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日本国民一人ひとりに読んで欲しい良書である、これからは、日本は衰退途上国となっていく。抜本的な国策が必要な転換期に来ており、国民にも本書の内容を正しく理解して欲しい。恐ろしい日本が来る前に、何とかして欲しい。
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間違ってはない。が、「オリジナル・アベノミクス」とか言ってしまうところに逃げを感じる。
反グローバリズムで投資継続させ、経済発展させていく。うん、すばらしい。が、なぜ、それができると思うのか?英国ですら60〜70年台には深刻な経済停滞と、反動での新自由主義・金融原理主義に走った。日本は冷戦終結の後、離米独立の道を模索すべきだった、というのはタラレバにすぎない。
日本の経済の先行きを語るなら、高齢化率増と生産人口減をどう解くか、語らねば落第だろう。が、経済成長すれば自ずと出生率が回復するとでも思っているようだ。いや、ないから。
令和八策というネーミングも嫌い。坂本龍馬がグラバーの走狗説、を鵜呑みにするつもりもないが、明治維新を美化し富国強兵路線をイメージさせる点で筋が悪いと言わざるを得ない。果たして、日本は何を基軸に世界と渡り合っていくのか?真剣に考えたほうがいい。科学技術投資額、ではないと思う。
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・安倍内閣は公共事業を拡大した内閣ではない。
ではなぜ公共事業を拡大したというイメージがあるかというと、「統計の取り方」にある。それまで公共事業いはカウントされていなかった「社会資本整備事業特別会計」が公共事業費にカウントされるようになったから。その真実をしっかり認識する必要がある。
この著者は橋下徹とは不倶戴天の敵のようだ。
理由はなぜなんだろうか。
まともな経済政策のようだが。
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安倍政権が構造改革・緊縮財政・プライマリーバランス黒字化に向かう理由を前内閣官房参与として内側から見た視点で描く。
さらにそれが如何に悪手なのかをエビデンスベースでしっかり論じている。
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政府のアドバイザーを長年努められた、藤井先生による著作です。政策決定のプロセスが、その内情も含めて詳述されています。特にz省との対立の構図やその主張原理がとてもよく理解でき、日本の悲しき現実が明らかになっています。その上で我々日本人が取るべき行動や考え方を八策として提案され、まさに同意できる内容でした。日本一人負けの中で、今後日本人一人一人が、考えるべきと行動に一石を投じる良書でした。また現在の政商の存在の件も、先生のご指摘という面で興味を惹きつけられました。