投稿元:
レビューを見る
目的のために結成される流動的な少数精鋭チームが今後期待される組織であるということ。
今まであなたがやった仕事で、もっとも会社を儲けさせたものは何ですか。
チームでの仕事の場合、あなたが果たした主導的な役割は何ですか。
世代交代で、組織は変わる。
投稿元:
レビューを見る
チームアプローチをテーマにした瀧本さんの書。個人の取り組みに対し焦点が当たる現代において、共通する思いを持った仲間の存在が不可欠だということが本書からは伺える。
日本にいると、どうしても同じ学校、同じ会社、同じ趣味といった人が集まり、その中で当たり障りのない会話が延々と取り交わされることが多い。それを苦にせず、また意識せずに日々を過ごす人にはいいのだろうが、友達どうしの馴れ合いごっこにはどうにも嫌気がさしてしまう。
チームというのは共通の意思や思いを持ちつつも、それぞれが独立し、またその強みでもって成り立つ集団である。たとえ一つのことしかできなくても、その一つがずばぬけていて必要とされれば、それが自分にとって強みになるし、チームにとってバリューになるのである。
近年チームの強さを感じられたのが、落合監督の指揮した中日ドラゴンズである。確かにチームにエースや4番はいようとも、彼らの活躍だけでは長期的に勝ち続けるのは厳しいし、また人間である以上好不調の波もある。大事なのはその周りを取り囲むチームのメンバーであり、彼らがいてこそエースや4番も輝くのである。ただ、誰もがエースや4番にはなれないが、強みを磨き続ければ必要とされる場所を自分で掴み取ることができようし、それがまたチームの強さへとつながっていくのである。
本書を通じて思うのは、「馴れ合うだけの集団に属するならば一人でいろ」ということだ。ただそうはいっても、一人でできることは限られている。だからこそ、今改めてチームを見直す意味があると言えるのではなかろうか。
投稿元:
レビューを見る
これからの世の中は「万人の万人に対する闘争」なのか。もうちょっとゆるく生きたいと思う私はカスでしょうか?
投稿元:
レビューを見る
やはりTゼミ民に対して繰り返し全力で取り組めと言っているように読める。自分に対して書かれた本だと勘違いできるのも良い。自分の人間関係の中でTゼミは異質で得るものは多いので、逆もできるようにしていきたい。奇しくもチーム制を導入すると見られるのだし本書からも学びとって成果を挙げていかんとね。
投稿元:
レビューを見る
明らかに、読んだ方がいいです。
その本を読むことで人生にプラスになる度合いでいうと、瀧本さんの本はいつも高い気がします。
タイトルとは逆説的ですが、この本のメッセージは、「人」が最も大切であると言っています。
実人生で、どういう人が本当に必要なのか。そのヒントが書いてあります。
投稿元:
レビューを見る
タイトルからして、瀧本さんらしい、はっきりとした物言いだなぁと思いつつ、購入。
人と人との繋がりについて、Googleとかアップルとか、最近話題のNPOや古くは黒澤明監督の「七人の侍」まで、いろんなものを例にとり、述べている。これでもかっ!というほどの例の多さで、雑誌感覚でも読める(笑)
コンサルタントをやってた人って、例えば勝間さんみたいな人や瀧本さんのようなはっきりとした物言いは好きだし、そのとおりだと思うが、やはり一歩を踏み出すのは大変。
まずは0.01歩くらい踏み出してみよう。(笑)
投稿元:
レビューを見る
有能で人望のある人には同様の人々が集まり、チャンスにも恵まれる。ネット上で文句たれてる無能コミュ障はゴミ、ということ。
投稿元:
レビューを見る
自分が如何に無能か、実感させてくれた本。また、馴れ合いの中で仕事しているなと自分を客観的に見ることが出来た。今からでも遅くない。努力を怠らないようにしよう。
投稿元:
レビューを見る
『僕は君たちに武器を配りたい』はわりとマクロな話だったけれど、今作はミクロな個人と個人のつながりの話で、これまでの著書とは違って具体的な人や企業の事例が多く掲載されている。
自己啓発書・ビジネス書のふりをした「人的資源側の人的資源管理」「組織の内側からの組織論」の話なので、こみ入った構造になっているものの、他人事で書かれた「組織論」の本に比べれば、かなり実用書に近い。
著者の主張、エッセイと言える部分は、1章と5章に集約されている感じ。
投稿元:
レビューを見る
「慣れ合う友だちではなく、共に試練を乗り越える仲間を作ろう!」という本だった。成功するためのチーム作りと必要性について、表紙の7人の侍など、過去の事例を引きながら解説してくれる。仕事と全く関係ないところの繋がりと多様性は大切という部分は同感。
投稿元:
レビューを見る
夢を語り合うだけの「友だち」は、あなたにはいらない. あなたに必要なのはともに試練を乗り越え, ひとつの目的に向かって突き進む「仲間」だ.
必要なのは同じ目標で苦楽を共にする「戦友」だ.
他人の作った作り物の物語を消費するのでなく, 自分自身の人生という物語の脚本を書き,演じろ.
これ以外にも自分に刺さる内容が多かった.
見晴らしのいい場所から自分がどういったイノベーションを作っていけるのか?
投稿元:
レビューを見る
このような本は初めてだったが、読者の興味をそそるような話題の選択や、言葉のチョイスが目立ったので、楽しく読むことができた。自身だけでなく、他者の成功も載せることで、より説得力も増し、疑うことなく受け入れることができた。
投稿元:
レビューを見る
「そんな私だからこそ、今書店に並んでいるような、人脈や仲間づくり、チームビルディングをテーマとした本を読んでみると、違和感を抱かざるを得ない。」
”大きなビジョンを掲げる大切さ”や”新しいものを生み出す時には、何がすでにあるかを知るべきだ”と説く。慣れ合いのような仲間ではなく、ビジネスライクな仲間作りが求められる。日頃の生活では、心地よい関係の友人と過ごすのもよいであろう。しかし、何かを目指すのであれば、一人を恐れることなく、そして、違いを恐れることなく、その課題に合った仲間を集めていかなければならない。そして、その仲間も永続的ではなく、課題ごとに解消し、また、課題達成途中で変わるものでもある。
具体的な例がたくさんでてきて興味深く読めました。やはり、その例で紹介されるのは”強い人”ばかりでした。
投稿元:
レビューを見る
今を的確に読みとり若者へ向けたビジネス本。他のわけわからん自己啓発本よりは百倍マシ。ちょっとツッコミたいとこもあるけど、それでも勉強になるし、無駄にはならない。仕事、人生に悩んでる人にはオススメ。
投稿元:
レビューを見る
あたかも妥当そうな理論や賢人の言葉を借りて若者を焚きつけているともとれる自己啓発本であると感じた。ただし、言葉やロジックの運びは全体的に上手いため、なんとなく納得してしまうが実際になにかをなそうとしてもなにも残らないと感じる。例えるなら鬱屈した社会で活きるものへのビタミン剤であろうか。