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題名に惹かれて読んでみる。あっ 合唱がメインじゃないのね。ご近所さんのことは何でも知っている村、日本にもまだ有りそう。芸術祭に合唱で参加するなんて楽しそう。でもその練習は?? ホンワカとした田舎で起きた事件はちゃんと解決するの??
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ウェールズの伝統行事「アイスデズヴォッド」で、村の男性たちと合唱コンテストに出ることになったエヴァン。
そんな中、有名なオペラ歌手が村に滞在し、合唱のメンバーに加わることになった。しかし、彼の言動にだんだん不満が募り始める。
アイスデズヴォッド楽しそう。
ウェールズ語学習者向けの会場もあるのね。
二人の牧師のあんな姿が見られるとは。
エヴァンの過去も気になる。
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リース・ボウエンの【英国ひつじの村】シリーズの第三弾!
ウェールズの伝統行事「アイズテズヴォッド」で行われる合唱コンテストに、なし崩し的に出場することになった主人公のエヴァン。
そんな中、村には有名なオペラ歌手が滞在することになります。
彼を中心にさまざまな事件が起こり、エヴァン自身の生活や人間関係にも影響することに。。。
今回もウェールズ色が濃く、ウェールズ文化を感じられるストーリーになっています。
三作目ともなると、村人たちにも愛着がわいてきて、元気で結束の強いウェールズの人々の描写に、なんとなく安心感を覚えました。
ミステリ部分では、さまざまな容疑者が登場する中、犯人を予測しやすい面もありましたが、物語中の伏線がうまく効いています。
一方、主人公エヴァンの恋にも徐々にですが動きが。。。
そうした部分はメインの物語の邪魔になるという感じもなく、物語全体の中で、ミステリ、恋、日常描写のバランスがとれていると思います。
エヴァンの過去を匂わせる描写もあり、シリーズの今後の展開も楽しみです。
◇おすすめポイント
・ウェールズ文化に触れられる
・主人公エヴァンの恋模様
・ミステリ部分も読み応えあり
◇こんな方におすすめ!
・ウェールズ地方が好き
・ウェールズ文化について知りたい
・リース・ボウエンのシリーズが好き
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表紙の愛らしさに惹かれて手に取る。3巻から読んでしまったけど、なんとかなった。
ウエールズ地方の味がふんだんに出ていて嬉しくなる。
たまに登場するウエールズ語の挨拶も興味深い。本当にウエールズ語は英語とは違う。
作中で村の人が英語がわからない、とか、外から来た人たちがウエールズ語がわからない、というのも納得。
ケルト、ドルイドの色濃く残るウエールズが興味深く、特にアーサー王好きの自分には肉屋の『ガレス』氏にいちいち反応してしまう。(本当に端役だけど、苗字はみんなエヴァンズだけど)
のどかの田舎村+殺人で、まさにセントメアリーミード村のようなスランフェア村。噂話ばかりで住むのは大変そう。
謎解きは、まあまあなんですが、ラスト50ページほどの怪しいやつ→やっぱり違うの連続は、読んでいてとてもスリルがあって面白かった。二回くらいならともかく、こんなに怪しい人物が次々と表に出てはその予想が覆されるのは、いい意味で裏切られるかんじが続くので小気味いい。
最後に若干ネタバレで書きますが、登場人物一覧に、被害者の息子や娘やクリスティンやほかの怪しい人物がないのは勿体ないと思った。
名前が先に出て、正体があとでわかるキャラだから、読者へのネタバレを警戒しているんだろうけど、登場人物一覧にない人間が犯人ではないのを読者はわかっているわけで、ある意味、犯人ではないことが早くにわかってしまって残念だった。
例えば、クリスティン…エヴァンが湖で助けた人物
ジャスティン…クリスティンと繋がりのある謎の人物
くらいに書いておいたらいいのに、と思った。
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図書館で。
ウェールズ地方の巡査さんの事件簿。こちらも繊維質足りなさそうだなぁ、毎日の食事。
個人的には食事の支度と洗濯とを用意してくれる家に独身男性が住んでたら、別に無理に結婚しなくても…とはなりそうだなと思ったり。結婚したら家事手伝いも普通にやらないとイカンだろうしね。
犯人は割と早く分かったんだけど、最初の自殺未遂の女性とかいろいろと居たのでそのあたりが混乱しました。あまり登場人物で好きになれる人が居ないので、ソウナンダーぐらいで読み終えました。
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英国ひつじの村3。
あらすじ
アイステズヴォッド、ウェールズの伝統行事。吟遊詩人のコンテストが一番の目玉。ハープやダンス、歌のコンテストが行われる芸術祭。
エヴァンの村でも男性コーラスグループが張り切っている。エヴァンも無理矢理メンバーに。そこへ、世界的なオペラ歌手、アイヴァーが村に滞在するとの知らせが。彼はこの村の出身で、コーラスグループの指揮者・学校教師の同級生でもあった。引っ越して早々、歌手は騒音・夫婦喧嘩などの話題を提供するが、ある日死体となって発見される。
のんびりした村に立て続けに殺人が起こる。今回はこの歌手に加え、屋敷のメイドだった老婦人までが車道に突き飛ばされてしまった。事件そのものは、まさに2時間ドラマでありそうな真相で、なんとなくわかった。でもやっぱりウェールズ地方の生活の様子が楽しみで読んでしまう。今回はアイステズヴォッド。吟遊詩人のコンテストって、俳句?短歌?のコンテストみたいなのかな。中世からの行事らしく、それらしい格好で臨むというところも楽しそうだった。
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ウェールズの伝統的な合唱コンテストに出演するため、村の人たちが歌の練習を始める。そこへ、休暇中のオペラ歌手がボランティア出演するってところからいろいろと物語が進んでいくんですが。
このコンテストかなり面白そう。男性合唱団の合唱だけでなく、詩吟コンテストやちびっこダンス大会もあるみたいで、屋台や簡易パブも出ててお祭り騒ぎ。
解説的な描写はあまりないんやけど、3日続くらしいし、ウェールズの各地で行われてるみたい。
普段は仕事してるおじさんたちが、仕事終わりに集まって、歌を歌ってるなんて日本ではちょっと驚かれそうな文化!
この話でエヴァンの過去の女性関係も匂わせてきてるので、そこにもっと興味を持つべきなんやけど、煮え切らない男に関心が出ないなぁー。
翻訳が難しそうなウェールズ語やけど、ワトキンスさんが時々女子高生みたいにくすくす笑う描写がなんか嫌だ。