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{楽しく働く方法}
・社外の人と革命を起こす
始まりは個人の発想から
組織は変化を嫌う(変化=革命=既存と違う=非常識)
社外の付き合いこそ新たな仕事を生む(いい意味で無責任な意見が出る)
・夢はいらないことが大人の強さ
①自分にできる事できない事を知っている
②些細な日常に幸せを感じることができる(非日常=瞬間的幸せ)
①②があれば継続した幸せ(ずっと幸せ)を手に入れられる
・楽しいを自分で作り出す方法は主体的であること
やりたいことに打ち込む
どうしたら楽しくなるかと常に考える
品質にこだわる(仕事に愛情が芽生える)
{結論}
社外の人と、とことんクオリティに拘ってやりたいことに取組む
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朝日新聞の北海道版で、月に2回連載されていたものがまとまって、本になった。「水曜どうでしょう」関連で読まれるだけではもったいない内容で、意外だった。ブクログでも、おそらく仕事をもつ人が、実用書が多い本棚に並べているのも興味深い。
ディレクターなのに色々なところで表に出てきて、俳優でもないのに芝居を始めたり、物品販売や有料配信など金儲けに熱心で・・・と、反感を買うことも多かった人だが、その訳が全て書かれていて、正直なところ、納得させられてしまった。(もちろん、ここでも芝居やイベントの宣伝をすることは忘れていないが)
ここでは地方テレビ局のいち社員として、何をしてきたのか、何をすべきかという藤村さんの仕事に対する考え方を知ることができる。企業の講演会に呼ばれたり、「仕事論」という本まで書いていたことを、初めて知った。もちろん、放送業界にいない人や、環境が違いすぎると嘆く人もいるだろうが、藤村さんは自分のして来た事しか書いていない。事実なのだ。そこから何を掴み取るかは読み手の問題だと思う。
家族とのエピソードや、雪かき話などのエッセイもあるが、ほとんどは仕事のやり方、社会との関わり方、若い人の育成、管理職としての仕事、災害支援の考え方など、本人が実際に体験したことであり、実用に富んだ内容だった。しかも、とてもまとまりがよく、言いたいことがストレートに伝わってくる。想像だが、藤村さんはこの短い文章のために、かなり力を入れたのではないだろうか。
好きな時に、好きなことを好きなだけ言えるネットやブログよりも、月2回、字数制限、朝日新聞(「水曜どうでしょう」を知らない人が大多数の読者)という媒体が、よかったのだと思える。
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ヒゲのクセにとか言うのは大層失礼だが、
本当にヒゲのクセにとても心に触れてくるエッセイだった(笑)
どうでしょう見てると本当に無茶振りしてくるとんでもディレクターだけど、やっぱりどうでしょうをあそこまで盛り上げただけあって当たり前だけど、ちゃんと色々考えてるんだよなぁ…と改めて思った。
あとどうでしょうへの愛が溢れてて読んでるうちにまた見たくなってくる。
たまに心にグッとくる想いとか書かれてるとちょっと泣きそうになってしまった。
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その名の通り
水曜どうでしょう「的」思考
だから番組の裏話って感じじゃない。
どちらかと言うと仕事も生きることもさ、
肩の力をちょっと抜いて向き合ってみると
面白いって思えることたくさんあるよ。
っていうのを、日々の営みとうまく被せながら(というか日々の営みから藤村さんが学ぶ様子を)読み進めることができます。
朝日新聞掲載のコラムをまとめたものだから、
一つ一つが短くて、それも読みやすい。
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番組を観ていれば頭の回転の良さはある程度わかるが、それにしても物事の本質をしっかり捉えることが本当に上手な人だ。
水曜どうでしょうは、まさにこの物事の本質をしっかり捉える能力のある、そして力の入れ方、抜き方をしっている4人が奇跡的に出会ったことで生まれたオバケ番組だ。
本を読んだ感想として、もちろん面白いというのはあるが、それ以上に、こんなにいい仲間に出会えた藤村Dを羨ましいと思ったのが一番。