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エピソードが面白いのと、よくある自己啓発本みたいな勧善懲悪っぽさが少ないので受け入れやすい。
当然といえば当然のことだけど、根拠があるからこそ実行したくなる。
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日本人には本来ギバー(人に惜しみなく与える人)の素質があると思う。昔ながらのご近所付き合いや、助け合いの精神が文化として根付いている。東京五輪2020招致で流行語となった「おもてなし」も日本人のギバーの一側面と言えるでしょう。
近年のビジネスの世界においてはハーバード流のテイカー姿勢の蔓延によりギスギスしてきたと感じることも多々ある。短期的に「勝つ」ことに主眼を置き過ぎていて、競争について行けない人たちが鬱病となって会社から去って行く姿を数多く目の当たりにしている。
本書で説いている「与える人」こそ成功する時代というのも、ある面正しいのかも知れないが、実はその先には『与える人こそ幸せになれる』があることを信じたい。
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ギバーが成功者になる社会であってほしいが、全体的に「当たり前」と思えるようなことしか書いておらず、例示にも偏りがあるように思われ、7章以降若干持ち直したものの、満足感は低い。
ギバー、テイカー、マッチャーに分類する際の質問リストを掲載して欲しかった。
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何事に対しても、ギブだけする人、テイクだけする人というのは存在しない。
ほぼ必ず、ギブをしテイクしている。その中で、できればギブの資質を持ちたいもの。誰かに何かをし続ければ、損をしたり成功しないと感じる人もいるかもしれないけど、そんなことはないよって実証結果から教えてくれている。
また、ギブし続けることは、自分を大切にすることを疎かにして燃え尽きてしまったり、テイクばかりする人のカモになったりするかもだけど、それへの対処?も書かれている。
結局、仕事って自分以外の誰かのためにするもの。この「誰かのために」っていうところが大切で、見返りを求めても良いことないよ。好きな映画の一つにペイフォワードがあるけど、まさにそんな感じ。小説の内容(可能性の王国)を証明したんだろうな。この本を世界中の人が読んで、ギバーがどんどん増えれば、世界はきっと良くなって行くと思う。
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膨大なデータ量による人間の本質を見据えた内容が面白くて仕方ない。
ギバー、テイカー、マッチャーの3タイプに人物を分けて、どのタイプが成功しているか、なぜ成功したか、などが書かれているわけだが、これを読んでギバーになろう、と思った時点で、間違いだろう。
その人は、テイカーか、マッチャーだろう。自分の性根はかんたんに変えられないのだから、ギバーを探して共に成長することを選ぶべきです。
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『大成功している人は大抵がgiverである。成功するためにはギバーになれ。』
もともとgiveする精神がある人にとってはこの本を読んだら、あたりまえに納得いくものだと思う。ただ、その精神、意識があまりないひと(taker)が読むと、もしそれを取り入れようと思っても打算的なgiveになりそう。
さらに言えば、そういう人は心からgiveしてる人に対して、この人打算的にgiveしてんねやって思う人もいるかもしれない。
こういう本がないとgiveの重要性ってわからないものなのかな。
読む人によって読んだ後の感じ方が様々になりそうな本。
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真っ先に自分の利益を優先させるテイカー、損得のバランスを考えるマッチャー、人に惜しみなく与えるギバー。人を3つのタイプに分けた場合、もっとも成功していない人たちがギバーである一方、もっとも成功している人たちもギバーだった。テイカーとマッチャーは人生をゼロサムゲームと見なすのに対し、ギバーは全体のパイを増やす方向で考える。単に与えるだけのギバーは「自己犠牲的」であり燃え尽きるし成功できない。成功するギバーは「他者志向」であり、受けとるより多くを与えても、けっして自分の利益は見失わず、「いつ、どこで、どのように、誰に与えるか」を決める。
「他者志向」のギバーがなぜ最も良い戦略なのかを行動経済学も交えて分かりやすく説明していて面白かった。妙なスピリチュアルな方向になってないのも良い。また、人は本質的に「利己主義」か「利他主義」かの論争も興味深い。
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自分が肯定されてるみたいで嬉しい本だったよ。
あとは他人に利用されっぱなしにならないよう、凛々しくなるのが今後の課題だな~
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世の中の人は3種類に分けられる。ひたすら人に与えるギバー、自分の利を追求するテイカー、ギブアンドテイクの割合を守るマッチャー。さあ、この時代に成功するのは誰なのだろうか?
