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金四郎の妻第二弾。
押しかけ女房の次は押しかけ女中。
おけいの女中をしていた彩が船宿を手伝いに来る。
もともと豪商の呉服屋の娘のせいか、
商売の才覚をばりばり発揮する彩。
一方、金四郎は天婦羅屋の請人を調子良く引き受けてしまったが、
長崎奉行の息子と知っての罠であり、
最後には天婦羅勝負をすることに。
相変わらず天然で金四郎に迫るおけいがかわいらしい。
もうちょっと事件らしい事件が起こって欲しかったけど。
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金四郎の妻ですがシリーズ第二弾。
第一弾に引き続き、会話のテンポがよくてさくさく読める。
新キャラクターの綾さんがなかなか強烈で、これから三人でどうお話が展開していくのか楽しみ。ストーリー中で大きな山が訪れなかったのがすこし残念。
登場する料理がなんだかとても美味しそうで、お腹がすく。
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なんとなく互いに気に入ってる様子の金四郎とけい。
見習い押し掛け女房の見習いはいつ頃取れる?
実家に奉公していた大店の娘彩。2歳年上のしっかりものは、けいが気になって仕方がない。
船宿の看板娘として、手伝いしていたが、あまりの評判に、彩に助けを求めると、、、。
3人目のキャラ登場!
彩の采配も功をそうして事件解決!
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遊び人時代の遠山金四郎と『押しかけ女房見習い』のおけいが事件に遭遇するシリーズ第二作。
今回はおけいが幼い頃から仕えてきた彩が登場。かなり強烈なキャラクター。金四郎のことを悪し様に罵るがおけいの金四郎を思う気持ちは尊重している。
商家の娘だということで金四郎とおけいが居候している船宿の商売を盛り立てるし言うことなすこと厳しいがそつがない。
彼女の登場を楽しめるかどうかがシリーズを楽しめるかどうかにも繋がりそうだ。
この第二作は金四郎の良いところがあまり感じられなかった。
彩が言うように借金を重ねて遊び回るだけのように見える。おまけに賭場で出会った初対面の男に、頼まれるがまま借金の請け人になるなんて軽率極まりない。
お金だけの問題なら金四郎の実家にもおけいの実家にも泣きつけば良いだろうが、相手がもっと悪いことを考えていたらどうするのか。
その男は王子で天ぷら屋をやりたいらしく店を借りた(借金はそのため)らしいが、当時の天ぷらとは今で言うジャンクフード扱いで、屋台で気楽に食べるならともかくわざわざ高いお金を払って専門店に来る酔狂な客はいないらしい。
そんな閑古鳥の店を何とかしないと金四郎は莫大な借金を背負うことになるのだが、さて。
途中、狐に化かされて天ぷらを食べさせられて追い剥ぎに遭うという奇怪な事件が出てきたり、おけいと彩がお悩み相談商売の助っ人をしたりという話もあるが、特に盛り上がりはなし。
最後の天ぷら対決と言い、彩のお助けアイデアばかりが光ったように見える。
相変わらずおけいの世間ずれした感覚が可愛らしい。
同じ串の団子を食べただけや同じ布団にくるまっただけで夫婦としての関係が深まったと思ったりして金四郎を慌てさせる。
しかし少しずつ二人の距離は近づいているようにも見える。
次回こそ将来のお奉行様の片鱗を見せて欲しい金四郎だが、どうなるだろう。
※「金四郎の妻ですが」レビュー
https://booklog.jp/users/fuku2828/archives/1/439634550X#comment
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この方の書く女性がかわいいんだよなあ。
今回は彩も参戦。彼女は強すぎるけど、けいを尊重しながら理解できるけど理解したくないという態度が面白いわー。
勝負は運もあるけれど、お客としていたならば確かにあれは負けちゃうな。
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シリーズ2作目だが「遠山の金さん」のイメージが薄く、また主人公と思われる妻の「けい」のキャラが弱く、読み続けるのが難しい。四千石の大身旗本のお嬢様であることから庶民の生活に疎いことがトンチンカンな受け答えに繋がるのだが、あまりにも刺青入れた市井の金さんとはかけ離れているような。今回はそれを埋めるためか、大店のお嬢様が登場し旗本のお嬢様を補佐し場を仕切って行くのだが、この大店のお嬢様は極端に冷静で、強烈に勝気なので二人の夫婦(見習)とも大違い。
また、今回の話の筋も何故金さんが悪人達に引っ掛かったか、最後の解決はどうなったのか、分かりづらかった。お奉行が出て来て桜吹雪の刺青で一件落着、とは程遠い。
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シリーズ第2作。ラブコメとして読むと満足できる作品。
遠山家の者ではないと証明するために桜の彫り物を露にする筋は面白いなと思った。
新キャラクター・彩が強く、おけいが食われている…。