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表紙の絵とタイトルに惹かれて買ってみた。
話は面白かったけど絵がすごい…正直、下手。
でも面白かったので、二巻出たら買います。
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本屋で見かけて、中のことは何も知らなかったけど、買った。
絵は繊細な表現。話もいい。これみよがしでなく、ひとつのことに打ち込む人の思いを、ゆっくりと描いてる。
少し涙がでた。
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表紙買いした漫画。大当たりだった。お世辞にも絵は上手いとはいえないけどそれがまたこの漫画の良さを引き立てている。
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じ〜んときた。ちょっといいお洋服きてみたくなる。小説でもよさそう。大事な人の大事なものを一緒に大事にするのが情ってもの・・・いい言葉だ。
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非常に地味な裁縫漫画。できあがった服がいかに良いかというのがキモなのだがヘタウマというかヘタな絵のせいでイマイチその魅力が完遂されてない気がする、がこれも味か。2巻まで読了。
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本屋さんで並んでいるのを見つけて
何とはなしに買ったのだけれど
すごく、すごく、良かった。
繊細な手技と主人公の豪気な性格。
淡々と綴る感じも
物語の空気が全体で出来上がっている
そんな気がした。
(twitterメモ)
2代目の仕立てやさんが主人公で、丁寧な仕事ぶりと着るものへの愛が静かにみなぎっていて、読み応えがある。ゆったりとした時間の流れを感じさせるコマの空間づかいとストーリーのバランスが素晴らしい。自分が持っている服も今以上に大事にしたくなった。
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主人公は、
一生連れそうことのできる服を
生み出す、
仕立屋の二代目。
絵が馴染めず、
なかなか開かなかったのだが、
台詞が洒落ている。
職人気質なのか、
主人公の言葉がキツくて
こういう女性は少し苦手。
対して、
主人公の仕事に惚れ込んでいる
大手百貨店の企画室の藤井が、
飄々として、
たいへん素敵男子。
レトロな洋服
一夜の夜会
アンティークのミシン
オーダーメイドのドレス
古い着物…
全体的にアンニュイで、
ノスタルジックな空気が流れる。
主人公は相手にしないのに、
仕事も、性格も、生き方も、夢も、
まるごと受け入れて、
さらには全面的に支えてくれる男性が
現れるあたりが
少女漫画っぽい要素だな。
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市江さんに、私も服を作ってほしい!!
読んだ後にじわじわきます。
今日の夕方に購入したのですが、もう3回も読み直しちゃいました。
裁縫について詳しく・・・、というよりも、服を纏う人に主軸があります。
「あなたが着る服」の「あなた」を大切にしている市江さんと、その市江さんが生み出す服にゾッコンの藤井さん(男性)(百貨店勤務)の、何とも言えない掛け合いや「間」が面白い。藤井さんガンガレw。
日々を綴るような、ゆる~い物語なのですが、
その空間に時折小さなドキっとがあるので嵌っちゃうのかな・・・。
個性的な描写・味のある作画なので好みは分かれるかもしれませんが、
私は好きです。なんだかホッとする絵なんですよねw。
タイトルからデザイナー的・スタイリッシュな漫画を想像しているなら、それとは少し違うかもしれません。
綺麗なデザインを描く漫画ではなく、人と服の繋がりを教えてくれる本だと思うから。
★4に留めたのは、今後を期待して♪
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装うことのあるべき姿を考えさせられる作品だと思う。
とは言うものの、服の話だけではなく、淡々と静かに話は進み、大きな出来事もないけど、やさしい気分になれるエピソードの数々も楽しい。
服好きを公言する人にはぜひ読んでもらいたい。
ブランドだとか値段で服の価値を決めていませんか?
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ひとりだけでミシンを踏んで、オーダーメイドで人の人生に寄り添う服を創る。洋裁店の2代目のお話
既製品やオートクチュールにない、やさしさと根ざした生活とその中で楽しむ御洒落があります。
裁縫・手芸好きさんなら楽しめる本です。何かをつくりたいと思える。長く大切にして貰えるものを
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p.14の最後のコマに描かれた、市江の表情が絶妙で繰り返し見入ってしまった。頑なに凝っているのに、その下にあるいくつもの感情を想像させる顔。
全体を通してシンプルなタッチだが、行間を読ませる、雰囲気のある作品。
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丁寧に仕事をしたくなる本。お仕事が忙しくて、1つ1つの作業が、ちょっと雑になってきてしまった時に読みたい。
絵は、好きじゃないかんじだったけど、読み進めていくうちに、「うん! このおはなしにはこの絵がピッタリ合っている!」と思うように。笑
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好き!こういうの大好きです。淡々としていて静かな雰囲気なんですが、思いやりにあふれているというか。絵もこの作品にあっていると思います。この、黒で塗りつぶされた、一見何を考えてるのかわからない目が好きです!
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祖母から受け継いだ南洋裁店で、ひとり服を作る市江。彼女は、人を見て服を作る。
百貨店に勤める藤井は南の服に惚れ込み、もっとたくさん作れるようにしてブランド化をしたらどうかと話を持ってくるが、市江はそれを毅然と断る。
Flauだったかダ・ヴィンチだったかで薦められていて興味を持ったのだが、期待通りだった。
静かに話が進むのだけど、仕事をきちんとこなすプロの姿勢はなんて気持ちがいいのだろう。おとなしそうなビジュアルの市江が、職人らしく頑固で実はちょっと変わっているのもギャップがあっておもしろい。
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漫画喫茶でオススメとして紹介されてたので、手に取った本。
そうじゃなかったら、きっとこの本を手にとることはなかった。
絵も全然好みじゃないし、さくらももこがシリアスもの描いた、みたいな雰囲気の絵。
「黒田硫黄氏は、キャラクターやエロに隷属された漫画界にあって、真にセンス・オブ・ワンダーを持った作家である。」
って大友克洋が黒田硫黄『大王』の帯で書いてたけど、
このお話もそう言いたくなる感じ。
主人公の女性は頑固で筋が通っているようだけど、
人間らしく心が揺れることもあるし、変化だってする。
恋愛要素は急ぎすぎず、非常にゆるやかながら進む気配をにおわす程度。
扇動されて、大量に消費される洋服。
対して、丁寧に作られる少量の洋服。
小さな町の人間関係。変化する時代。
おおげさに惜しむでもなく、かといって諦めでもなく、
自分たちと同じサイズでゆれる感情を、
きちんと考え込まれたエピソードの中で描く。
淡々としているように見えて、実は意外といろんなことが起こる。
どこだったか忘れたけど、えらい涙した場面もあった。
映画になってもいい雰囲気じゃないかなぁと思う、
ちょっと久しぶりに感動した漫画。
こういうの、ふとぶつかることがあるから人生捨てたもんじゃないなぁ。