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<目次>
略
<内容>
『ホワット・イフ?』などのくだらないけど、物事の本質を問う元ロボット研究者の本。物理学・化学・生物学・数学などの知識は、「こう使うのだ!」という本だ。数式などは読み飛ばしてもいいから、一つの疑問をつきつめていく姿勢、その道のプロに質問する勇気、もちろんそれを理解できる知識。無駄なことの方が役に立つということだろう。
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https://huyukiitoichi.hatenadiary.jp/entry/2020/01/26/080000
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シンプルな設問に対して(高く飛ぶには、プールに入るにはなど)
科学的に答えを出す
でも現実的な答えではなく、莫大なお金がかかるけど出来る方法や、死にそうなぐらい危険だったりするけどできることを科学的に空想してる。
合間の挿絵がまたかわいく、面白いので、ツッコミながら読んでしまった。
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前作『ホワット・イフ』が面白かったので、2作目も手に取りました。
扱っているテーマや大筋は前作とほとんど同じで、実際には「ありえない」と思えるような過程を科学的に検証し、「実現するためにはどうしたらいいか」を考えるものです。
もちろん、「物理学的に」可能であったとしても、現実問題としては実現不可能なことばかりなわけで、そのギャップを楽しむ本になっています。
イメージとしては『空想科学読本』のシリーズに近いと思いますが、特定の作品から題材をとっているわけではないので、そういった意味では予備知識なく読むこともできますし、難しい数式などもほとんどありませんから、文系の人間でも安心して読むことができます。
棒人間によるイラスト解説もわかりやすく、味があります。
とはいえ、分量が多いことと、アメリカの「社会常識」をモチーフにしたネタも少なくなかったため、読み切るにあたり、後半は少し息切れしてしまいました。
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what if 続編みたいな感じだがバカバカしさはwhat ifの方が上。これはなんか普通なことを普通に解説してる文章量が多く、出だしの問いかけからして頭おかしかった前作から比べるとちょっとエンタメ性は劣るように思える。
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○○するには・・・できるだけ突拍子もない手段にまでアイデアを広げ、それを物理学的に検討する。読んでいて単純に気持ちよく楽しい。
全部で28の○○するには・・が書いてあるのだが、とくに凝りすぎてないシンプルな目的(「穴を掘るには」「物を投げるには」など)のほうが内容的には面白い。
固まった思考をほぐし、発想力を高めることができる。気がする。
この著者の本を初めて読んだが、文章は軽妙でウィットに富み、自ら書く挿絵は、ヒトはみんな顔のない棒人間なのにやけに動物や無生物は細かく書き込まれていて愉快。挿絵の中のセリフやコメントは、まるで最初からそうであったかのように全く違和感なく日本語に置き換えられていて、絶妙のバランスで配置されている。
訳者と早川書房ブックデザイン室の力量がすごいなと思った。(ついでながらいまブクログに登録しようとして検索したら原書の表紙も並んで出てきたが、邦訳版のほうがいいと思った)
P15 棒高跳びの要は、ポールのしなやかさではなく、選手が走る速さだ。ポールは単に、その速さの向きを効率的に上へと変える手段でしかない。(ものすごく高くジャンプするには)
P177 天気は”それほど”速くは変化しない。もし今雨が降っているなら30秒後にも降っている可能性は高い。今現在の天気を確認すると、それがあなたの予報になる。これは「持続予報」と呼ばれている。
ごく短期間の予測なら、持続予報のほうが平均値に基づく予報よりもうまくいき、長期間の予測なら、平均値に基づく予報のほうがうまくいく。天気のパターンが一度に数日間にわたって持続するような地域では持続予報のほうが役に立つ。いっぽう、ある日の天気が次の日がどんな天気になるかにほとんど何の関係もないような地域もある。そのようなところでは、平均値に基づく予報のほうが役に立つ。(天気を予報するには)
P265 ストレージデバイスを人間が持ち歩くのは、情報伝達の方法として驚くほど伝送速度が速い。(ファイルを送るには)
P378 破壊不可能性を調べる非破壊検査はないのだ。(この本を処分するには)
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サイエンスと雑学の中間に位置する本。空想科学読本ほどでもないし、エスプリが効いていて、個人的には前著に引き続き好みでした。
