紙の本
小学校の図書館で、出会いたい1冊。
2023/08/03 21:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hal. - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもの頃、読んだことがあり、でも内容は忘れてしまっていました。それでも、本のタイトルと、おもしろかったという記憶だけが残っていて、ずっと心の片隅に残っていた本です。
文庫タイプが出ている事も知りましたが、こんなイメージだったかな…?と納得できずにいたら、こちらの復刻版を知りました。
本を開いたとたん、物語の世界に引き込まれ…、本当に驚きました。
忘れてしまった世界を 思い出させてくれて、そして、表紙を閉じて、またこちら側に戻ってきたとき、私は、本を読むことでしか得られない時間と 世界のことを知りました。
この本に出会えて良かったです。
作者の柏葉幸子さんに、感謝いたします。
紙の本
好きな本
2019/05/25 11:21
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生の時から大好きな作品。
今も文庫版の方も持っています。
昔の挿絵の方が好きなのでまたまた購入してしまいました。
大切にしたい本です。
紙の本
本を読むのが特別な時間に!
2019/04/29 21:50
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投稿者:あおば - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んだことのない話がひとつ入っていましたが、
あとの二つは大好きだったので、迷わず購入しました。
絵も、お話も、本のデザインも、ほんとに素敵です。
さ、読もうかなって、ソファに座るときがほんとに幸せ。
ちょっと気が早いですが、親戚の子供たちへ、今年のクリスマスプレゼントはこれにします!
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小学生の時に初めて読んだ長編の小説が霧のむこうのふしぎな町でした。
物語の楽しさを初めて知った思い出深い作品です。
3作とも読んでいますが懐かしいイラストに惹かれて愛蔵版に手を伸ばしました。
大好きな作品!ゆっくり読み返したいです。
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この本の(地下室からの不思議な旅)は、GWにやっていた映画『バースデー・ワンダーランド』!!の原作です。ということで、興味を持って読みました。映画とは、少し違う地味な児童書でした。世界を救うとか、そういう話しではなく、動きがあまりないのが不満。
薬屋の倉庫が異世界と繋がっている。錬金術師のピポクラティスと小人に誘われて、異世界へ。悪い魔女と戦い。王子の病気を治す。いい雰囲気なのに、ピポクラティスを救いに市場に行ってからが盛り上がらない。いまいちでした。
http://kafuka.doorblog.jp/
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買ってしまったー。文庫はもってるんだが、霧の向こうのふしぎな町以外は読んだことなかったから、まあいっか、表紙の色がほんっとに綺麗なので、愛蔵版だしね、本棚にあると素敵だしね。
まずは霧の向こうの不思議な町。
何度となく読んだのに、細かいとこをすっかり忘れていた。読みながら思い出した。太らないお菓子、しゃべるオウム。皿に変えれられてた王子、これはオズからかなー。
必要とする人にはすっごく近い魔法使いの子孫の町。
こっちの方が古いけど、ピコットばあさん、湯婆婆みたい。ジブリで千と千尋が一番好きなんだけど、その源泉はここにあったのかも。
この夏ゆっくり読もう。
お話はあとふたつ。
「地下室からのふしぎな旅」
映画のほうが先。結構色々違うけど、どっちも好きだな。
映画はあっちの世界の色彩がめっちゃ綺麗で原作のエッセンスを視覚的にはっきりと表しているなあっと思った。
もこもこふわふわヒツジかわいい。
おっきな金魚たちのシーンとか原作にはないけど印象的でステキ。
水きりの儀式に対しての王子のスタンスとかはもう全く別ものだったけど。
映画版の方が思春期の悩み、的な。
2人の心持ちがリンクするとこが映画的カタルシス。
原作の方は自分でやりたいことはもうはっきりしていて、
ただ、身体の方に問題があるだけで、それが解決した今、もう前に進むだけだよな
でもこれからもあっちの世界に行けるみたいだから、その後いろいろ話を作れる可能性はある。
結構盛りだくさんな楽しいお話でした
ラストは「天井うらのふしぎな友だち」
ちょっと古めの家に引っ越してきた姉弟が突然出会ったのはなんか変な4人?組。
彼らはなにかしないといけないことがあるらしく…っという話。
天井のないいえに屋根裏を自分たちでつくって住み着いてしまうのが不思議キャラクターでなく、いや不思議は不思議なんだが、なまってるおっちゃんだとかふくよかなおばちゃんキャラ、というのがなんかおもしろい。
物語としてはこれが一番地味で古い感じがした。
でも3作目なんだよなあ。
弟の了が何かっつーっとだから女ってのは、というセリフを言うのが、もやもやするっというか、イラッとする、というか、気持ち悪かった。時代的なものかしら?
