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今回も読んでいて心温まる内容の小説であった。
同じ職場の谷さんとの人間関係について、
谷さんの言動や行いといった側面だけで判断すると嫌な印象しか残らない人だが、
生い立ちを聞いてしまうと致し方無く納得できる部分もある。
人は人の数だけ人生がある。各々育ってきた環境も異なる。
周りとの人間関係においても、見た目や言動そのものだけで判断せず、その言葉を発した本質や根本を理解していく必要があると感じた。
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みつばの郵便屋さん、第二弾。
みつば局の郵便屋さんのお話。私もみつば1区の人々と知り合いになったような気になってくる。
第一弾でカレシと別れた片岡泉さんに新しくカレシができたり、今井さんのところに娘と孫が引っ越してきたり、セトッチに彼女ができたり。
本当にどこかの町の日常を切り取ったような、それでいて心が温まる物語。まだまだ続きがあるようなので、楽しみに読んでみたい。
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小野寺史宜『みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙』
2015年 ポプラ文庫
シリーズ第2作目。
みつばの郵便屋さんはやっぱりほっこりするし、なんか元気が出てくる。
主人公の秋宏も周りの人々も素敵な人が多くて。問題ある人もいるけど。
そして、いいことばかりでないのも分かっているけど、この街が好き。
新聞に載るような大ニュースが起こるわけではないけど、日常を生きていると自分の周りにはいろんな驚きやニュースがあったりします。その日常を描きながらも胸騒ぐようなわくわくやドキドキを与えてもくれる作品。
小野寺さんはこのバランス、匙加減が本当に巧だなと思います。
だからこそ感情も入りやすいし、どんどんのめりこんでしまいます。
あと興味深いのは小野寺さんの擬音表現。インターフォンの音、プルトップを開ける音、お茶を飲む音とか。独特だけどなんだか癖になる感じでおもしろい。
シリーズ全8冊。一気に読んでしまうのはもったいないな。
これからどんな展開になるのか本当に楽しみです。
#小野寺史宜
#みつばの郵便屋さん
#先生が待つ手紙
#ポプラ文庫
#読了
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みつばの郵便屋さん、シリーズ2作目。前回に引き続き優しくて癒されるお話ばかりでした。主人公もそしてその周りにいる人たちも温かくて純粋なので安心して読み進められます。そしてつくづく郵便屋さんって大変だな〜と町の郵便屋さんを労う気持ちが自然と湧いてくる。
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シリーズ2作目。
今作もほのぼの。穏やかに物語が進んでいくので、リラックスして読めた。
登場人物がどんどん増えていき、みつばの町にも詳しくなってきた気分。
それにしても、秋宏は配達中によくお茶を飲んで休憩している気がする。町の人とこんなに触れ合っているのも不思議な感じ。