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間氷期にたまたま生かされている
ホモ・サピエンス。
ただそれだけの話。
本気でそう腹落ち出来る、そんな本。
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タイトルからビッグヒストリー的な内容かと思っていたが、やや変化球気味に、いかに人類を含む生物が地球環境の産物であるかを検証している。
興味深かったのは銅の話。紀元前辺りに錫と混ぜ合わせ、青銅器として当時の人類の生活を支えた。その銅が新たに鉄にとって代わられ忘れ去られようとしていたが、電気の発明を経てまた銅線として人類の生活にとっとなくてはならないものとなっている。石炭や石油も同じで、途方も無い時を超えて日の目を見る。ロマンがあるなと感じた。
その他気になったのは、選挙の支持者と地質の関係。着眼点が面白い。
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地球の歴史がザザーっと知ることが出来る。
大航海時代の海流と風の話し、金属の話し、石炭石油のエネルギーの話しが個人的には面白く特に金属や鉱石の本と一緒に合わせ読むと面白い。