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雑誌の書評を読んで図書館で借りた。
20年くらい前だろうか、ポリカーボネートに含まれるビスフェノールAが環境ホルモンで小さな子どもへの影響が強く懸念され、給食などに使われるプラ食器の見直しがなされた…という記憶があるが正しい記憶か分からない…。
まだ子どもが小さかったため、このニュースは人ごとではなかった。
その後、プラ製品の危険性は無くなったのかと思っていたが、いや、とんでもなかった。
ホラー小説よりよっぽどコワイ。
素人には分かりにくい化学用語もあるが、その解説は分かりやすい。
結構なボリュームで、流し読みになってしまったので購入したい。2020.10.10
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訳者あとがきにもあるように本書の性格を一言で表すなら、「プラスチック・フリー生活のための実践ガイド」という事になるだろう。この本を参考に実際にプラスチック・フリーに向けて力強く踏み出す人が増えれば地球環境は今よりもう少しマシになるだろう。とりあえずマイバッグを持つなどの身近なところから始めてみようかと思った。詳細→
http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou30101.html
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プラスチックというものが昔からあまり好きではなかったこともあり、環境問題なども少し考えているので読んでみたい!と思っていた本。
そしたら先日、プラスチックの恐ろしさについてのドキュメンタリーを見て「今読まなきゃ!」と思って読んでみた。
いや~もう思っていたよりも恐ろしいことになってる!!
マイクロプラスチックの恐ろしさからは地球上のどこにいても逃げられないぐらいになっているという現実!
「いやいや、そこまでなってるならあなたが減らしてもどうにもなんないんじゃないの?」なんて言う人もいる。でも一人一人が気を付ける量は少ないとしても活動として広げていくのは大きな力になるんじゃない?と思わせてくれた本。
ということで、ちょっとでもプラスチックを減らす手段の参考として読んでみるというのもありなんだと思う。
意識が変わることででこいることってあると思うから。
日本では過剰包装でなかなか減らしにくいことも多いけど私もとりあえず小さなことだけどやってみることにした。
みつろうラップはもう使っているからシリコンラップも買ってみた。
なるべくラップを使わない生活を心がけるようにしている。
あとは野菜を包装なしで買えるお店を選ぶようにしてみた。これが探してみると意外にも近所のスーパーでもやっているところが多かったのよね。
あとはスポンジをセルロースの物に変えてみた。
そして今回初めてのチャレンジはシャンプーバーを買ってみた。まだ使っていないけど…
そして盲点だった服やマスクなどの素材
チェックしてみると…驚くほどプラ原料の素材を着ていることにびっくり!
フリースとか、アクリルとか多い!毛布も敷布団の中の綿もアクリルだった~!
意識が変わること…
自分の中でそれが再確認できたことだけでもこの本は読んでみよかったと思う。
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私の生活をガラッと変えてくれた本。これまで自分の出すプラスチックゴミの多さを嘆いていたが、どこから取り組めばゴミが減らせるのか、ありとあらゆるインサイトを与えてくれる。また、昔は気を付けていたプラスチックの毒性について、すっかり慣れ切って気にしなくなっていたことを反省。
買い物袋を減らすだけで海洋ゴミは減らないと言って、買い物袋有料化を皮肉る向きもあるが、レジ袋有料化は最低限のこと。そこから食品トレー、ペットボトル、ストロー、ラップ、プラスチック包装の物を断り、避けるのはもちろん、例えば飴の包装が風で飛ばされたら川から海に流れ込む可能性があるとか、どういう消費行動(テイクアウト、コンビニで適当に弁当を買う等々)を避ければプラスチックゴミが減らせるのか、プラスチック容器が白く汚れているのは何故かなどなど日々の生活で気をつけるべき点が数多く学べてよかった。
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テレビでマイクロプラスチックの漂う海を取り上げていて衝撃を受けこちらを読んだ
食べ物には気をつけているつもりでも 容器や食器や抗菌されたテーブル周りや部屋の壁紙、床…あらゆるものから出ている空気に漂う有害な化学物質を吸い込んでいる
そういう積み重ねが癌などの病気につながるのだろうか
レトルトパックなどはあまり購入しないが、以前はなかったもので最近本当に増えている気がする
ラグがナイロンだったので早速変えた
掃除の洗剤も地球に優しいものが出てきているが、それを入れるスプレーボトルがまたプラスチック。
少しずつ代替ができるものから変えていこう
テフロンのフライパンもかぁ…
子供のうちからこの知識は持っていた方がいい
企業に勤めた時に商品の開発に携わる人が少しでも環境を考えてくれるように。
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プラスチックの使用を減らしたくて読みました。
かなりの良書で、個人的には全人類に読んでほしい…義務教育や企業でも薦めてくれることを希望します。
マイクロプラスチック問題については既知の情報でしたが、プラスチック製品からでる化学物質が人間の健康問題を引き起こす可能性があるという衝撃の事実をこちらの本で知りました。
食に関係するプラスチックはできるだけ断絶したいと思いました。
できることから少しずつ参考にします。
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化学物質過敏症ということもあり
極力プラスチックを排除した生活をしたいと思ったので読むことに。世の中プラスチックだらけでなかなか難しいけれど、少しずつ生活を変えていきたい。そのためのヒントがたくさん。内容もわかりやすくおすすめ。
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すぐにプラスチックフリー生活をするのは難しい
著者も完全にフリーにはなれていないと書いてある
かなり緩く始める気でいるので詳細読み込みなし
それでも新しい視点が得られて勉強がありました
家の中のプラスチック何があるか?
