紙の本
朔くんかっこいい
2021/08/02 18:23
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投稿者:千歳くん - この投稿者のレビュー一覧を見る
不登校になったクラスメイトを復学させるために、わざわざ窓を割って真正面から向き合うところがかっこいい。
主人公の真っ直ぐなところがめちゃくちゃ惚れる。
電子書籍
受賞も納得のおもしろさ
2021/01/11 05:37
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投稿者:くろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
思っていたよりも良かった
内容が詰まっていて、夢中になって読んだのに
読むのに時間がかかったという何とも形容しがたいこの気持ち
あまり難しい言い回しとか暗喩とか
そういうのが苦手で、普段は頭をあまり使わない
作品を好んで読んでいて
この作品は詩的な表現とか前述の表現とかが
散りばめられていたけど、それでも一気に読めた
とりあえず1巻ではラブコメはしていないかな
主人公の自己紹介の様に感じた1巻目
生き様がかっこいいと思った
スッキリとした
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どうしたことか、なんか普通にいい話です。昔だったらもっと違った形で出ていたかもしれないけど、今はライトノベルがこういう話の受け皿になっているということか。ここからどうつなげていくのか、続きも楽しみ。昔福井で仕事をしていたので、8番ラーメンとか、懐かしかったです。
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主人公はイケメンでモテモテで自分がリア充だと認識しているはたからみたら嫌なキャラだけど、読んでいくうちに仲間思いでちょこちょこ悩む人間味があるキャラ。
リア充と非リア充のスクールカーストを背景に主人公が不登校の同級生を立ち直らせる物語である。
最後まで読んでいくと不登校の同級生を助けようとする、主人公の男気とカッコ良さで少し感動できますよ(^^)
2巻も読みたいと思います!
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あー、これは面白い。好き。
よく異世界でチートな俺TUEEE系の話があるけれど、これも言わば現実世界のチートなリア充のお話。
それって、なんだか鼻持ちならない感じになりそうだけど、でも主人公の千歳に全く嫌みがなくて読んでてとても楽しかった。
千歳は好きだなあ。
その考え方、努力の方向、弱音の吐き方、はぐらかし方。
多分いろんなものを背負ってるんだろうけど、それにちゃんと向き合えるのがいいね。
まったくベクトルは違うけど例えば「俺ガイル」がボッチの経典だとしたら、この物語はリア充の教科書と言ってもいい。
上辺だけでない心のリア充。なんかその考えの一つ一つに感化されそうだ^^
そしてリア充お約束のハーレム女子の誰もが可愛いかわいい。
それぞれタイプが違って、でもみんな素敵。
いやあ、夢でもこんな青春送りたいよね(爆)
ヒーローは遅れてやってくるばりのラストもカッコよかった。
そして彼が憧れる先輩女子はそれ以上にかっこいい。
彼女との絡みをもっと見たかったかな。
続編も出ているようなので先輩だけでなく今回絡みが少なかったそれぞれの女の子とのお話も期待したい。
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今どき珍しい『リア充側青春ラブコメ』。弱キャラ友崎くんで言う日南葵目線みたいな感じ。アツいところはアツく、締まるところはちゃんとしまっていたし、キャラクターがめちゃめちゃ魅力的だった。特にヒロイン(夕湖、優空、悠月など)が可愛すぎる笑リア充だからこその悩みだったり考え方などが妙にリアリティがあってどんどん読み進めることができた。本当に面白い本だった。
以下、自分のメモ(名言集)
「悪意をもってマウントを取りに来るやつなのか、ただの愛のあるいじりなのかを見極めろ」
「支払った時間と情熱の対価として、確実に知識や技術は蓄積していく」
「自分が描きたい物語の責任は自分でとれ」
「他人は他人、自分が自分を誇れればそれでいい」
「他人の揚げ足をとって石をぶつけても、自分がましになる人間になれるわけじゃないし、どんどん品位が下がってさもしい場所に落ちていくだけだ」
「美しくありたいんだ。あの日見た月のように。いつか本で読んだ、ふたの開かないラムネの瓶に沈んだビー玉みたいに」
結論、千歳朔は神!