小さい頃の心を自由に遊ばせることができる、というのは確かかもなーー。
でもそんなに子どもの自分と今の自分は変わってない気もする。
ただ、怖がりで人見知りな小さな自分を自分で守れるようにはなったかなー。
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子どもの頃夢中で読んだ「霧のむこう」の再読。
やはりこの話がいちばん好き。
表紙も美しく、カバーを何度もつけ外ししてしまう…
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ちょっと古い表現はあるけど、今読んでもじゅうぶん面白くてわくわくする物語だった。
霧のむこうのふしぎな町が一番好き。
作者のあとがきも、なんだか自分ごとのように胸がほんわりあたたかくなった。
挿絵も素敵です。図書館で借りたのでカバーを外してみることができなくて残念…
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どの物語も良かった!
物語りに夢中になるまで少し時間がかかったが、どれも魅力的で私もこの物語たちのような経験を子供の時にしたかったなーーーと思った。
・霧のむこうのふしぎな町 ★★★★
読み始めは平仮名多いし、村の人の訛りがすごくて読みにくいなーって思ってたけど、霧の谷の村や村の住人達がすごーく魅力的!
まだまだ物語は続くのかと思ったら、急に終わりですごーく取り残された感!
もっと読みたーい!って思いつつ、みんなからのお土産が素敵だった。
それにしても、お菓子がすごーく美味しそうだったなー
・地下室からのふしぎな旅 ★★★★
春夏秋冬の美しさを感じられる物語だった〜
壁を抜けるとか、ハリーポッターみたいやなと思った。
お隣同士が復活して、行き来できるなんて夢があってほんまに羨ましい〜〜〜
・天井うらのふしぎな友だち ★★★★
不思議な友達たちは子供の頃のイマジネーションフレンズ。
自分にそんな友達いたか覚えてないし、そもそもいなよーな。。
子供の頃の素晴らしさを思い出せられる物語だった。
私もメリィさん、ゴフジョ、ジュピ、ユリアンのような友達と同居したいな〜カモシカに乗りたいな〜と思った!
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面白かったので、子どものときに読み損ねたのが残念。がんばる女の子主人公モノはやっぱりいいな。
「霧の~」はついつい千と千尋を思い起こしながら読んでしまったけれど、出てくる登場人物が魅力的。「地下室~」はおばさんが破天荒なのが、今ぐっとくる(笑)。「天井裏~」はしばらく世界に入れなかったけど、途中から世界観が分かってくるとすごい面白くなった。
全体、和洋折衷ぶりに昭和の空気を感じて、それもまたよき。
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ふしぎはそこにある。気づけるか気づけないかは心次第だけど、もしこの物語を好きになったならきっと貴方にもいつかふしぎが訪れる。最初から最後まで幸せが詰め込まれた物語三部作。
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柏葉幸子さんの『霧のむこうのふしぎな町』『地下室からのふしぎな旅』『天井うらのふしぎな友だち』の愛蔵版。偶然丸善で見かけて、即購入。
『霧の〜』と『地下室〜』は小学生の時に友達に教えて貰って、それからずっと大好きなお話。娘が小学四年生の時に青い鳥文庫版を貸してあげて、娘のお気に入りに。
『霧のむこうのふしぎな町』は『千と千尋の神かくし』の元になったと言われてます。『霧のむこう』も『地下室からの』も日常から一歩踏み出しただけで全く違う非日常の世界に行ってしまうお話です。誰にでも起こりそうな不思議の入り口が、想像力をかきたてます。小学生の時に読んで良かったと思える本です。
『天井うら』は初めて読みました。少し設定が難しいような気もしますが、読めば読むほど切なくて、、、私も忘れてしまった事が色々あるんだろうな。
小学校四年生以上にオススメです。
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産後、本を読んだり音楽を聴いたりが出来なくなった時期がありました。そんな中、本を読む楽しさを思い出させてくれた作品です。
恥ずかしながら幼少期は海外ファンタジーばかり読んでいたので、こちらの作品は美しい装丁に惹かれて手に取りました。
霧のむこうのふしぎな町を読んでいるうちに、久しぶりに目の前がキラキラ光るような感覚になりました。
子育てと仕事の合間に少しずつ読み進め、完読には時間がかかってしまいましたが大切にしたい一冊です。