本当にどうでもいいし、バカバカしいことが中心ですが、ほっこりする挿絵とともに、まったりした時間を過ごすのにいいでしょう。巣ごもりにも打ってつけ。
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ネタがしょうもなさすぎる。
もうちょっとリアリティのあるネタは思いつかなかったのかな。
五つくらい読んで馬鹿馬鹿しくて読むの止めた。
でも結構書評は良かったから、付いていける人には面白いのかも。
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HOW TO: Absurd Scientific Advice for Common Real-World Problems
https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014428/
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この本は、非常に面白い一冊です。
引っ越すには、川を渡るには、に対して家ごと引っ越す方法やたくさんの電子ポットで川の水を沸騰させその間渡るなど答えも面白い上に為になる
しかも方程式で電子ポットの必要量や家ごと引っ越すのにどれぐらいの力がいるのかが書いてる
面白さ共有の為にも手に取っていただきたい
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そんなことを真面目に科学的に考えるの?、という視点の
面白さを味わう本。少し空想科学読本と相通じる面白さ。
悪しき魔法使いの居城を思わせる溶岩流の堀を作るには?
とか、「地球上で」のあとに「火星上で」に続く電力確保の
方法とか。意外に(失礼!)面白かったので前著も読もうかと
思います。
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計算とか物理苦手なのでわかんなくて難しかった。
でも内容的には面白かった!無謀で現実的には不可能なことだけど、物理学的視点のみで考えれば、人はいろいろなことは可能になることたくさんあるとわかった。
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第82回アワヒニビブリオバトル「【往路】お正月だよ!ビブリオバトル2022」第4ゲームで紹介された本です。オンライン開催。
2022.01.02
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くだらなくて面白かった。
基礎知識があって当たり前と思われる仕事だから
インプットとアウトプットに追われている。
たまにはこんな本も読まないと重めの知識の海で
溺れそうになる。この本は浮き輪みたいな本。
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物理は得意でないので、細かい説明は詳しい人に聞きながら英語版で読んでみた。ちなみに英語そのものは難しくない。
難しいのか簡単なのかわからないながらも、きちんとした科学的な根拠のある理屈ではこうなります云々的な話をいろいろした後に、「え、そこまで色々こねくり回して、解決法ってそっち行っちゃうの?(驚)」みたいなオチがついていて、物理が得意でなくても、安心して笑えます。
あと所々に挟まっているイラストの棒人間がヘロヘローヘロヘロというよりは
ヘロンヘロンなんだけどー、言動はシャキシャキ迷いなくて
正々堂々アホをやらかす感じがたまらない。
英語版で読む場合の難点ーとにかく横道に逸れるので時間がかかる。
自分に英語の世界(多分、この場合はアメリカ)の一般常識がないので、いちいちネットで調べ物をして横にそれるので、読むのにとても時間がかかる。
(参照:川を渡る話)
あと、世界で一番たくさん音階のあるピアノの話。
「タンタンの冒険」の中にマダム・フィオレンティーナ(名前が間違っていたらごめんなさい)というオペラ歌手の奥さんがいて、歌声でガラスを破るという強者なのですが、この人、いったい、あのピアノでいうとどの辺の音階で歌っているのだろうとか考え始めて、そのネタは「Mythbusterds」で見たかもとかで、色々ネットで検索を始めて深掘りしだすと横道に逸れるので、読むのに時間がかかる。
あと日本語の辞書を引くと「Force」も「Power」も同じ訳語が付いてたりしてギョッとする。結局、それも、実はどういう意味なんだ?的なことをネットで調べるハメになり、横道にそれて、読むのに時間がかかる。
日本語版が買える環境にいたら、迷わず、そっちを読むと思います....というかこの作者のブログがあるので、最初、そっちを見ていて気にはなっていた作家で、日本語訳があることを読み終わるまで知らなかった。
日本の本屋さん行きたい。大きな本屋さん....