裏付けや論理がしっかりしていたので、いわゆる自己啓発本という印象ではなかった。3つの分類、どれが自分なのだろうかと考えさせられるし、それぞれの対処法も参考になった。ただ、本を通して結局はギバーの話なので、多少マンネリのかんじがいなめない気もした。
果たして自分で意識して「ギバーになろう」とできるものなのだろうか。この本を読んでギバーを目指すなんて、それこそテイカーではないか。難しい。
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ストーリーとしての競争戦略の楠木建氏が監訳。搾取する側が成功する時代から、与える人が成功する時代へ。
昨今ボランティアが盛況なのも、こうしたパラダイムシフトへの入口なのかと捉えると、納得が行くし、これからの新しい価値観が創る時代に希望がもてる^ ^
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ギバー、テイカー、(ギブ&テイクのバランスをとる)マッチャーの3類型のうち、一番わりを食うのはギバーだが、大成功するのもギバー。なぜ、どのように成功するのかがよく理解できるし、自分も他者指向型のギバーになりたいと思える。
恐らく著者は3類型を傾向的なもの、環境や意志で選択できるものと考えているから、ギバーのメリットや、成功に導き・失敗を避ける方策を示せばギバーが増えていくようにイメージしているのではないかと思われる。しかし、気質的なものが大きいように思え、例えばマッチャーが本書で紹介されているような本物のギバーにまでは成れないのではないだろうかと感じた。
14-38
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人は3つのタイプに分けられる。ギバー(与える人)、テイカー(受け取る人)、マッチャー(損得のバランスを考える人)。自分はどれだろうか…。限りなくギバーに近く、人に利用される人タイプだと確信。成功するギバーになるために、できるところからはじめようと思う。
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相互関係において、人は次の3タイプに分けられる
①テイカー:与えるより多くを受け取ろうとする
②ギバー:受けとる以上に与えようとする
③マッチャー:与えることと受けとることのバランスをとる
本書によれば、成功から最も遠いのはギバーであり、その一方で最も成功するのもギバーである。
成功しているギバーの特徴
1.「ゆるいつながり」という人脈づくり
ちょっとした知り合いを活かし、開かれた関係の中で新しいきっかけを発見する。
2.利益の「パイ」を大きく増やす働き方
頼り合うことが強さの源。自分の利益よりもグループの利益を優先する。
3.可能性を掘り出し、精鋭たちを育てる
全ての人の中に可能性を見い出そうとし、見抜いた才能をを育てる。人を皆「大きな可能性を秘めた人」としてみる。
4.「強いリーダーシップ」より「影響力」
優位を得るため、テイカーは「強気のコミュニケーション」をする(声を張り上げ、実績を強調)。一方、ギバーは「ゆるいコミュニケーション」をする。強引な話し方はせず、不明な点は明らかに、人のアドバイスを受け入れる。
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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-11809168910.html
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人をギバー、テイカー、マッチャーという三種類に分けて、利他主義のギバーこそが成功するという話。
訳者のとおり、日本には比較的ギバーが多いと思うけど、自己犠牲のギバーが多い気がする。
読んでいると、仕事をする上での自分も、自己犠牲のギバーである気がしてきた。もっと前向きにギバーでなければならないな。
ギバーが一番成功するということを知ってギバーになろうとすると、それはマッチャーかテイカーになることを意味しているのかな。
うまくいかないときは自分が責任を負い、うまくいってるときは、すぐにほかの人を褒める
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