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不甲斐なさとか情けなさとか
どうしても感じてしまう感情や
やりきれない
どうしようもない心情が痛い
好き
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前から持ってたけど、今回読み返して改めてイイ話だなぁ。と思った一冊。
誰にも必要とされない女の子の切ない気持ちがすごいストレートに描いてあると思う。
才能のある友達に憧れたり、母親に自分を見て欲しかったり、彼氏に愛して欲しかったり。
どうしていいかわからないながらも、自分の道を見つけていく成長物語でもあり・・・
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全3巻。漫画家として最高の褒め言葉なのかどうかはわからないけど、昔の作品よりも今に近い作品の方がいいって思う、いくえみは。どんどんどんどん良くなっていっていると思う。いいタイトル、そしていい内容。両方を兼ね備えている。なんだかいつも一人だけ取り残されていってしまって、自分だけがぽつんと、みんなはばーっと先に先に進んで行ってしまって、みたいなことは誰しもがたまに思うことなんだと思うけれど、何もない人間なんていなくって、それが取り柄かどうかっていうとそれはわからんけど、言えることは全ての人は空っぽではない、ということ。空っぽだったとしたら、それはみんなが抱えている空っぽ。空虚。きっと自分がいてもいなくても世界は変わらない。けれどそれは世界だなんて大仰なものを挙げているからかもしれなくて、小さな小さな世界ではきっとそこに意味がある。意義がある。と思う。青いな、なんか。(08/3/8)
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人に薦めたい一作。
本当に、いくえみさんはいいものを書くけど
その中でもこれは特に好き。
自分の中の停滞を、劣等感を、のりきれない、
そんな時期は誰にでもあると思う。
この作品の主人公もその一人。
そしてそういう時期に出会った人がなんて特別に思えることか。
あいまいでずるい人の記憶ほど、甘く切なく記憶の中に残り続けるものなのだろう。
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全3巻一気読み
誰もが心の奥で感じている、自分の存在価値の意味。
家族に必要とされているのか
友達に必要とされているのか
恋人に必要とされているのか
仕事に必要とされているのか
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彼氏はいるけど仕事がなくて、家族はいるけど愛情がない。
自分はどこにいればいいんだろうって思ってる。みんなが通る道をストレートに描いていて、読んでいて苦しくて空しいけど読みたくなる。
時間が自分の意志と違う方向に進んでいくけど、どうしたらいいのかわからないような。
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いくえみさんの作品に出てくる人は弱かったり、ずるかったり、意地悪だったり、そういう部分が必ずある。でもそれが憎めないのはその奥に一本、純粋で透明な太い芯が入っているからだと思います。
ひーくんがとっても格好良かった。主人公もタフですてき。
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いくえみさん作品で1番好き。いくえみ男子でひーさんが1番好き。かれこれ10年、節目節目に読み昌子ちゃんの言葉を反芻する。思い出の作品。
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今から30年前に、いくえみさんに逢った事がある。
友人(LIVE友達)のお姉さんが、
いくえみさんの友人で、
LIVE会場で御挨拶させて頂いた。
今から30年も前もいくえみさんは売れっ子漫画家だったし、
今でも売れっ子なのは間違い無い。
というものの、この漫画の初版は2001年?!
いやぁ~読むの遅いなぁー。(初版から早20年経つよ)
内容は漫画家のお話しなんだけど、
冒頭の友人のお姉さんも昔々、いくえみさんのお手伝いをした事があると聞いていたので、
とても親近感のあるような話でした。
いくえみさんや紡木たくさん世代の方々には、
この、絵を見た瞬間から安心感が巡って来るんだろうと思いますが、
ネームや背景やベタの置き方まで、本当に身に染みているのか、
それとも、内容が満点なのか、
心を鷲掴みされたような、あの感覚が蘇って来ました。
数年前に「現実を知り過ぎてしまった私には、もう少女漫画は読めないな」
と思っていたのですが、
廻りに廻って、いくえみ作品を再び読みながら青春問題に没頭してしまった時間でした。
いくえみさんは、きっと私よりも年上だった筈ですが、
こんな綺麗な作品を描けるという事は、
30年前と変わらず 可愛くて素直な心を持ち続けているんだろうと思いました。
読んでいなかった作品の数々を、これからジックリ読んで行きたいです。
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全3巻読了。
フリーターの主人公が、同級生の漫画家のところで働き始める話。
人は誰しも自分の居場所を探して生きている…