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行動心理学を用いて取り調べを行う捜査官の話なんだが、松下奈緒が出てた「Control」とか海外ドラマの「Lie to me」みたいだけど、取調室でのやりとりだけなので話の奥行きが足りない感じでワンパターンな印象。
各話に思わせぶりに過去の事件の話が出てくるのに、解決もせずに中途半端にそこで終わり?
続編あるのかな?別に読みたくないけど。
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取調室でのやり取りだけなので、一本調子な感じを受けた。でも、じわじわと追い詰めていくのは毎回ドキドキした。
先生の事件が気になる。。同じ感じだと飽きてしまうかもしれないけど、続編出てほしい。
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心理系、警察モノ、どちらの分野も私は大好物。
ごくごくわずかなマイクロジェスチャーを見逃さない、その集中力すごいストレスになるんだろうなぁ。西野さんはそのストレスの「はけ口」という大事な役割を担っているのね。
被疑者の自供率100%のエンマ様だけど、それでも女相手には少し手こずっていたみたいで・・・。やっぱり女の敵は女(意味はちょっと違う?)、そんな言葉が浮かんできました。
危険を察知した動物の行動は3つの段階を踏むという(3つのF)
1.フリーズ(硬直)
2.フライト(逃走)
3.ファイト(戦闘)
これを見破れるようになれたら便利かも。でも見破るだけ。それを楯にあまり相手を追い詰めないように気を付けないと。私は刑事ではないからね。許せる嘘なら気づいていても知らんぷりできるくらいの度量の大きさも身につけないとね。←(自分に言ってる)
エンマ様のように、相手の嘘がスルスル見抜けてしまったら、普通に生活しようにも気がヘンになってしまいそう。知らない方が幸せってこともあるもんねぇ・・・。
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美人の捜査官が、その観察力と知識を活かして、取り調べ相手から次々と真実を探っていくお話し。短編集。
一言で言うと、出来すぎ、、、
観察力と心理学の知識を使えば、本当にできるのかもしれないけど、でも、それできるんやったら、取り調べ楽過ぎるやろって思ってまう。
そして、その観察力がいかに凄いかを表すために、「5分の1秒の動作を逃さず、、、」的な表現が良く出てくるんだけど、その瞬間的な凄さを表す表現としてこれはどうなのか、と、、、
お話しも短編なのもあるからかもだけど、浅いと言うか、謎を解くのだけが目的みたいな感じになってて。。。結局、取調室以外の情報がない中、この真相はこれこれでした、と言われても、はぁ、そうですか、みたいな置いてきぼり感があるし。
主人公もどっかで見た事あるような感じで。。。
面白くは読めたんだけど、それだけ、みたいな感じで。ちょっと残念。
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ほぼ取調室でのやりとりのみ。
新感覚のミステリー。連作短編集。
個性的なキャラクター。軽快な文章。短編にぴったり合ってる。
ラストは続編を期待させる。
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どんな相手の嘘も見抜く凄腕取調官の主人公・楯岡絵麻。彼女は行動心理学を駆使し、相手の仕草や反応を注意深く観察することで事件を解決へと導いていく。そんな彼女と容疑者たちの取調室で繰り広げられる攻防を描く連作短編ミステリー。
新しい形の推理物でした。広く解釈すれば、安楽椅子探偵モノ?取調室でのやり取りだけで事件解決へと導きます。なので出てくる場面は取調室と、事件解決後の居酒屋だけ。登場人物も基本的に主人公とアシスタントのような刑事と容疑者の三人。これは深夜の30分くらいの連続ドラマにできそうな設定ですね。スイスイお話が進んでいくので、何話でも読めちゃいそうです。ただ、、、、、各話のところどころで出てくる、主人公が警察官になるキッカケとなった事件が(多分ラスボス的な)。そんな小出しにしといて描かないという。。。泣 あとこのタイトルと表紙はこの小説が持つ魅力を十分には表現してないと思うんです。もっとこの物語の魅力を的確に表したものが絶対にあるはず。
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行動心理学を用いて取り調べを行う通称「エンマ様」こと楯岡絵麻の活躍を描く連作ミステリー。
行動心理の雑学が面白く、単にそれを駆使して取り調べを行うだけのミステリーで終わらないように、容疑者たちのトリックも一筋縄でいかないように気を配っているあたりも巧いなあ、と思いました。
不満点があるとすれば主人公とその相方役があまりにもありがちなキャラ設定だったことかなあ。どこか既視感のある二人組でした。
あと読んだタイミングも悪かったなあ。嘘を見破るキャラは『千里眼』の岬美由紀で読んでしまっているし、占いの話は荻原浩さんの『砂の王国』を先月読んだばっかりなので、そこにも既視感を感じてしまいました。
絵麻の過去についていろいろ匂わせているのですが、そこはきちんと触れずに終わりました。これは次回作への布石かな? もし次作があるなら長編で読んでみたいかな、と思います。短編だと一本調子感があったのですが、一つの事件に集中させると、また違った描き方ができそうな設定だと思うので期待したいです。
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TVドラマにすればキャスティング次第で評判になるんじゃないかと思いますが、小説としてはあまりにも説得力がなさ過ぎ。とりあえず続編に期待します。
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行動心理学を使い、些細な動きから嘘を見抜く女性刑事が主人公。心理学自体が興味深いのに加え、容疑者や相棒刑事とのやり取りも面白く、とても楽しめた。続編も読むぞ!
