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神の領域は神のみぞ知る。人が踏み入れてよい場所とは、何処までなのだろうか。
なんだこれは。
日本の医療そのものがここに描かれているのではないか。
清川と曾根崎に恋に落ちる。
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代理母出産がテーマ。
主人公・理恵が兎に角腹黒い件。いや、腹黒いとかそういう以下略。
制度と現場のギャップは分かるんだけど、個人的に、理恵のあの行動にはあまり共感できなかった。
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(11.2.20)
海堂尊の作品、今回は桜宮を離れ、首都東京が舞台。
メインテーマは妊娠・出産について。
不妊治療や代理母出産など、医師ならではの専門知識と、現代における実際の医療問題が散りばめられた、フィクションでありながらノンフィクション並みの問題提起作品。
女医の
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この本を読んで、多くの問題について考えることができたが、特に医療と医学は違うという言葉が響いてきた。
それに、少子高齢化について、政治は今までとは違った視点で見る必要があるということも考えさせられた。
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久々の海堂尊。
相変わらず医療問題を鋭く描く。
今回は産婦人科医療の行政サポート不足の現実を訴えている。
奇跡のような光景は小説だからと言わざるを得ないが、登場人物の魅力、読後感ともに良かった。
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さすが海堂さんという感じで、
新しいシリーズでしたが、小気味良いテンポで
一気に読めてしまう感じでした。
内容的には、「こういう医療問題もあるんですね」
っということを考えさせられるところもあります。
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一人の大学勤務の産婦人科と彼女が支える閉院寸前の病院およびそこの妊婦を通して、産婦人科に関わる医療の問題を描いた小説。イノセントゲリラに引き続き医療行政に切り込んでいる。
産婦人科医の過酷さ、そしてベストを尽くしても逮捕される可能性のある恐怖。
医者も専門家だからと黙って業務を遂行するだけではなく、できないことはできないと主張すべき、という主人公の授業での教えは現場の悲痛な意見を代弁してるように思える。[2010/08/01]
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チームバチスタの人の本。今回のテーマは代理母出産について。主人公がクールウィッチと言われ、やたら論理的な人と書かれてるんだけど、あまりそう感じず。。でも、現実との折り合いを考えると、そうなってくるのか。でも、おもしろい。読んでてファンタジーチックに感じてしまうのは、この件に関してきちんと考えてないからか…
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バチスタ・シリーズの一作。
テーマは不妊治療。代理母の問題。
自分がまさに不妊治療中(なぜこんな所で告白?!)な事もあり、
かなり心を揺さぶられました。
それにしても海堂さんは凄いですね。
医療現場の現状を知る医師として、まさにペンは剣より強し!
政治の世界にも居て欲しい・・ってそれ自体が膿を持ってちゃ難しいか・・。
とりあえず本気で少子化対策したいなら、不妊治療や母子検診を
保険対象にしてくれ。
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お話としてはなかなか面白かったです。
でも主人公の女性が淡々としすぎてて、どうにも感情的には入り込めませんんでした。なにがそこまで駆り立てたの?ってところが弱かったので、なんというか、キレイまとまって終わった、みたいな、、、
そんな印象です。
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不妊治療や代理母出産など、テレビで観ることが多いので、バチスタシリーズよりも理解しやすかったです。ストーリー展開もまったく読めないというわけではないですが(特に代理母出産あたりのところ)、最後までどうなるのか分からないので、物語に惹き込まれました。医療の問題など、題材が題材なので読み応えあり。おすすめです。
淡々としていて個人的には読みやすかったけど、感情移入をしてしまう人には読みにくいかもです。
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今回は少し桜ノ宮市から離れましたが、でも曾根崎先生はもともと桜ノ宮市及び東城大学出身の方。そして「イノセントゲリラの祝祭」で出てくる産婦人科医の逮捕の話から付随している周産期医療の現場が核のお話。それだけでなく代理母の問題や不妊治療まで問題は山積みですね。相変わらず厚生労働省をこてんぱんにこきおろして下さっているので大変清々しいデス。改革を図っている白鳥さんには本当に今後頑張っていただきたいところですな。イノセントゲリラが読み返したくなりました。まだ文庫化はされていない「極北クレイマー」は逮捕話真っ只中な話ですね、きっと。早く文庫化しないかなぁ。
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2010 8/5読了。WonderGooで購入。
ロンドン-アテネ間の飛行機で読んだ。
不妊治療・妊娠・代理母出産等について扱った小説・・・なのかな?
変わらぬ海堂節というか、たたく相手に容赦がないというか官僚批判全面出しの文章ではあるのだけれど、でも面白く読めてしまうのだしそれを狙って(売れて多くの人の目につくことを狙って)小説という媒体で出しているのだからうまい策なのだろうか。
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産婦人科医、妊娠、不妊治療、代理母出産がテーマ。
母親の気持ちって理屈で図れない。そう思う。だって自分のお腹を痛めて生むのだから。
妊娠に対して保険が適応されなかったり容認されない部分があったり、本当の少子化対策なのだろうか。子供手当も必要だけれど、生まれてくる未来の子供たちに対して、子供が欲しくても授かれない人たちに対して優しい世の中になればいいのに。
それにしても、初期の作品よりも批判的な部分はどんどん強くなってる気がするなぁ。
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ずっと読みたかった海堂作品ひとつめ。
出産関係ということでまず手に取った。
ぐんぐん読んでしまう面白さはあるのだけど、テレビドラマのような展開と台詞がどうも苦手だった。主人公の理恵が完璧すぎるのも。
ただ、現代の医療問題の現実がそのまま背景におかれていて、かつそれに対する著者の怒りがベースになっているので興味深く読めた。不妊治療や様々な妊婦の姿も、自分や周りの人々とリアルに重なってぐっとくるところも多々あった。