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キャッシュレスサービスについて、
クレジットカードから電子マネーといった
様々なサービスの概要とキャッシュレス化による
メリット・デメリット、期待される未来の生活等について、
かいつまんで書いている本になります。
簡単ではありますが、裏の技術についても触れているので、
最初のとっかかりとしては良いかなと思いました。
書いている通りでしたが、囲い込み目的もあって、
電子マネーが乱立しており、選択肢が増えたせいで、
キャッシュレスに踏み込まない顧客が存在するというのは
確かにそうかもしれないと思いました。
【勉強になったこと】
・デビットカードのメリットは、銀行口座の預金残高を
確認したうえで決済されるため、クレジットと違って、
オーバーする心配はないのと、手数料が安い。
・世界の代表的な電子マネー
交通機関:Suica(日本)、Octpus(香港)
通販企業:Alipay(中国)、WeChat Pay(中国)
楽天Edy(日本)
通信会社:M-Peda(ケニア)、MTN(南アフリカ)
Airtel Money(インド)
配車企業:GoPay(インドネシア)
・本人認証の3要素とは「デバイス」「知識」
「生得情報(生体認証)」のことを指し、
支払い時には少なくとも2要素を確認することが
求められる。
例えば、キャッシュカードとパスワード。
・ある小売チェーンでは、あまり進んでいない
キャッシュレス化でも年間2億弱のコスト削減が
見込まれる。
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キャッシュレスにはどのような種類のものがあり、どのようなメリットがあるか、を丁寧に説明した本です。
「いちばんやさしい」かどうかはわかりませんが、うまくまとめている本だと思います。
また、外国の事例がたくさんあるのもよいと思います。
が、後半は、キャッシュレスというよりも、いろんなシステム連携の話になっていて、若干違和感がありました。
また、本書で紹介されているシステム連携を実現しようと思うと、かなり大掛かりなことになると思うのですが、その部分の費用対効果にはあまり触れず、出来上がったあとの社会の話が中心な点も、気になりました。
こういう仕組みって、出来上がってしまえば、案外スムーズなのかもしれませんが、移行が必要な社会の場合、移行期は、結構大変だと思うんですよね。
そういう意味では、頭でっかちな人にありがちな論の進め方、という気がしました。
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世界中のキャッシュレス化の潮流やメリットデメリットが、体系的に記載されていた。
途中の仮想通貨の話はちょっと難しかったが、最後の方のキャッシュレス×ビジネスの事例は大変参考になった。
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キャッシュレス化のメリットデメリットに触れ、諸外国の事例から日本ではどのようにキャッシュレス化を進めるべきか書かれた本。仮想通貨や電子通貨に関する説明や、データ活用方法まで触れている。
日本のキャッシュレス化が進展しない理由として、諸外国と比較して日本は決済手段が多く、どれを使えば良いかわからない現状がある、とのことだった。PayPay、クレカ、交通ICに現金、Edy等毎日全部持ち歩いて、拘りなく使えるところで使えるものを使用している私…。