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警視庁捜査一課の楯岡絵麻.行動心理学に基づく彼女の取り調べはどんな嘘も見抜いてしまう.通称”えんま様”.絵麻が被疑者に向かい合う時,事件の真相が浮かび上がる.同じ能力を題材にした松岡圭祐の「千里眼」シリーズを思い出してしまう.千里眼シリーズではヒロインの超絶能力に対抗して,どんどんスケールが大きくなってしまい収拾がつかなくなってしまった感があったが.こちらのヒロインはどのような顛末に向かうのだろう.ちょっと意地悪な見方をしてしまった.
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被疑者の無意識に起こす行動から嘘を見抜き自白させる取調官の話。あまりに簡単に被疑者が自白してしまうので、もっと被疑者との心理戦なんかがあるとよかったかな。
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警視庁捜査一課巡査部長で取調官の楯岡絵麻。行動心理学を用いて、相手の仕草や行動パターンから嘘を見破る手腕から、通称「エンマ様」と呼ばれる。幼馴染殺害の容疑がかけられた歯科医、人気俳優の夫を殺害したと自白する国民的女優、クレーマー殺害の容疑がかかる占い師、絵麻の同僚を被疑者に追い込んだ音大生…。取調室で絵麻が被疑者に向かい合うとき、事件の真相が浮かび上がる。
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「YESか脳か」 「近くて遠いディスタンス」 「私はなんでも知っている」 「名優は誰だ」 「綺麗な薔薇は棘だらけ」
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取り調べ中のほんの一瞬の反応で、被疑者の心理状態を見抜き、言葉とは裏腹の事実を暴く取調官、楯岡絵麻が主人公である。絵麻は、類稀なる美貌の持ち主であり、それを絶妙に利用して被疑者を取り込み、嘘を見破ることから、エンマ様と呼ばれている。実際にこんな人物にみつめられたら、嘘をついていなくても挙動不審になってしまいそうだが、題材としてはとても興味深い。また、これほど鋭い取り調べをする絵麻が、立会刑事の後輩・西岡の気持ちに気づかないのも不思議だが、却ってリアルに感じられる。映像向きの一冊と言えるかもしれない。
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連作短編集。
警視庁捜査一課巡査部長で取調官の楯岡絵麻。行動心理学を用いて、相手の仕草や行動パターンから嘘を見破る手腕から、通称「エンマ様」と呼ばれる。
固い話かと思いきや、ツンデレぽいキャラ設定が意表をついて面白かった。
テレビドラマ化されそう。
(図書館)
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「これから失礼なことを書きます」シリーズ(^ ^;
これ、ちょっとした相手の表情や仕草から
相手のウソを見破る女性という設定が...
松岡圭祐氏の「千里眼」シリーズと全く一緒やん...(^ ^;
よう怒られんな、ってくらい(^ ^;
千里眼と比べると、こちらの方が「常識的」スケールで
リアリティという意味ではまだこちらに軍配が。
「ドSな先輩女刑事」と「金魚のフン的部下の男」
という人物設定は、まぁよくあるコメディものか。
ちょっと赤川次郎っぽい分かりやすさと言うか。
本作は「短編集」ではあるが、主人公の引きずる
「過去の事件」にまつわる話が裏で進行しており、
それは解決しないまま次作に続く...らしい(^ ^;
会社の行き帰りに「断続的に読む」のにピッタリな
気楽に読める一冊(^ ^
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いつも思うけど、
そんな簡単に読める人なかなかおらんで‼︎
一話目をつい最近何処かのアンソロジーで読んだので、
一瞬また読んだことあるの借りたか⁉︎
と焦った…