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200年後の未来 という帯に惹かれて購入。異世界転生系の走りらしい。
内容はそこまで盛り上がることも意外な事も無く淡々と進んでいく感じて物足りなさを感じた。
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ゲーム世界に取り込まれる類の作品ってジャンル的に異世界転生系に含まれるのかどうかイマイチ判らなかったりする
何はともあれ、生命維持装置が必要なレベルで衰弱していた主人公のケーナがいつの間にかゲーム世界に入り込んでいたシーンから物語は始まるのだけど、特徴的と言えるのはそのゲーム世界が以前プレイしていた頃から200年経過している点だろうか。しかもプレイアブルキャラクターなどは居なくなり、全てが元NPCによって回されているものだからスキルなどの使用法は退化していると。
その中でついさっきまでの光景のように200年前を知っているケーナは特殊な立ち位置となっていくわけだね
と言うか、このケーナという少女がなかなかの曲者。病院に居たという過去から病弱少女と思いきやゲームをかなりやり込んでいたせいで恐ろしく強いのね。レベルは限界突破上限まで上げ、更にスキルは全て修得済みという恐ろしい状態。そして、ゲームとしてプレイしていた時代とスキルが退化した現代のジェネレーションギャップを理解していないものだから、ひょいっと周りの度肝を抜くような行動をしてしまう。
それは読者からすれば非常に面白い光景だね
200年も経っていてプレイアブルキャラクターが居ないとなれば知り合いの居ない寂しい生活を送るしか無さそうだけど、そこもまた里子システムという特徴的な設定で補完している。
里子として出したNPCが最初に訪れた国の中枢を握る存在として成長していたというのはちょっとご都合主義的なものを感じなくはないけど、それによってケーナは一人にならずちょっと賑やか過ぎる日々を過ごすことになる展開は良いね
まあ、本人はサブキャラクターとして作成したNPCを里子に出しただけだから、第一巻の時点ではそれほど母親としての自覚があるわけではないようだけど
物語の傾向としてはスローライフ系?強い敵や危機的事態は起こらない代わりに日常の延長線としての穏やかな日々を描きつつも冒険者としての依頼をこなしていく感じかな
終盤から始まった北のヘルシュペル国への旅程の中で少々血腥い事が始まりそうだけど……
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ウェブでは楽しんだ作品でした。懐かしいです。
でも内容はほとんど忘れてるので、あらためて読めて嬉しいです。
今はコミカライズの方でも楽しんでます。
進捗はちょうど同じくらいかな?
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設定や導入の部分は嫌いではないけれど、物語全体としての方向性とかが曖昧で目的なくダラダラ続いているような印象になってしまう。
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ひょんなことからプレイしていたゲームと似た世界線を持つ異世界で目を覚ました主人公が、ほのぼのと旅をしながら冒険をしていく物語。
チートレベルの能力を非常識に使って、事が終わった後に主人公が後悔するのがほぼお約束。
設定が細かく練られているのがとても良かった。
シリアスよりもギャグの方に寄っているため微笑ましく読み進めることができました。
アニメや漫画にはない登場人物たちの心理描写やエピソードが満載で面白かった。
次回の巻ではいよいよヘルシュペル編で新しい重要人物と対面。
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病院で寝たきりだったはずなのに、いつの間にかゲーム世界に居たという話です。
ゲーム世界ではトップレベルの廃人で、そのスペックのまま、ゲーム世界(ただし、ゲーム時より数百年経過)に転移していたため、時々そのスペックをフル活用して無双して生活します。
戻る方法もわからないので、目覚めた村を大改造したり、冒険者として護衛任務を行ったり、里子に出していた里子とその孫たちと出会ってみたり。
護衛任務途中で他のプレイヤーの可能性を見つけたところで1巻は終了です。
この作品は先にコミック版から読んでいて、小説版に手を出して、アニメを見てという順番でした。
スキル使う無双系だけど日常を大事にする冒険モノは好きなんですよね。
主人公であるケーナにはナビシステムが付属しているので、何かあればナビシステムが解説役をやってくれるので、右も左もわからないという話じゃないのも、良いですね。
放り出し系も嫌いじゃないですが(アラフォー賢者の異世界生活は放り出し系だけど、本人の考察力が高い)、日常系で無駄に無双するのは楽しくて良いです。
真面目な話もそれなりにありますが、ほんわか日常のコメディ系ですね。
あとの巻になると、一気にシリアスの雰囲気になったりしますが、この巻だとまだふんわりとした雰囲気です。
里子に出した子どもたちの言動が楽しくて良いです。特にスカルゴ。身内に居るとくっそめんどくさそうですが、傍から見る分には楽しいです。
この作品はハマりにハマってチビチビ読もうと思ってたのに一気に読んでしまって、寝不足等で危なくなったので、ほんとに時間があるときしか読み進めることができませんでした 。
非常に面白いのです。