかがキーである。
<メモの時に使うマークの例>
◎ファクト
◉学び 抽象化
★アクション 仕事タスク
☆個人的タスク
<感想>
もともと個人的に抽象化→転用する習慣は身についていたけれど、意識的にトレーニングしたことはなかった。
メモの魔力を参考にメモを取ることで、一瞬で流れていく情報に対しても深く思考できるようになった。
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単に見聞きしたことを記録するのではなく、そこからどんな気付きや学びがあるか、何が言えるのか(抽象化)、そしてそれを何に活かしていけるのか(転用)、具体的なアクションに落とし込むところまでを考えて言語化する癖をつける、それが前田裕二さん流の「メモ術」。
要素として細谷功さんの『具体と抽象』にあることを、より分かりやすく丁寧に解説された本だなという印象があった。
自分の中での頭が良い人の特徴として、この具体と抽象の行き来が上手い人、というのがあって、それをトレーニングする機会としてもこのメモのやり方はすごく良いなと思った。そのためには言語化しないといけないし、たくさん書くためには構造化が必要だし、そもそもいろんな情報を受け取るアンテナも研ぎ澄まさないといけない。これ学校のノートの取り方として教えても良いんじゃないかなと思った。
そして自分自身のメモを振り返ってみると、結構いろいろ書く方ではあるけど事実ベースのことも多くて、また仕事以外の場面でメモを取ることがめちゃくちゃ少ない。これでは学校で先生が板書したことだけノートに書く生徒と一緒だ。
24時間365日これを続けられる自信は全くないけど(笑)、見開きでノートを使って、左側に事実、右側に抽象化と転用を書くこと、あと巻末の1000問ノックのレベル1はやっていこうと思う。
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人生の価値観や大事な事、情熱を注げる者 ことを明確にして、それを実践しよう。
その為には、その直感を記録、分析できるメモが大事。
#TQや7つの習慣のあとに、それを実践する手段として結びつけると良いかも。
事実→抽象化→転用の流れは参考になった。
Evernote(メモ)、mindmap(思考)を繋ぐハブを試行錯誤していたので、アイデアのヒントになった。
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メモの話も良いがそれ以上にモチベーションが高まる良い本。自分も小さい頃に父を亡くしてそれが原動力になっていると言うことを改めて思い出させられた。
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◼️どういう内容か
「メモは生き方」という、テクニックだけではない深い内容。著者はこれからの人類にとって、メモがもっと大事になると本気で考えており、とても心動かされた。
メモするとき、ファクトだけでなく抽象化と転用まで書くのがベースの考え方。これで思考の深さがまるで変わってくる。デザイン思考の観察からのファクト→インサイト(洞察)→アイディエーションと同じだ。そして文字には潜在意識に働きかける強い力があり、だからこそメモが生き方を変えてくれる。
世界を「メモ」することでいろんなことに気づき、自分のことを「メモ」することで想いを言語化できる。それで人生のコンパスを手に入れ、「熱」を持ち、行動し、人に伝え、世界を変えることができる「メモの魔力」を多くの人が手に入れることができる。
◼️自分にとっては
自分は普段から気づいたことをメモできていないことにモヤっており、ちょうどポケットサイズのジョッターを買ったところに出会った。そして自分のメモ観が変わった。
ただファクトをメモするだけでなく、抽象化、転用まで思考を深めると自分を変えられるのだと教えられ、そうできるだろうという気になった。この本を読みながら、さっそく自分も見開き16ページのファクトと抽象化、転用をメモし、メモ魔への第一歩を踏み出すことができた。
これからメモで自分を見つめていきたいと思う。