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そうなんです
三好一族の話が読みたかった
織田信長が何故に松永を許したか
なぜ、荒木村重が反逆にでたか
上田先生らしい、戦国ロジック小説
信長と義昭の関係性が陳腐ですが
タイトルの意味が最後の最後で分かりました
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丹波の所領を失った荒木家は摂津池田氏の元で立身出世を図る。信長の登場により状況は一変。伊丹氏、和田氏を滅ぼし、池田氏を追放。摂津一国の大名となる荒木村重の一代記。足利義昭暗殺に躍起になる信長は松永久秀、荒木村重へと手を伸ばし、最終的には明智光秀へ、、、。
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少し、読むのに、時間がかかってしまった。
関西に居るので、高槻城 池田城、有岡城など、、、ついつい、頭で、描いてしまう。
尼崎城など、今、小さいながらも、今 築城している。
摂津、住吉など、住吉神社の高登楼は、26号線になるのだが、ここまで、海であり、村上水軍が、戦の物資を運んだなどなど。。。。
本を読み読みながら、後手に味方が、付くのか、どう、戦略していくのか?と、、、、
つい、昨日まで、味方と、思っていても、武士は、手柄を立てて、褒賞を貰い、土地を貰わないと、何もない。
石山本願寺との闘いも、倒しても、織田から収入を得るのは、僅かである。と、損得の計算高い。
そして、荒木村重なる人物の謀叛。
親も美人の妻も一族郎党を死に向かわせても、自分だけが、生き残るなんて、精神的にどうなのだろうか?
最後のページの一服を点てるのに、心のよりどころはどこにあるのだろうか?と、思いながら、本を閉じた。
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荒木村重の知識は信長に謀反し妻を見殺しにして自分だけ生き残るという何かの信念があったのか??しか知らなかったけど、何故信長は荒木を重用したのか、知略と強さがあったのとこの小説では信長が荒木を謀反するように企て義昭を呼び寄せて荒木が討つよう仕向けた事と明智が何故信長を討ったのか、それも有りだなと思える内容だった。
松永久秀が何度も義昭側についたにもかかわらず信長は赦す。松永久秀の性格や知性に惚れたが一般だったが信長の戦略の一つでもあったとあり新たな知識も得た。
荒木の知識が全くなかったので楽しく読めた。
神仏を燃やす信長も将軍には直には殺せなかったけど松永久秀は将軍殺しに加担したその心理も知りたいと思った。
この人の小説は判りやすく違うのも読んでみたい。
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丹波の荒木氏から摂津の池田氏に仕える。池田家では新参者だったが後継者争いで頭角を現す。その後新興勢力の信長につき摂津切取り勝手のお墨付きをもらう。そして信長は自分が追放した将軍義昭を暗殺する為に荒木村重に偽りの謀反を強要する。