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巨大組織の組長の妾腹に生まれてきた受の樹朗が自分の生い立ちを受け入れられず金を振りまくだけのやな奴になっていくけど、それを救うのが攻の次期組長で若頭補佐。任侠のいい男です。
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母親が亡くなるまで父にあった事がなかった鬼柳会組長の息子樹朗は父への反発から金遣いも荒く、金目当ての取り巻きと遊びにふける日々。
そんな中、父親が他の極道から狙われていると若頭補佐の政木が警護につく事に反発し、ある日とうとう押し倒される。
コミック感覚で面白く読めました☆〜
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極道若頭×極道嫌いの組長息子
むしろてなずけられているのはミキちゃん(息子)の方な気もします(笑)
読み始めミキちゃんがあまり好きになれなかったのですが、最後の方の立ち直りつつある辺りは良かったです。
よくある家庭の確執でグレた少年モノで、よくある893モノという感じでストーリーはありきたりな気がしたので、この評価にします。
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刑事と極道のフェアで購入。軽い読み物だろうと予想してましたが予想通りでサクサク読了。父親がヤクザの組長だったということでやさぐれてる息子・樹朗がかなりのワガママっぷりでちょいとイライラしつつ…。でもまあ、母の苦労や自分が受けたいじめの原因が父親がヤクザってことなので、気持ちを察することはできなくもないかな。ガキ過ぎると思うけど。事件の結末はツッコミどころ満載。樹朗と若頭補佐の政木との間にBL的なものがあるんだけど、恋と言えるところには至ってないし。なんだか薄いお話でした。
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フェアで冊子が付いていたためとあらすじを読んで購入。
…あらすじとは印象が違ったなぁ。ヤクザ嫌いは確かだけど、どうもこう…キャラクターがつかめないというか。
親の職業とかホントにばれたくなければおとなしくしてない?
政木との関係も最後の展開も何もかもがとんとん拍子に話がうまくいき過ぎっていうか。
悟るのも、親子関係の改善も早くない?
…なんだろ…子供がグレて立ち直る設定のために背景にヤクザを出しただけ??ヤクザ色が薄いし、過去についても具体的な表記が少なかっただけにちょっと…
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樹朗は、全国に名を轟かす鬼柳会組長の息子だった。
けれど、それは最近発覚した事実で、それまでは母一人、子一人の母子家庭で、細々と生活していた。
ところが、その母親が亡くなり、母が樹朗の父と連絡を取り、樹朗は組長に引き取られることになったのだ。
けれど、「ヤクザの息子」と陰口を叩かれ、今まで「ヤクザ」にいいイメージを抱いてなかった樹朗は大反発。
一緒に暮らすことを拒み、月に百万もの小遣いを貰い、遊興三昧をしていた。
ところが、鬼柳会が抗争勃発寸前の危機に陥り、それから樹朗を守るために若頭補佐の政木が現れた。
ヤクザが大嫌いな樹朗は「しばらく出かけるのを控えろ」と言い、二十四時間ついて回られる生活にうんざりし、反抗的な態度を取り続ける。
そんな樹朗を飄々とかわす政木だったけれど、ある日ついに態度が一変し、無理やり縛って監禁されてしまう。
というような感じの話でした。
樹朗はヤクザの息子だとバレることを恐れながら、大学に通っていて、それでいて、父親から貰うお金だけはふんだんにあるから、そのお金目当てに友達じゃない友達が群がってきていて。
でも樹朗は今まで「友達」がちゃんとできたことがないから、その「友達」にでもすがっていたくて……
でもやっぱり、ヤクザの息子、というのがバレたら離れていかれちゃって、そんなこんないろいろあって、その八つ当たりで、政木に言っちゃいけないことを言っちゃって、縛って監禁されちゃって。
ぐちゃぐちゃになって逃げ出したところを、拉致されて……
自分をネタに脅しにかけられて、父親が助けに来て、その父親の代わりに政木が警察に捕まったけど、無罪放免……という感じで。
そのことが原因で、今までどう接していいのかわからなかった父親と和解する……
という感じの話でした。
えーっと、どちらかというと、樹朗が「ヤクザの息子」というレッテルをどうやって乗り越えていくか、という話がメインになっていて。
別に、政木との恋愛いらなくね? という感じでした。
というか、最後には二人くっつくんですが、この扱いでどうして、「感謝」を吹っ飛ばして、樹朗が政木に恋愛感情を持つのかよくわからない。
そんなこと言っても、最初から「続編ありき」で物語を書くのは難しいとは思うんですが、とりあえずこの巻は父親との邂逅をメインで書いておいて、その後なんとなく政木を意識するようになった樹朗がもじもじする話とかが読みたかったかなー……実際は難しいんだと思うんですが。
それか、父親との邂逅までの道のりをもう少し短くして、1/3くらいは政木に樹朗の気持ちが向かっていく過程を書いてくれたらよかったのかも……難しいですね。
なんで、個人的には、樹朗の気持ちが一足飛び過ぎて、ちょっと最後で「あれ?」となってしまいました。まぁ、BLである以上、LOVE要素は必要不可欠なのでしょうがないと思うんですが。