投稿元:
レビューを見る
数年ぶりに再読。ビジネスパーソンとして、課題解決し続けるデザイナーでありたいと思える一冊。まずは、日常にアンテナを張り、良質な問いを設定しアウトプットできるようになりたい。
投稿元:
レビューを見る
アートは自己の衝動から、デザインは人が抱える課題から始まることが多い
ビジネスシーンで活躍しているデザイナーは優れた主観を持っている 面白い、つまらない、素敵、なんでだろう、気になるに蓋をしないで大切にすできる人。
デザイナーとは、問いを設定し、その問いを解決する人である
デザイン思考の人間中心とは、人が心の底から求めているものを作り出す姿勢を表す言葉
How might we、いかにして私たちはそれを実現しうるのか。yes butではなくyes andの姿勢
投稿元:
レビューを見る
デザイン思考がどういうものか、どのように身につけるかを解説してくれる本はたくさんあるが、この本の価値はひとえに、デザイン思考と日本に昔からあるおもてなしの文化を結びつけ、日本人にもデザイン思考のポテンシャルがあるとした点だろう。デザイン思考やHCDなどの概念はビジネスで実践もしているが、中から湧き出るものではなく後から身につけたもので、クセづける難しさも感じていた。だが日本人が昔からやってきたことなのだと思うと自信が出てくる。ややこしく考えず、板前さんなら、女将さんならと考える様にしてみようかと思う。
投稿元:
レビューを見る
「デザイン思考」を丁寧にわかりやすく解説した良書でした。考え尽くして言葉にされている事が伝わります。伝えるのが難しいであろう内容も、水のようにスルスル体に入ってきました。
海外のお話もあり、視野が広がりました。とてもおもしろかったです。
投稿元:
レビューを見る
IDEOにも所属していた筆者が、おもてなし文化などデザイン思考家としてのポテンシャルを持つという日本人にデザイン、デザイン思考を正しく認識してほしいとの思いでまとめられた本書。
・デザインの本質は課題の発見と解決
・デザイン思考は人間中心のイノベーション創出のアプローチ。人が心の底で求めているものを作り出すための方法。
デザイン思考のプロセスについても実プロジェクトの事例も織り交ぜながら説明されていたり実践のポイントも分かりやすいが、それだけでなく、デザイン思考を実践する人が持つべきマインドセット(自分の創造性に対する自信)や、チームで活動するための組織のあり方や個人がどうあるべきか(専門性を保ちつつ、ハブとなる)などを説いているところが参考になった。
デザイン思考のプロセスの中では、特に「問い」のサイズ感の重要性を感じた。大きすぎても発散しすぎてしまうし、小さすぎても、発想が広がらない。日本では小さな問いを設定しがちなようなので注意したい。
投稿元:
レビューを見る
内容で否定するものは何もありませんが、
なんか読みにくかった。
それこそデザインされていないような。
気のせいかな?私の力不足かも。
なんか残念でした。
投稿元:
レビューを見る
デザイン思考初心者向け
読みやすいけど、マインドセットゲーだなと
ちょくちょく説得力のないとこがあったけど、学べることもあった
投稿元:
レビューを見る
デザインの本質は、「課題の発見とその解決」にある。「1. 曖昧な状況でも楽観的でいること」「2. 旅行者/初心者の気分でいること」「3. 常に助け合える状態をつくること」「4. クリエイティブな行動を信じること」4つのマインドを持って、クリエイティブ・コンフィデンス(つまり主観への自信を持つこと)を高めていくことが重要だ。まずは、潜在的なニーズを発見できる観察眼を養いたい。
投稿元:
レビューを見る
日常で小さな不満を観察する目を持つ。チームでダイアログのできる場を作る。相手の視点を聞くことが大事で、すぐに自分の意見で反論しない。各人のコアなスキルのコラボレーションが思わぬ成果を生み出す。
投稿元:
レビューを見る
定量から定性に! - 石川俊祐「HELLO,DESIGN 日本人とデザイン」 ★★★☆☆
勘違いしていた。「デザイン」の本だと思っていたんだけど、名詞の「意匠、図案」ではなく、動詞の「設計する、企てる」のほうです。つまり「アイデアを考える」ってほうです。
そういえば僕の肩書も一時期「デザイナー」だった。全然「デザイン」しないので不思議だったのですが、どうやら、「システムを設計する」ほうのデザイナーだったようです。
日本人は秀吉のわらじ逸話など、昔から「おもてなし」が得意だ。
“デザイン=おもてなし”なのだ。「マイナンバーカード」のようにユーザ利用を無視する訳でも、iPod登場前に音質競争をした日本版MP3プレーヤーでもなく、ユーザが真に何を求めているのかその問を掲げて提案していくのが大事なのだ。
その時に大事なのは、常に新鮮な目で見ること、自分の感性を信じることなのだ。量ではなく質。極端な利用者の中にニーズが埋もれているのだ。
#引用
・デザイン思考とは、観察で得た主観を重視したアプローチです。「自分は何をリサーチし、そこから何を感じとり、どういう意味づけをほどこして、アイデアにつなげていくか」の思考法です。つまり、「あなたがなにをどう感じたのか」の、主観がすべて。定量から定性へと頭を切り替えなければならない。
・クリエイティブ・コンフィデンスを持つためのマインドセット・曖昧な状況でも楽観的でいること
・旅行者/初心者の気分でいること
・常に助け合える状態をつくること
・クリエイティブな行動を信じること
・いかなる個人よりも全員のほうが賢い
投稿元:
レビューを見る
「デザイン」の本来の意味は、数冊本を読んだことで大体理解できていると思っていたが、うわべだけの知識に留まっていた部分もあったようだ。本書を読んで、やっと本質がつかめたように感じた。メルクセローノの注射器や、T型フォードの例が、とてもわかりやすかった。
その上で、本書において、特におもしろいと感じたポイントを紹介する。
①いいサイズの「問い」
大きすぎる「問い」を設定したのでは、考えること、決めることが多すぎて、取り組む人が途方に暮れてしまう。具体的すぎる「問い」は、「問い」ではなく指示になってしまう。広げすぎず、制限しすぎず、適度に遊びをもたせた「問い」が、いい「問い」である。いい「問い」がいいアウトプットを生む。
②ただ人を集めるだけでは、チームとして機能しない
セットアップを行って、チームがうまく作動するよう整える必要がある。プロジェクトの中に、チーム全体の気分が落ち込むフェーズがあったり、不足している人材がはっきりしている場合は、新しいメンバーをチームに引き込んで補うようにする。チームに、無理に障害を乗り越えさせようとするのではなく、不足を補い、建設的に問題を解決する。また、チームの一員として、見栄を張らないことも大切。できないことはできないと言い、人に任せるか、相談して教えてもらう。
③優秀な参加者(ルールテイカー)からルールの作り手(ルールメイカー)になる
新しい思想や概念をパッケージ化することで、グローバル・スタンダードを作り上げる。
全体的に、難解な言葉を使わず、実例を多く取り上げながら説明してくれているので、わかりやすかった。(読み手のことを考えて、この本もデザインされていると感じた。)
投稿元:
レビューを見る
めっちゃ良かった。
今欲しかった言葉がこの中にあった。
仕事も、私生活も、人との関わりも、
デザインしていく。
想像力をもつ。
祈りを持とう、という自分の考えに
近いものを感じた。
人と人をつなげられる事務の人から、
人と人をつなげるクリエイティブディレクターになりたいのだ!!!
石川さん、ありがとう!!!