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速読をせずに、1文字1文字しっかりと味わっていく出口さんのスタイルに驚いた。
これだけたくさんの本を読んでいる方でもしっかりと熟読しているのだと知って、未熟な自分が要領よく本を読もうとするのはおこがましいと思った。
出口さんの、本を読むということは真剣に著書と対話することだという言葉を聞いて、本を読む行為の真剣さに気づけた?
これからは真剣に、真摯に相手に向かう意識を持って本を読もうと思った。
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著者が興味を持った本の紹介が主な内容。実際にこれらの本を手にして読むつもりでもない限り、あまり意味のないページが多くを占める。
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最近読んだ中で1番です。
読書術(How)よりも、どうして読書することが大切か?(Why)が腑落ちしました。そして、教育と教養の違いにも納得です。娘達に生きていくための武器である「教育」を授けられているか?自信がなくなりました。
読書中毒といえる著者の読書量にはただただ圧倒されますし、1字1字読まれているのに驚く程に早く1冊を読まれているのもすごいです。
「知りたがり」ですが、最近は小説を始め、新書、古典を読むパワーがなかった私ですが、この本に大いに刺激されたので、まずは10ページを、1冊1冊読んでいきたいと思います。
『教育とは、人間が生きていくために必要な「最低限の武器を与えること」です。』
『日々、自分の頭で考えて次々と選択していくのが、人間の人生です。人間が、この社会でより良い生活を送るためには、この日々の選択を少しでも正しいものにするために、自助努力(勉強)が必要です。そして、日々の選択の判断材料となるのが、「教養」です。』
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分かりやすい言葉で、本の素晴らしさを伝えてくれる本。
「人」「本」「旅」で自分を磨いて来た出口さんならではの、言葉が凝縮されていました。
「人」「旅」はすぐに増やせるものでもないので、「本」との出会いを少しでも増やしたいと思わずにいられません。
著者によると、ある分野を学ぶためには、厚い本からがおすすめとのこと。
薄い本、分かりやすい本から入ってみようと思ったことからそもそも逃げ道を作っているようにも思えます。
本の醍醐味を最近感じてないのを少しでも感じられるようになりたいものです。
就寝前の読書を少しでも復活させたい!
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中々の学びがたり、自分のこれまでの本に対する向き合い方を見直させてくれた。
古典を読むべきという考えは私も大賛成であったが、どうも手につけられなかった。
⇨岩波の薄い本から挑戦しようとおもう。
また最近流行りの速読ではなく、熟読。
これも感覚的に重要なのがわかる。
改めて、本への興味が湧いた一冊になりました。
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尊敬する読書家の出口さん。数々の著書を拝読してきたが、読書論に特化した本として、今回も学ばせていただいた。
本から学べるのは、人間の普遍的な部分。他人の人生を追体験することが、生きる上で血肉になる。優れた本は、実体験に勝る、と。本読みたい。
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ビジネス書より古典、歴史書、優れた小説を読むべきだ。すべてのビジネスは、人間と人間がつくる社会を相手にしているのですから、「人間とはどういう動物なのか」を理解することを優先した方がいい。
この本の中で出口さんがおっしゃってた言葉です。
お恥ずかしながら、今まで、私は古典も小説も苦手としていました。古典は難しくてよく分からないし、小説はあまり感情移入ができず入り込めない、そして読む目的がよく分からなかった、という理由です。
しかし、この言葉と、多くのオススメ本の紹介を読んで、好奇心の枝葉が広がっていくのを実感しました。
ご自身で自分のことを「活字中毒者」とおっしゃられてましたが、本を読み込んだ方にしか分からない好奇心で満ち溢れた色鮮やかな世界の見え方を教えてもらいました。
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衝撃的な本。
ラストの推奨図書のセクションで、湯水の如くおすすめ本が挙げられている。
出口氏は図書館を愛用していることから、ほとんどの本は今彼の手元にはないのだろう。それでも一冊一冊鮮明に内容を記憶しているのは、まさに彼が面白いと思う本だけを読み続けたからなのだろう。
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最初の10ページを読んで、その後読むかどうか判断する、ある分野を集中的に学ぶのなら、分厚い本から読む、時間の重みに耐えた「古典」を読むべき、本と真剣に向き合う、といったところが印象的でした。何より著者おススメの書籍が圧巻でした。それらを少しずつ読んでいきたいと思います。
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内容をかなり忘れていた。人間の生きる意味とはメインシステム外にどう関わるか、というのは目から鱗だった。『貞観政要』を昔読もうとしてたなぁ。この本のおかげで、本の選び方の一例がわかった。
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知識人の出口治明さんの本の読み方についての本。
現代に求められるのは、「自分の頭で考え、進んで行動し、新しいアイデアを生み出せる人材」。そのためには、教育だけではなく、教養が必要になる。その教養は、①人②本③旅で培われる。