直接肌に触れるもの・食べ物に触れるもの
改めて見直して出来ていること出来てないこと
身の回りの持ち物を見る目が変わった
これから買い替えるものは出来る限り
脱プラのものを選んで行きたいと思います
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いくらなんでも著者のやり方はちょっとヒステリーかなと思う。できるところからプラスチックを使わない生活を心がけたい。大量生産・大量消費はぼくたちの世代で浄化したい。
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図書館で借りて読了。
もっと早く読んでおけば良かった……!!!
読みながら、家中見渡す限りありとあらゆるものがプラスチックに囲まれていることを実感し恐ろしくなった。
何よりも紅茶がショック。ティーバッグのお手軽さにいつも助けられてきたのに。(悲)
この機会にちゃんとした茶葉とティープレスを購入して、飲み方を変えよう。良いきっかけをもらえた。
日用品でも歯磨き粉など簡単に手作りできそうなものから少しずつ実践していく。
大切なのは、「"一気に"プラスチックを一掃しよう」と考えないこと。
地球のために、少しずつ自分のペースで、"楽しみながら"生活環境を変えていこう!
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せっかくカナダのリサイクル状況の解説読めると思ったのに、日本版に差し替えられていて残念だった。カナダも残しておいてほしかった。
セロハンテープが植物由来だって知らなかった。
重曹って密閉容器が適してるんじゃなかったのかな?
プラスチックの有害物質やDDTは生体に蓄積し、食物連鎖によって濃縮していく
水中でプラスチックが周囲の化学物質を吸着
内分泌攪乱物質=環境ホルモン プラスチックの添加剤
子宮内膜症や乳がん増加、精子数減少
BPA代替物ビスフェノールS濃度、日本は高い9/9
生分解性プラスチック
堆肥化可能プラスチック
酸化型生分解性プラスチック 中途半端マイクロプラ残留
ちょいちょい言い回しがうざったかったり、説明不足を感じることはあったけど、勉強になりました。
基本的には学術論文引用していて巻末でもお墨付きな感じで書かれているけど、本筋からずれたところで出てきた「たぶん」でなにかを批判する姿勢はあまり好きじゃない。
事実を知りたいから本を読んでいるのに、可能性危惧じゃなくて憶測の話がでてきたらそういう人?って疑念が湧いてしまう。
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装丁のイメージからイラストが多くてサラッと読める本かと思いきや学術書並みにヘビーな内容だった。
事例や論文の引用が多くあるため説得力のある文章で、
目から鱗の連続。全部実行するのは難しいけど、自分の身を自分で守るために非常に有用な知識を得られた。
環境問題系のことは残念ながら日本は遅れているので、ぜひ多くの人に手に取って欲しい本だなと思った。
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スタバでのプラストローやプラカップ廃止やレジ袋有料化など脱プラが唱えられている中、なぜプラスチックは悪なのか?そもそもなぜ悪とされているものが生活に溢れているのか?なぜ脱プラに向けて動く必要があるのか?など基本的なことを抑えたくて読みました。
かなり脱プラ運動志向の強い語り手により、今日から始められるプラスチックフリーへの一歩の手がかりが数多く書かれていました。
ここまで極めよう!と刺激される人はそういないだろうが、少なからずこれを読むとプラスチックのものを買ってる者が悪者のように思えてくる。この人に感銘を受けるかどうかではなく、良心の呵責を味わわないために脱プラをしなくてはならないという気持ちにさせられます。
脱プラ生活は長い目で見たら節約にもなるとのメリットが感じられれば、節約の暗喩として人々により浸透することのように思います。
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子供が産まれて、子供の将来の環境やカラダの事をよく考えるようになった。プラスチック製品は劣化しやすいのと、環境問題の観点からあまり購入する方ではないが、プラスチックの怖さを学び、一層気を付けようと思った。
筆者の書いている通り、全てをフリーにする事は難しいが、危険性を知った上で上手く使っていきたいと思う。
日本もたった数年で、エコバッグが定着したので、近い将来は量り売りのお店が増えたりすると、いいなと思う。
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プラスチック削減やエコに関する入門書。日本はまだ遅れている部分が多く、この本から学ぶことはたくさんありました。今までエコについては芸能人や他の人の知識に頼っていましたが、この本で詳しく学べます。日本人は一度これを参考に読み、自分の出来ることを見つけ、1つでも生活に取り込んだほうがいいと思います。
初めて聞く単語が多く、1度で全部を完全に理解することはできないと思う。でも今まで疑うことのなかった着眼点を持てるようになったので、今後の買い物の選択の指標として、ある程度参考にしたい。
著者は海外の方だが、訳者の方の尽力もあってか、日本の現状についても触れてくれているのが有難い。