紙の本
ジュブナイルかと侮っておりましたm( )m
2019/01/28 21:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iogimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
エブリスタ第1位作品の文庫化ということで(=処女作)
流行りの京都妖怪物ジュブナイルかと侮っておりましたが
作者様は京都ネィティブとのことでしっかりした作品でした。
バトル満載ですがスピーディ・パワフルでなかなかです
主人公は二十歳の少女?なのですが
戦いさなかになると簪を抜いて「まさる」に変身するという。
戦いだけでなく「鎮魂会」で先斗町の残飯を成仏させる
コミカルな章もきちんと書き込まれていて面白かった。
(お寺名や料亭名はフィクションらしいのが残念)
主人公だけ「まさる」に変身して大力ふるうので
あやかし課の塔太郎先輩への淡い恋心の行方は・・・
と勝手に心配してましたが最終章で先輩も変身!バランス良いです。
今後も期待していますが妖怪のネタ集めが大変かも?
あとは過不足なく京都を紹介していく手腕とかも必要かも
そして表紙絵がとても可愛いのでぜひ中にもイラストを!
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面白かったー。
ちゃんと関西弁だし、話としてありがちな物だけど
しっかりと話が組まれててて良かった。
とはいえ、大が力を授かるとこなどいきなり?という感じだったり戦闘シーンも呆気なかったりするのが気にはなったかなぁ。
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鬼に天狗にとあやかしが跋扈する京都ですが、あやかしも、彼らに対峙する「あやかし課」のメンバーも、普通の人には見えない姿になって戦うし、神仏からのお墨付きで仕事で物を壊しても大丈夫仕様と、あやかしを知らない認知できない一般人に優しい設定になっているので、もしかしたら現実の京都でもこんなことがあるのかなと思いつつ読みました。
出てくる神仏も有名どころなのに性格がフレンドリーで親しみがありました。
主人公の「大(まさる)」ちゃんの戦い方には度肝を抜かれましたが。
屈強な男になるって凄すぎる。
斎王代など京都ならではのネタの話もよかったですし、キャラクターが総じて京都弁喋ってくれるのも心地よし。
塔太郎くんとのほのかな恋模様もニヤニヤしつつ楽しめました。
彼も色々業を背負ってしまった身ですが……幸せになって欲しいなあ。
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京都なら、実際にこういう部署があってもおかしくない
そんな気がしてくる。
あやかしが起こす事件を解決するあやかし課。
課のメンバーのキャラも好きなんだけど、神社の神様が、
なんとも個性的で素敵。
もう、そんな理由でタヌキになるのかよ、みたいな(笑)
新人の大が、どんどん成長していくのが好もしい。
いいなぁ、素直に伸びていく姿が好き。
次が出るようなので、とても楽しみ。
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そこそこ面白かった。
最初こそ、大をはじめとするフレンドリーすぎる課員たちに違和感を感じたものの、歴史ある京都の街では物の怪所縁の事件が本当にあるのかも、と思わせてくれます。
神さまたちの愛嬌と慈愛のあふれる姿に、神さまを身近に感じることができました。今度、京都に行ったら、神さまに、ちゃんとご挨拶せな。
続きそうなまとめ方。続刊が出ればまた読むと思います。
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【収録作品】序/第一話 雷のエースと魔除けの子/第二話 先斗町・命盛寺の伝説/第三話 華やかお転婆、祇園が狙う/第四話 斎王代の受難
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最初は入り込み難かったけど、話が進むにつれて面白くなってきた
寺社や神仏の勉強にもなるのでこれからも楽しみ
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闘いや切ない思いや恋愛など面白くて読むのが楽しい。ただ、漢字が難しいやつや言葉が難しいのがある。私の語彙力の低さが原因。
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物語を読ませたいのか。京都をPRしたいのか。恐らく、後者。読み手の事を全く考えていないので読むのが辛い。登場人物がだいたい京都弁なので個性が解りにくく金太郎飴がたくさん出てきて一気に喋っている状態。お前誰やねん。脚本みたいにセリフの前に名前つけてくれ。京都描写も長くて分厚い。教科書読まされてる気分。
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京都ものであやかしもの。まあ、これまでもあったような組み合わせではあるが、文章がシンプルで、4話あるが読んでるうちにそれなりに楽しめてきた。これから続くようだが、2作目以降にどう話を展開していくかはちょっと楽しみ
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設定の甘い漫画みたいな話。
どうしても気になるのは、
お風呂の時はいつもまさるなのか。
髪乾かせるのか。
寝る時もまさるなのか。
恋人できないじゃん…
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京都の妖物。
ハイテンションで楽しめました。
4編の短編集で、2話目の「先斗町・命盛寺の伝説」の鎮魂会は考えさせられる内容でした。
手をつけられないで、廃棄となる食物のくだりは本当に胸が痛みます。
あやかし課の新人の大と、エースの塔太郎。これからの活躍が楽しみです。
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京都を舞台にした、あやかし対策の組織。通称『あやかし課』のお話です。
主人公が『大』と書いて『まさる』とも読むのですが、慣れないうちはずっと『だい』と読んでしまい頭がプチパニックになりながら読みました。笑
関西の方の方言には慣れていますが、京都弁はそこまで慣れていないので読みにくかった…。ゴリゴリに京都弁が出てきます。
京都についてはかなり詳しくなれそうな描写が多かったです。京都行きたいな。
設定はとても面白かったけれど、シリーズ作を追いかけるのはゆっくりになりそう。
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面白かった。神様に仏様、あやかしに鬼
あやかし課のメンバーに魔除けの子。
とても楽しく読みました。
京都本大賞受賞作 とても読みやすい本でした。
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設定が面白い。あやかし課の令状は神様にとるとか。龍になったり、男になったり、変身する人がいたり、人より人らしい妖や神様に可愛さを感じる。