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動物園の在り方を問う。
ゾウに携わってきた二人の、ゾウの飼育という面から書かれる動物園の在り方、そして飼育の方法、行き着く先でありたい繁殖。
人との共生という意味で、動物園の在り方はとても重要となる。今後動物園はどうしていくべきか、我々見る側の人間はどういう意識をもつべきか、そういった警笛を鳴らしながら、意識を、動物園を帰るべく実践している二人には、頭が上がらない。
ただの道楽ではないんだ。
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ゾウとはどんな動物か
ゾウは絶滅危惧種。
頭部の重さは体重の12~25%。
ゾウの不思議な行動
鼻を使ってコミュニケーション。
生まれたばかりの子の体重100キロ。
ゾウは3種ある
マルミミゾウ、サバンナゾウ、アジアゾウの3種類。
ゾウを宗教的な行事に利用したりした
ゾウは使役動物だった
日本に初めてゾウが上陸したのは1408年。
室町時代にゾウがきたことにびっくりした。
上野動物園が日本で最古。
1882年3月20日。
ゾウの飼育は命がけ。
スタート!ゾウ会議
一頭のゾウに二人以上の飼育係が必要。
どこかの動物園で一人づつゾウ飼育係がゾウの事故で死亡していた。
ゾウは危険な動物であると知った。
この新書を読んで、ゾウの飼育係の大変さや、考えてきたことなどがよく分かった。図や写真があってとても分かりやすく書いてあった。話が進むにつれて問題点や解決策が詳しく書かれていて、考えさせられた。
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動物園巡りしたくなった。ゾウ見に行きたいね。やっぱりこういう本読んでから動物園巡ったら面白いんだろうな。最初ゾウの生体とかの説明されてる時、これは読むの根気いるかもしれんぞって思ったけど、動物園の実情のお話になってきてからは面白くって一気読みしました。いつもは小説を読んでることが多いけど、獣医学の勉強してる者としては2022年最後に読んだのがこの本でよかったな。