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ご存知「爆風スランプ」のリーダー:サンプラザ中野氏の小説デビュー作。
この曲、実は大好きなのである。
というのも、実はオレの出た大学は日本武道館のそばにあったからだ。
この曲の歌詞に出てくる「千鳥が淵」「九段下」などの地名が非常に懐かしく、情景が目に浮かぶ・・。
当時、日本武道館でアーチストがコンサートをやる時・・・
チケットを持っていなくても北の丸公園(日本武道館はこの中にある)にいると、リハの曲とか聞こえてくるのだった。
そんな意味もあり、書店でこの小説を読んでみる気になったのだ。
読後の感想としては、「可も無く不可もなく」というところかな・・^_^;
自分の両親の高校時代の思い出を娘がたどり、思いがけない事実を知るという話。
小説の中には「爆Pスタンプ」というバンドが登場し、日本武道館でコンサートをやるわけだ。
最初はこの曲の歌詞どおりの悲恋ストーリーが小説になったのかと思ったが、少々違っていた。
どうせなら、この曲の歌詞通りの話であるほうが、どちらかといえばよかったような気もする。
「大きな玉ネギ」という意味をご存知無い方へ。
実は日本武道館の屋根のてっぺんにある擬宝珠(ぎぼし)という飾りが「玉ネギ」に似ているのです。
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同タイトルの楽曲が好きなので、思わず手に取った一冊。
決して鮮明ではないが、一枚フィルターを通したような、そんな風景や情景がじんわり伝わってくる。
読んだ後、温かい気持ちになれる。
そんな感じ。
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あの爆風スランプの同名の名曲にまつわる(?)物語。あの曲が大好きな私にとって必読の書?と思ったのだけど、いやはやサンプラザ中野は、名詞は書くが、小説となると勝手が違うようです。
昭和のかおりがする文章には失笑してしまいました。文章が拙いだけでなく、プロットも先が読めまくり。
でもどこか憎めない作品でした。主人公が爆風スランプを完全にモデルにしたバンド(というかバンド名が多少もじられているだけで曲等はそのまんま)の熱狂的なファンという設定には笑えた〜。サンプラザ中野のなせる業というか嫌味のない自画自賛。たはは。
“「君のための席がつめたい」のはなぜか?”というふれこみの元に読んだけど、何しろ作中に中野さんや曲そのものが出てきちゃうくらいだから、あの歌の物語というよりはアナザーストーリーというかんじ。
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ストーリーは良いんだけど
文章が・・・・
今一つ感情移入が出来ないです
一番良かったのは雅子かな?
ちょっと残念
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爆風スランプの同名の歌を、サンプラザ中野があとづけで小説化。
大きな玉ネギの下で初めて出会うはずだった その娘が、優しかった母の面影を探りながら、母の意外な一面を知ることになる。
爆風スランプの歌の裏側の情景は、結構情熱的だった。
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歌の完成度との落差がすごいので大抵の人はがっかりするだろう。別物として楽しむぶんには、そこまでひどいものではないと思うけども。