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エンマ様ならではの取り調べがさく裂の「ご近所さんにご用心」が特に面白かった。
犯人のサイテーぶりも際立ってたけど。
妻の連れ子ってところで、まさかと思ったことが起こってたなんて。
「目の上のあいつ」や「敵の敵も敵」も面白かったけど、犯人への取り調べは少な目だったかな。
各話にちょこちょこ顔を出していた公安の元カレ。
そういう展開になるか。
前作に引き続き、現場で大ピンチのエンマ様(と筒井)
ラストのエンマ様、かっこいい!
さて、西野クンのキャバクラ通いは続くのか?(笑)
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相手のしぐさから嘘を見破る美人取調官・楯岡絵麻が、相棒の西野とともに様々な事件に挑みます。
人気シンガーソングライターの自殺、ご近所トラブルにより過失致死に問われた老夫婦、集団リンチの果てに殺された女子中学生事件。
さらには、かつての恋人が絵麻に接触してきて……。自供率100%を誇る、エンマ様シリーズ第4弾!
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第一話「目の上のあいつ」 第二話「ご近所さんにご用心」 第三話「敵の敵も敵」 第四話「私の愛したサイコパス」
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サッド・フィッシュとは、Sadness=悲しみ、Anger=怒り、Disgust=嫌悪、Fear=恐怖、Interest=興味、Surprise=驚き、Happiness=幸福の頭文字を取ったもので、人間が生まれながらにして持つ七つの感情のことだそうである。エンマ様こと楯岡絵麻は、相手の表情やしぐさに表れるこれらの兆候によって、嘘を見抜き、事件解決の糸口を掴むのである。本作では、取調室でのキャバクラ嬢のごとき振舞いの描写はほとんどないが、捜査の過程のあちこちで、被疑者や参考人らの行動を観察し分析する様が興味深い。そしてさらに、絵麻の冷静なばかりではない部分も描かれていて、別の顔も垣間見られる。ひとりの生身の人間なのだと再確認させられる思いでもある。西岡とのコンビもどんどん息が合ってきて、過去を吹っ切った絵麻との今後も気になる。絵麻の分析ぶりをもっともっと見たいシリーズである。
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#読了。行動心理捜査官・楯岡絵麻シリーズ第4弾。連作短編集。
刑事の楯岡絵麻は、相手のしぐさから心理状態を見抜き、事件を解決に導く捜査官。彼女が嘘を見破ることにより、真相を暴く。
シリーズものと知らず、読み始めてしまった。何度も同じような描写説明が出てくるのが難点。行動心理学とあるが、軽い感じで読める一冊。
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こお、盾岡絵麻さんシリーズ面白くて好き。敵対していた刑事とだんだん共闘するようになってきたりと、1つ1つの事件を解決しているだけでなく、人間関係に変化を感じさせるシリーズになっている。今のところ、これが最新作らしい。
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楯岡絵麻シリーズ第4弾。ゆるくリンクした短編4編で、エンマ様の過去の一部が明らかになります。行動心理学的に説得力があるのかどうかは判断できませんが、フィクションとしてはよろしいのでは
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先走ってこちらから読んでしまう。
元カレはダメだ。会うべきではない。
絵麻が完璧じゃないとこが見られて嬉しくて、そして西野…あぁ私は感情ダダ漏れだなぁ。
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エンマ様シリーズ。今回も全体的に安定した面白さ。そしていつの間にか、西野がかなり学習してる……けどそれをそんなことに使ってるのか!(笑)
お気に入りは「私の愛したサイコパス」。絵麻の気になる過去の人とか、公安がらみとか、とにかく気になる要素がいっぱいで。事件そのものも派手だし、展開もサスペンスフルでどきどきしました。そしていつもどおりのエンマ様にもほっとさせられたり。
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図書館にて。
このシリーズの、お話同士がなんとなーく繋がっている感じ好きだなあ。今回もかなり面白かった。続きが気になってどんどん読めてしまう。題材にしているお話も、なんかよくニュースでありそうな、そんな事件。絵麻の元カレ・公安の男にはなんだかなあ…怖いというかなんというか。絵麻の元カレって点では納得できるけど、人格おかしい…サイコパスなのね。そして西野…キャバクラ通い(笑)なんか西野にはもっとしっかりしてもらいたいけど、こういうキャラが西野らしいのかな(笑)筒井さんと綿貫も良い感じ。絵麻と筒井さんが嫌い合ってる感じ、好き。
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これ、シリーズモノの4作目だったんですね
知らないで読んじゃった(笑)
それでも別に問題はなかったけど。
行動心理学を用いて相手を追い詰める女刑事のお話し
心理で犯罪を・・・っていうと、「千里眼」シリーズを思い出す。
岬美由紀に比べると、この主人公はだいぶ小粒だな(笑)
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シリーズ第四弾。
刑事である絵麻は行動心理学に基づいて相手の供述を引き出し、真相を突き止めていくことを得意とする。
そんな取り調べの手腕から「エンマ様」と呼ばれている。
あまりにも出来るので、内部の妬みも多い。
今回は公安で元恋人から、危ない依頼を受けてしまう話も…
2017.1.29
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2017/5/6宝塚中央図書館から借りた。
人間が生まれながらにして持つ基本的な七つの感情ーSADFISH
Sadnessー悲しみ、Angerー怒り、Disgustー嫌悪、Fearー恐怖、Interestー興味、Surpriseー驚き、Happinessー幸福。
ゼイガルニク効果ー途中で止められると、続きを望む好奇心が好意に変わるという心理効果。
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行動心理学を用いて相手のしぐさから嘘を見破る刑事・楯岡絵麻。その手腕から“エンマ様”と呼ばれていた。人気歌手の死は本当に自殺なのか。老婦が殺された原因はご近所トラブルによるものなのか。SNSを巡る事件の裏には何が隠れているのか。捜査に勤しむ絵麻のもとに、かつて恋人だった公安の男が姿を現す。彼に頼まれ、絵麻は国際テロ組織にスパイとして潜入していた女の行方を追う。
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評価は4.
