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凄い人だったなあ、、
まさに人間関係不得意。
ここまで尖ってるの凄い笑笑
お笑いに全てをかけたその生き様と情熱は心打たれるものがあります。
報われなかった天才が最後に認められた瞬間を見た気がして良かったです。
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読み始めたときは「なぜこれが映画化?」と思ったが、読み進むにつれてなんとも言えない凄み。
笑いにのみ捧ぐ時間、命。
カイブツと化した、むしろ、カイブツに囚われた日々の、世の中との乖離、笑いへの追究、自身の葛藤。
読んでてわかった気になっていたとしても、正直本人の思いのどれだけを感じ取れているのかはわからない。
映画、観たいかも。
9冊目読了。
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ハガキ職人としての熱量は羨ましくもあり、なりたくてもなれないし、ならない方が良いのではないかと思った。
一つのことにのめり込むことで、それ以外がここまでおざなりになるのは才能だと思った。
映画が楽しみ
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創作に真剣に向き合う人間は、カイブツになることがある。
ならなきゃいけないわけではないとは思う。
ここまで一直線に向き合った人間が、社会に受け入れられないことは、すごく悲しい。
寂しい気持ちになる。
主人公の性格に共感し過ぎてしまう部分がある。
というか、主人公は筆者なのだけれど。
純粋なものが非常識で、不純なものが常識な社会。人間というもののベースが不純だ。
カイブツの方が大切なのに。
大学生の自分はこうだったよなって、思い返すことになった社会人一年目に読んでよかった本だった。
作中にも挙げられているように、西村賢太の苦役列車を思い浮かべた。純粋ゆえに悪態をついて世の中に受け入れられなくなる人間。
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今年最後に熱い本が読めてよかった。自分のやりたい事にこれだけ夢中になれるって凄いことだし羨ましいけど、社会性を捨ててキャリアにならない夢だけを追うってこれだけリスクの高い事なんだと危惧の念も抱いた。それだけお笑いに夢中になれるなら芸人になればいいのにと思ったけど、それが出来るなら社会にもっと上手く順応できただろうし、人前での会話が苦手だからこそ裏方に徹した結果、こういった結末を迎えたと思うと少し複雑だった。これだけ熱意をもって一つの事に取り組めば、自分も何か変えられるかもしれない、そう思わせてくれる本だった。
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なかなかエグかったですね…
壮絶というか、絶望というか、独特というか、何かに取り憑かれたように時間を食い散らかす彼は、ただ不器用なだけ、、、
行き着く先に待っているものは…
27歳、童貞、無職、全財産0円の実録
笑いに狂い、ケータイ大喜利のレジェンド、伝説のハガキ職人と一つずつ階段を登っているのに、どんどんと世間との距離は広がっていく、命を削り、面白いネタを書くことだけに邁進する日々
挫折を繰り返し、死を感じ、カイブツが産まれた
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「面白い」にただただ愚直、という筆者のスタンスは、正しいからこそ苦しい。超理想でいえば、面白いものが真っ直ぐに、純度100%で面白いと評価される世界こそが正しいとは思う。ただ現実は、たとえば「人当たりの良さ」のような、面白さとは全く別のベクトルも作用する。
それ故に「面白い」に全てのステータスを割り振ってしまうと苦しくなる。これは人間が社会性を持っているからに他ならない。作品は「他者と」「協力し合って」作る。他者との関わりを抜きにして作品を作り・届けることは現代社会においてはほぼあり得ないのではないだろうか。
それでもやはり、超理想から考えると、面白いものが真っ直ぐに面白いと評価される状態が正しいと思う。だからこそオードリー若林は彼を助けようとしたのだろうと思う。「社会性と尖り=個性の両立」にはこれからも悩み続けるんだろうな。
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映画鑑賞前に原作を読んでおきたくて手に取った。私は社会人になってから深夜ラジオを聴かなくなり、著者が界隈でどれほど著名なのか存じ上げないが、思いの丈をひたすら書き殴ったような自己陶酔型の文章の羅列に只々辟易する。尖っていたいのも併合したくないのも十分理解出来るが、なぜこれほどに受け身の姿勢なのか疑問に思うばかり。それが著者の性質(本書はあくまで私小説)と言ってしまえばそれまでだが、誰かが自分の思い通りにお膳立てしてくれるほど甘い世界でもあるまいに。終盤の文学賞に対する一方的な暴論も流石に行き過ぎだろう。
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文字通り、「笑いのカイブツ」の話。
終始暗い!!!ニヒリズム、退廃的!!!!世の中を嘲笑っている!!!という感じの本。
最初にこの本を買った時のイメージと違った笑
どんなに面白くても、お笑いの才能があっても、人間社会である以上は最低限のコミュニケーションが取れないと難しいんだな〜、逆に、気持ち良いコミュニケーションができる人は能力が??でも昇進しちゃうんだな〜。お笑いという特殊な人間が集まる特殊な世界では、才能が埋もれて消えていってしまうことが多々あるんだろう。
終始描写が常軌を逸しているから、途中、初彼女が出来るくだりはマジでこの人の妄想かと思った。笑
映画は岡山天音、めっちゃ合ってそう。演技がみたい。
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いっきに読める。この才能があればなんでもできると嫉妬する。そして、この物語は母親へのラブレターだろう。
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映画に興味あり、先に読了。「私小説」はちょっと苦手かも。絶望と毒吐きの連続に疲れてしまった。ここから6年経って、今は普通の構成作家さんとしてやってるのかな。
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一気読みでした。
とても共感できるとは言えない。
でも、怖いもの見たさで読み続けてしまう。
友達にはなれそうもない。
バーテンダーにいたら、
そこの店にはきっと入らない。
絶対に接点がないだろう。
でも、読むのを途中でやめられない。
本書は、絶対に好き嫌いがわかれるので
万人にはお勧めできません。
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映画を見た帰り道に買って、すぐ読んだ。
なんというか、、、、感想が難しい。
人生そのもの。つらくて、苦しくて、けど、笑いに狂って、
後半の母へのコメントとか泣きそうになった。
オードリーに出会えて良かった。
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映画を見終わったそのままの足で購入。
端から端まで絶望で埋め尽くされているのに、読み終わるとなぜだか救われたような気持ちになった。どうしようもなくて、愛おしい
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常人では理解できるきない事だが文章には理解した気になる魔力がある
映画の方はリアルにお笑い界が描かれていた