紙の本
お仕事小説
2023/06/24 13:19
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋で見て、ふと手に取った本。
なんだか見たことのあるタイトルだと思ったら、ドラマの原作なんだ。
私自身、定時退社中なので、結衣のスタンスはよくわかる。
定時で帰ろうと思うと、ものすごくパフォーマンスが上がるのだ。
でもなかなか周りには認められない。なぜなら定時で帰るから。
いわゆるお仕事小説なんだけれど、いろいろ考えさせられた。
紙の本
ドラマの方が。。。
2022/10/20 06:59
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマの原作で、ドラマがなかなか良かったので読んでみました。私にはドラマのセリフの方が響いており、原作は少し着たい外れでした。
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全然定時に帰れてなくて笑う。
ドラマ化狙ってるでしょーな濃いキャラ満載で、やたらと大げさで、ライトだけど、読んでて割としんどいものがある。
なんていうか、残業させようとするのも定時に帰らせようとするのも、結局は自分の考えを押し付けてるんであって、どっちが正しいともいいきれないんだろうな。
多数の人にとって、自己実現の獲得と承認欲求が満たされる事はほぼイコールだから、組織の求める形に迎合して上司に評価されるのは、効率よく心の平穏を得る手段に過ぎないと思うのだけど。だからこそ自分の価値観に近い組織や働き方を求めて転職とかするわけだし。
主人公は出世が嫌なら、無理に正社員狙ってIT系に就職しなくても派遣とかパートで良かったのでは?
誰かのために働いてるなんて言い訳だし、取れる責任の量は個人の能力や度量じゃなく、その組織内での役職でしか決まらない。誰かに何かをしてあげたいなんておこがましい。
でも、本当は誰かに助けて貰おうとしなくても、ただただ一人一人が自分を守ろうとするだけでいいのに。それが随分難しいのはわかってるけど。
あと、ラストが酷い。
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仕事中毒者ってまじで病気だなあ。
母に「最近の若者は残業があると分かると内定出ててもそれでその会社で働くの辞めるんだって」って言ったら「え、残業しないとか無理でしょ、、」って返されてあー考え方が違うんだなあって思った。
わたしは主人公のように仕事ができる人間ではないけれど、効率的にこなして早く帰る、明日につなげる、っていう考え方に共感した。
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結衣ちゃんかっこいいなぁ。空気を読まず定時で帰る女。でも、仕事はめちゃめちゃできる。それをひけらかすこともなく、後ろめたさを感じながらも強い決意を持っている。他の人たちは、職場にいるいるって感じの人たち。プライベートを犠牲に働くのは、いかにも頑張ってる感があり、賞賛もされるかもしれないが、側から見れば、定時で仕事を終えられる生産性がいい人間が、目指すべき職業人な気がする。とはいえ、こんなに仕事ができる人はなかなかいないものだ。自分も含め。働き方改革が言われる昨今、よい働き方とは?、よい上司とは?、よいチームとは?というのを考えるきっかけとして、とても面白い本だと思う。
ドラマ化されたが、微妙にストーリーが違い、どちらも良かった。生産性、あげられるように、がんばるぞっ!
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残業はあたりまえの古い考えを主人公のように定時で帰るのがあたりまえにできるようになるといいなぁと思いました。現実はそう簡単ではないのかもしれないけどこの主人公のように定時で帰れる仕事のやり方を考えるのは大切なんじゃないかと思いました。
おもしろかったです。ドラマも楽しみになりました。
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何があろうと定時には帰る東山結衣。
上司、同僚の冷たい視線を振り切り会社を出る。
しかし、チーフとなり、残業、休日出勤ありの日が来る。
妥協を許さない彼女は悩み苦しむ。
元婚約者の晃太郎始め、それぞれのキャラクターが際立っている。
東山結衣が、かっこいい。
それだけでなく、弱いところもしっかり見せる。
痛みも知っている。軽快で面白く一気読み
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残業をしたくない!というのが目的だけど、そのためにタスク表を利用したり、タイムを計って仕事をしたりと、作業効率を上げるための努力をしている主人公。こういう人が会社に本当に必要な人なんだと思う。
話の途中では、そんな信念を持った主人公でも、残業をせざるを得なくなって、会社に飲まれていく様子が生々しく、胸が痛くなった。
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久しぶりに2度読み直した。
たぶん、今、とてもとても必要な問題提起を題材にした物語。
仕事とは?仕事をする意味とは?ということを読む人それぞれが内省するのだろうなと思う。ちょっと前に旬(?)だった「生産性」という考え方。そして、定時で帰ると暇を持て余してしまう同僚。朝活という笑えない非効率性。
それでも、人生、仕事においても「無駄」は必要なのではないだろうか。仕事も、定時後ももっと多様性を大切にしたいと思う。そう、最近のキーワードは「多様性」。
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面白かった!!!!すごく!!