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ラノベにはどうしても人気を得難い主人公の特性というのが幾つか有って、それが大学生であるとか我儘が過ぎるとかそういったタイプが有ると思うのだけど、本作の主人公はまさかのリア充である。こんなタイプのラノベ主人公が存在するとは思わなかったと読み始めは衝撃を受けてしまったよ
主人公の千歳朔ってファッションリア充とか隠れオタなどではなく、正真正銘のリア充であり、そんな人物を変化球無しで主人公にしてしまっているのだから驚き。
自分の狭い価値観がぶん殴られた気分になってしまったよ
ただ単純にリア充を主人公にしてしまったらそういった作品に慣れない人間にはとっつき難さしか無い。そこで典型的なオタクである健太を不登校から引っ張り出す、彼をリア充に引き上げるといった展開を主軸とすることで親しみやすさが増すようになっているね
また、当初はリア充に対して典型的な偏見を持っていた健太を話に絡めることでオタクである健太から見えるリア充像、そして朔が語るリア充像が多面的に描かれているのは千歳朔、そして彼の周囲に居る人間を理解する上で非常に役立つ構造になっているね
作中において朔は様々な場面で自分達の精神性を語る。それは時にはしつこく映ってしまう部分もあるものの、一方で彼に自分を語れるだけの自信が有るからなのだろうし、またそういった語り掛けに拠って健太の卑屈な精神性を変えようと本気になっているのだと伝わってくる
何というか、この千歳朔という人物は飄々と日々を楽しんでいるように見えてかなりナイーブに物事を考えているように思う。だから健太をリア充にする計画はかなりの準備を仕込んだ上での実行だし、事細かなフォローまでしている
そもそもヒーローの条件についてこだわりが有り、それに一種病的な程に縛られている点などは彼が軽い人間であるという偏見を持たせない作りになっているね
素質としてリア充的な部分を持ちつつ、リア充である自分を作り上げた彼は本音をあまり見せないタイプ。だからこそ、終盤に健太の為に吠えたシーンから彼の本質が見えて痺れてしまうね
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まず主人公がリア充のトップであるというのが新鮮で、リア充視点から見る物語はとても面白く勉強にもなりました笑(僕リア充じゃないんで!)
とにかく主人公達に対して尊敬しましたもう山崎くんみたいになりました。周りのことをしっかりと見ていてそれにしっかりと向き合っていて、重荷に感じることもあっても仲間の助言などもありながら自信を持って進んでいく主人公はほんとにかっこよかった。トークの最後の落ちも笑わせてもらいました。
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これが本当のリア充といわんばかりの物語であり、陽キャでひとくくりしてはいけないと納得する作品である。面白かった。
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弱キャラ友崎君みたいな、オタクキャラを上げて行くようなエピソードの話なんだけど、どうしてカーストがあるのか、どうやったら対抗できるのか、カースト上位者の悩みや頑張り所などカースト最上位魔王千歳君が分析していくところが新鮮。ラノベなんだけど、ちょっと文学寄りで、「桐島、部活やめるってよ」と友崎君の中間みたいな印象受けました。なんで部活やめたのかとか、明日風先輩との関係とか、結局取り巻き女子とどーなのとか、次巻に持ち越しでした。
あと、福井ネタが楽しかったです。レアだよね。
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陽キャについての説得力やキャラクターの行動や信念などがかっこいい所などが良かったが主人公目線なのに主人公の内面が分かりにくく感情移入は出来なかったのが少し残念。
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ラブコメかと勘違いしてたので、いい意味で裏切られおもしろかった。 視点を変えた物語の切り口、明かされてない主人公の内面など次巻が気になる。 1位をとれたのも納得かなと。
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青春恋愛モノを予想していたけれど、いい意味で裏切られた(ラブコメはラブコメだけど)。
主人公はトップカーストのリア充。周りからねたまれつつも好きな友人たちと楽しい毎日を過ごしている。
先生から、引きこもりのクラスメイトを登校させるよう頼まれたことがきっかけで、オタサー姫に振られて引きこもってしまった非リアの健太が「ざまあ」するのに手を貸すことに。リア充仲間たちの手も借りて、健太を雰囲気イケメンに仕立てていき…。
青春ものの形を借りた、男の美学、いかに生きるかの哲学の話だった。
千歳くんは何でもこなして飄々としているようで、とてもストイックでいろいろ考えているし、「あの日見た月のように美しくありたい」と自己を律し続けている。
これを読んだ若い読者が憧れて彼を目指してくれたらいいな、と思うようなキャラだった。
手を貸す相手である健太が同性なのもよかった。異性だと雑音が入ってしまうけれど、恋愛感情のない同性だと純粋に手助けであり仲間のためになる。
洒脱でおもしろい会話、文章のテンポもよく、読むこと自体が楽しかった。作者はもともと純文学や一般文芸側の人だったというのは納得。
いい作品を読みました!
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---説明---
カーストトップに君臨する千歳朔。
そして出会っていく女の子の悩みや友達の悩みを解決していく中で恋愛、友情などの気持ちが交差する物語。
もっと深い!
---感想---
初めてちゃんとしたライトノベルを読んだ。
初めは読みづらさを感じたのだけれど、
どんどんと引き込まれてしまった。
と言うか真逆のカーストと言われていた二人を
どんどん好きになった。
10代でこの小説に出会いたかったなと思った。
今の悩める若者たちやその他大勢に(皆んなに)読んで欲しい!
甘酸っぱいと言う感じではなく、
ガッツリと青春できる小説という感じ。
男同士の友情的なものに弱いのかも知れない。
4.5時間で読める
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シンプルに超おもろいっす!
だけど、一部では人を選ぶかも。
ガチで引きこもった経験があったり、生きるか4ぬかを迷った経験のある人には、正直千歳の言葉は響かないと思いますね。毒親だったり、貧困家庭だったり、そもそも「美しい」という理想に向かって努力して生きる土台すら生まれつき持っていない人間はどうすればええねんとか読んでて思っちゃいました。
もちろんそういう人たちに向けての作品ではないと思うので、気にするだけ無駄かもしれませんが。
でも、純粋にライトノベルとしては最高でした!