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ムーミン2冊目。ムーミン谷で起こる1年を記した内容。出てくるキャラクターがみんな天然w
飛行おにが出てきてどうなるかなって思ったけど、素敵な結末でした!
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スニフの声が頭の中でスネ夫で再生される。
スニフは自分が小さいことをアドバンテージとも感じているし、ディスアドバンテージとも捉えていて、その両方の考えが一文の中に何度も出てきたりしてすごい。
自己愛の強すぎる幼子、末っ子ってこういう考え方をするんだよなあ。
ムーミンママのハンドバッグがなくなると村中で大騒ぎして探したり、パンケーキを食べるのが何よりも幸せだったり、金を換金するという発想がなかったり、
価値基準がなにもかも人間とは違っていて心温まる。
わたしの大好きなモランが出てきたけどまた孤独のまま話が終わってしまった。いつ救済されるのか。
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執筆順は2作目だが、従来これを1作目として刊行されていたらしい
なるほど今作の方がだいぶ分かりやすい
彗星はとても寓話めいていて、その不思議な雰囲気が魅力かなと思ったけど
たのしいはもっと普遍的な、普通の童話のような雰囲気
飛行おにとかニョロニョロとか出てくるけど
彗星の得体のしれなさ、不気味さは薄い
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新旧読み比べました。
今回のお話は、飛行おに が落として行った、不思議なシルクハットをめぐる物語。
なんだか、スナフキンやスノークが、とっても子どもだったことに驚きました。
アニメの(私は初期のものしか知りません)イメージでは、スナフキンも兄さんも大人っぽい仕草に見えたのでー。
木いちごのジュース、新訳ではコケモモのジュースに。魚のフライ?も、新訳ではピッテイパンナに。これはフィンランドやスウェーデンの朝ごはんの定番です。ジャムにソースにジュースにと、コケモモも重要な食材です!北欧好きとしてはほっとしました。
ママのおおらかなキャラクターが炸裂し、大好きでした。あんなに困ってたシルクハットに、そうとは知らずつる草を入れてしまって、家中が蔓に覆われて大変な時も、「まあ、なんてきれいなんでしょう」だなんて!
そして、映画『トーべ』を観た人たちにとっては待ち遠しかった、トフスランとビブスランの登場!山室訳では、トフスランとビフスランの夫婦とありますが…違うじゃん!ビビカとトーべがモデルなはず!
そうです、畑中さんの解説によりますと、このふたりに性別はないとの事。ジェンダーレスであって欲しいですよね!新版が無事に出版されて良かった❣️
さあここであの恐ろしい?!飛行おにが出てくるのですが…鬼なのに、どうもいい人なんですよねー。
おかしいなと思ったら、ここも畑中さんいわく、飛行おには、原文では魔法使い。鬼ではないそうなのです。
大人の事情で、新訳でも飛行おにのままですが…まあ、いきなり魔法使いって書かれても山室訳のファンは驚いちゃいますもんねぇ…難しいですねー。
貴重な訳者による解説もいただきながら、とっても楽しく読みました。
この先も新版を中心に、旧訳も楽しみながら読みたいと思います。
春樹さんも言ってるけど、訳は色々読めるのがいいんです。ライ麦畑のように、野崎訳も村上訳もどちらも素晴らしい✨
講談社さまには旧版を絶版になさらぬよう、お願いしたいものです。
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タイトル通りの本!
読んでいても、とても楽しい!
ミィ以外の主要メンバーが登場して、さくさくと読める。
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『十歳までに読んだ本』を読んで、何故だかムーミンが読みたくなった。今風に改定された新版があるというので読んでみた。文中のトフスランとビフスランの言葉にも微笑んでしまえるほど、歳を重ねても十分面白さが伝わる本だなぁと思った。
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タイトル通り、にぎやかな明るい気持ちになる本。
トフスランとビフスランが飛行おにのために願ったところは、今までわがままに見えた2人の意外な印象も受けて、とても満足できる場面だと思います。