IT業界。『皆で定時に帰る』そう。そうなんだよ。『当たり前でしょ』ってしか言ってこれなかった自分にも気づき。努力してきたつもりでも誰かのせいにしてきたところもあり。でも飲み込まれてしまっていたら、それは諦めたと同じことで。モヤモヤモヤモヤしているその気持ちが文になってくれてるような本だっ。
どうやって見つけたか忘れた頃の予約だったから、あまり乗り気じゃなかったのに。家でわーーーっと読んだ。
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面白かった!トラブルの起き方や、打ち手のうまくいかなさに、リアリティがあって、しかもテンポがいい!
登場人物も、仕事の向き合い方にバラエティがあって、どの人も、近くにいるいる!という感じ。
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読んでてすっっごい面白かった。読んでていろいろ胸糞悪い部分があり自分としてはむかつく人物(福永とか)を成敗して終わるのかと思ったけど断罪みたいな形で終わらないのが現実味を感じた。この辺りで、会社を変えるには自分が上に行かなければいけないと結衣が覚悟したのが凄いなあと思った。
自分はどんな会社を作りたいとかそのためにどうしたい、どうすべきかなんて考え持たないから新鮮だった。会社で働く面白みはこういうところにあるのかなと思った。
あとは、会社は自分のためにあるって言葉が印象的だった。過労死する人が毎年たくさんいるから、この本を読んで仕事に命を捧げる人が減って欲しいと思った。働くすべての人にお勧めしたい。
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ありがちな展開だったとは思うが、読んでて元気が出た。福原には、ずっとイライラ。「無茶な作戦を実行する無能な上司はいらない!」
そして、私は晃太郎のが好きだなあって思った。
私も定時+1,2hサービス残業で帰る派だから、楽しく読めたけど、毎日何時間も残業されてる方は悲しくなってくるかもしれない作品。
私も定時で帰るぞ〜!!
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一気読みにて読了。
主人公の定時で帰ることを信念とする姿に、こういう人が増えたらいいなと思いながら読んでいた。これからの日本が考えていかなくてはならない課題だと思う。
登場する人物も、日本の一般的な会社のどこにでもいそうな人達で、共感も出来た。仕事の出来ない客先の営業担当、休んだことがないことだけが自慢の女性社員、安請け合いをしてしまう上司、昭和の価値観で女性はお茶汲みとしか思っていない役員、女性活躍という見栄えが良い安易な策を推進する会社など、イラッとするところがたくさんあったが、それだけストーリーに引き込まれたのだと思う。
もっとも共感した一言は、
-真に恐ろしいのは敵にあらず、無能な上司なり
ということ、全くその通りだと思った。
最後の方で、主人公も徹夜に休日出勤で納期に間に合わせようとするところは、仕方ないと思いつつも、ここはやっぱり信念を曲げずに定時帰りのまま、プロジェクトを成功させて欲しかったので星マイナス1。
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面白い!
読み応えもしっかりあって、爽快感があります。
こういう上司いるいる!
120%の共感の中に、新たな気付きも多かった!
ビジネス本のようであり、
ストーリーがしっかりしていて、登場人物のキャラクターもしっかりしている!
誰にでも感情移入できてしまう、
誰にでもなり得る、そんな人たちの話。
ドラマ化されるみたいですが、
きっと面白くなるんじゃないかな!期待度大!