内容(BOOKデーターベース)
行動心理学を用いて相手のしぐさから嘘を見破る刑事・楯岡絵麻。その手腕から“エンマ様”と呼ばれていた。人気歌手の死は本当に自殺なのか。老婦が殺された原因はご近所トラブルによるものなのか。SNSを巡る事件の裏には何が隠れているのか。捜査に勤しむ絵麻のもとに、かつて恋人だった公安の男が姿を現す。彼に頼まれ、絵麻は国際テロ組織にスパイとして潜入していた女の行方を追う。
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シリーズ第4作。
やっぱ好きだな、この設定、この世界観、このキャラクター達。“ヒロインの事件”が2作目にして早々に解決し、以降はキャラ物色(コメディ色)
が急上昇してしまった点に少々の不満はあるけれど、それはそれで別ものとして楽しめる。
【目の上のあいつ】
“いわゆる推理小説”な色合いが強く、強烈な突っこみドコロもあり、多少興醒め(苦笑)。
※仮にも本庁の刑事が、“誰の指紋も残っていない注射器”の怪しさに、ヒロインから指摘されるまで気づけないって???
※ソファごと遺体を運ぶ?たったひとりで?
とはいえ、上述の通りこの世界観丸ごと好きになっているため、十分楽しめた一編。
※意識されての設定かどうかは不明だが、ヒロインが核心に迫る前からなんとなしに“佐村河内守”の騒動が思い浮かんできていた。よって、被害者のマネージャーも自然と新垣教授のイメージ。
読み進めると、、、あら、当たってた♪
【ご近所さんにご用心】
仕掛けはともかく“背景”は、わりとすぐに予想がついてしまった(苦笑)。しかもそんな奴、現実にもいそうで嫌だ・・・。
新たに“ヒロインの物語”が始動した模様。
デキる女とデキる男がくっついたのではツマらない、きっとそこから2ひねりくらい捻っての面白い展開が待っていると信じる(笑)。
【敵の敵も敵】
よくある事件(よくあって欲しくは無いけど)をテーマにした一編。最近たまに見かけるこうした事件も、こんな些細なきっかけから始まったケースがあるのだろうな。
真犯人の犯行計画にはリアリティが感じられないものの、エンタメとしては十分楽しめた。
“楯岡絵麻の物語”の構図が明らかに!
次編のタイトル「私が愛したサイコパス」からすると、この一冊で決着が着きそうなのが残念だけど・・(2冊分くらい引っ張ってほしい)。
【私の愛したサイコパス】
・・・マンガだ(笑)。90年代後半の習慣少年少年マガジン辺りがよく似合う感じ。
「百舌の叫ぶ夜」を思い出した。手術ひとつで、そんなに簡単に“人形にんげん”が出来上がるものなのだろうか。
突っ込みどころはあれども、楽しく読めた(笑)。
---------トータル‐‐‐‐
1作目を読んだ頃とはこの作品への「見方」がだいぶ変わってしまったが、好きなシリーズには変わりなし。2017年11月現在では、もう1冊続編が出ている模様。そちらも、買うべし。
★3つ、7ポイント半。
2017.11.28.古。
※このシリーズを原作に少年漫画化なんぞされたら、当たりそう。
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シリーズ第4弾。
ほぼ取り調べのシーンだけで描く今作はシリーズが進むごとに、「今回はどんな手法で来るのだろう?」とページをめくるワクワク感がある。
今作の第1話目は取調室ではなく、珍しく関係者に話を聞きに行くと言うスタイルで描かれ、普通の警察小説っぽくなってしまったのかと思いきや、伏線として、絵麻が元恋人の公安刑事と接触するシーンも描かれる。
その後はお決まり通り、取調室の様子が描かれるが、事件解決後の西野との居酒屋シーンが全くない。
取り調べも何となく上の空の絵麻を何だかんだと心配する西野、井筒、綿貫。
そして、最終話で絵麻は元恋人のため、潜入捜査に協力する…
前半はいつも通り、後半で変化球を投げてくる手法に今回も見事にハマってしまった。
やはりライトな作品を書くイメージが強いので、潜入捜査のシーンの緊迫感やサイコパスの描き方はちょっと弱いものも、「今回はこう来たか…」と思わせられるので、それはそれで、やっぱりこのシリーズは面白い。