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仕事の効率を上げるためには、その手段は、業種によって異なると思いますが、デスクワークが多い方には、学校で教わらなかった「書く技術」の向上が重要だと思います。他人への伝達ミスによる無駄な手戻りの削減だけではなく、作家塩野七生先生が述べられるように書くことによって思慮深い検討ができるからです。思慮深い検討ができる理由は、人間は、考えて、書いて、書いて考えてといった作業を無意識に行っているからだとか。また、日本人が書いたものなので、「は」と「が」の違いを桃太郎の例え話などを用いながら説明するといったとリビア的な面もあり、楽しく読めました。ただ、私の文章が上達したか否かは別ですが。
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文章を書くことにも”基本”があるのである。自分の伝えたいことをなかなか読み手に理解してもらえない人は、この本を読んでみても損はないと思う。
思うがままに文章を書いて、自分が伝えたいことを読者に100%伝達できる形で文章を作り上げることができるのであれば苦労はしない。
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たまたま、全社研修の講師として名前が有り、講師の中で一際高い研修料金が目についた。それが、この本の著者だ。
講師のプロフィール欄に代表著書としてあったので購入してみた。
内容としては、わかりやすい文章の書き方のハウツー本。
結論として、普通の理系大学を卒業できるなら読む必要はない。
当たり前の事が、当たり前に書いてある上に読みづらい。
一点、なるほどと思ったのは日本の英語教育で文法を偏重するあまりに文章の固まりを論理的に読み書きする訓練が足りないという点。
ミシガン大学主催の英文試験(文法点と、文章構成点で評価。一人一人にコメント付きで採点される)
によると、欧米の大学生は文法点の点数は低いが文章構成の点数が高く、日本の大学生は文法の点数が高いが文章構成の点数が低いそうだ。
その結果、ここの文章はわかるが全体を通してみると良くわからない文章だという総評が多いとの事。
この点はメールを打つときに、文法にこだわるより内容にこだわるように注意すべきだと実感した。意味が伝わらなければ読み手にとって文章情報はゼロに等しいってこと。
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アメリカのテクニカル・コミュニケーションをベースにして記された1986年発行の本書。日本語と英語は語順などの相違はあるものの、伝わる文章、伝えるためのパラグラフ構成は共通であり、普遍的と言うことか。著者が指摘しているが、日本でこのような「技術」について学ぶ機会は、どれだけあるのだろうか。
「ワンワード/ワンミーニング」曖昧な名詞と動詞に注意。例えば「メーターを見る」。
「行う」は極力使わない。例えば「分析を行った」は「分析した」で十分。
「ワンセンテンス/ワンアイディア」短い文で区切ればよい。
「修飾する言葉と修飾される言葉が離れすぎない」
「語句の重複を避ける」、「当店のコーヒーは炭火焼きコーヒーを使用しております。」、「お互いに相互作用を」など。
「ワンパラグラフ/ワントピック」この本の後半部分は、パラグラフの展開方法の説明に終始している。
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「実用的文章」について一語一文レベルでこだわった一冊。前レビュー(『理科系の作文技術』)と同じく、文章作法に関する本である。『理科系の~』が文章を書く際の心構えなど全体的な視点を論じた一冊だとすれば、本書は一文における語句選択など細部の視点を論じた一冊と言える。
本書内容は大きく分けると2つ――「1つの文を構成する単語の選び方とその表現技法」・「文章の集合体であるパラグラフの構成とその展開方法」――である。また、いずれの章でも、筆者の主張は一貫している。即ち、1つの単語・文・パラグラフに複数の意味・主張を持たせない(「ワンワード/ワンミーニング」・「ワンセンテンス/ワンアイディア」・「ワンパラグラフ/ワントピック」)というものである。こう書くと意外性はないかも知れないが、本書には多数の練習問題がついているので、是非挑戦して欲しい。案外、自分も伝わりにくい文章を書いていることに気付くはずである。
本書の活用方法だが、内容が細部にわたるため、実用的文章を書き始めたばかりの人が読むと先に進めなくなる恐れがある(その場合は、まず『理科系の作文技術』を読むのがオススメ)。従って、文章がある程度は書けるようになった人がレベルアップを目指して読む形が良いだろう。
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小説やレポートなどで字数が埋まらない、評価が低いといったお悩みを解決してくれます。
テンプレートに近いものが例示されており、行き詰まってしまった文書を進めるキッカケになると思います。
新書の中でもあまり高くなく、読みやすい文体なのでざっと読んでも得られるものがあるのでオススメ!
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会社(NEC)で篠田氏の研修を受け、とても感銘を受けた。
論理的文書の書き方の研修であり、関連した本書を購入した。
一度売却したが、転職後の課内で共有するために再度購入した(2012.8.27)
※2007.9.17売却
2015.11.15amazon注文(再購入)