投稿元:
レビューを見る
グループとかクラスの中でなんとなく生きにくさを感じる中高生にぜひ読んでほしい。もちろん大人も。生きにくさを感じる理由は自分のせいじゃないって思えるだけで少しだけ自由になれるよ。
ちなみにあたしはみんながラーメン食べたいって言っても、ラーメンの気分じゃなきゃ帰る人。友達があんまりいないのはそのせいだと思うけど、そのおかげで見えた世界や出会えた人もいたからけして悪いことじゃないんだよね。
投稿元:
レビューを見る
世間と社会との相違。現代における世間の意味、世間に対する息苦しさにどのように対処すべきか、わかりやすく論が展開されている。ジュニア新書なので、中高生向けかと思うが、基本的な点を直ぐに習得できる点で、大人にもお勧めです。
投稿元:
レビューを見る
日頃、人への気遣いや場の空気、などでモヤモヤ思っていたことがすっきりしました。
大学生、社会人も、この日本独特な考え方について知ると、
きっと思い当たって視界がひらけていくのが感じられると思います!
投稿元:
レビューを見る
20190828読了。
ネットでふとみかけて(Amazon?)読んでみた。
中学生向き?くらいの本。
「空気」ってどういう仕組みでできているのかをやさしく解説している。
「そうだよなぁ~」と思いながらふんふん読んでいたが、身をつまされるような話も多少あり、自分の想像力のせまさを感じる部分もあった。
投稿元:
レビューを見る
かんがえることの大切さ。思考停止しちゃダメなんだと考えさせられる。カルトが洗脳のため、思考停止させようとするのがよくわかる。戦うために考えながら、どうすれば良いのか対策を考えることは大切だな
投稿元:
レビューを見る
「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる。鴻上尚史先生の著書。自分を殺して他人の視線や評価を気にする人生なんて退屈でつまらないし価値がない。でも空気を読むことそのものが難しいこと。空気を読めなくて結果として従わないことが多いのは私だけ?空気読んでよと言われても空気が読めないこともよくあります。空気を読んでも従わないのが理想なのかもしれないけれど。
投稿元:
レビューを見る
世間と社会。この違いを知ることと、同調圧力に屈しないこと、もっと一人一人が生きやすくなるためにこう考えるといいよというのを海外との比較も紹介しながら、わかりやすく教えてくれる本。
ちょうどモヤモヤしていたことがあり、これから取る対応に自信が持てました。自分が戦うのは相手ではなく、世間や空気。それが生き苦しさを変えていく一歩になると思うから。
投稿元:
レビューを見る
たった一つの「世間」だけでなく、複数の弱い「世間」に所属する。いつも一緒にいるグループだけでなく、たまに会う人たちのと人間関係を作っておく。
この考え方は、平野啓一郎さんの「分人」という考え方とほぼ同じ。
選択肢を多く持っておくことが心のゆとりをうむということか。
投稿元:
レビューを見る
「社会」と「世間」の言葉の概念の整理から、日本人の生きづらさを説明する。個人的には「世間」の構成要素が興味深かった。クラスでよくわからない人間関係に付き合わされて、自分が埋没している人に読んでもらいたい。その苦しみから自由になれると思う。
投稿元:
レビューを見る
タイトルに魅かれて購入した。一気に読んだ。これから生きていくのに参考になった。世間と社会、世界にはない日本独特の「世間」みんなが縛られていることが良くわかる。ジュニア新書だが、大人でも充分読むべき本だと思う。
投稿元:
レビューを見る
「世間」に縛られて生きてる日本人。だから、芸能人の不倫が話題になったりするんだな。皆がランドセルで入学し、運動会や合唱コンクールで繋がりを強化し、黒いスーツで就活し、早く帰ると悪いと思う。プレゼントを貰ったらお返しをし、「世間」に嫌われないよう自分を押し殺す。
鴻上さんは、そんな世間をぶっ壊せとか言ってるんじゃなく、自分で考えて嫌じゃない選択をすることで、自分も楽になるし、世の中も変わるよ、と語りかける。
うちの子どもがランドセルじゃなくリュックで通学してたら、「(知り合いや兄姉の)キレイなランドセルあるから、使わない?」と本当に親切心から言ってくれた人が何人かいた。別に体制に反抗するとか、ポリシーがあってというわけでなく、単純に身体が小さいし、本人もリュックで良いというから(もちろん、「他の子はみんなランドセルだけどいいの?」と訊いた)そうしただけだったし、学校からも何も言われなかったのに、なぜ他人がそんなに心配してくれるのか不思議だったが、そういう人たちは、私(あるいは子ども)をある程度仲間だと思ってくれていたのだなあ、とちょっとありがたいとすら思ってしまった。日本人らしいな、とも。
「世間」にも強い世間と弱い世間がある、というのは新鮮だった。強い世間としっくりきてる人の強さってすごいものな。大企業OB会とか経団連とか、高偏差値の学校の同窓会とかが偉そうなのもそういうことね。
鴻上さんの言うように、どうしても嫌だったら、嫌と言い、自分らしく生きる人が増えていくことを願って止まない。ベビーカーを電車で畳めとか、子どもを泣かすなとか、障害者は出歩くなとか、(欧米人じゃない)外国人は出ていけ、とかも、「世間」が弱まれば、それぞれの人を「個」として尊重できるんじゃないかと思う。
投稿元:
レビューを見る
日本における世間と社会の違いの説明がわかりやすかった。息苦しい原因もなんとなくわかった。機会があったら小さい世間にぽつぽつと参加してみたい
投稿元:
レビューを見る
ブラック部活に悩んでいた娘に勧めてみた。目次を見ながら、項目一つ一つを読み上げて、これ全部ウチじゃーん‼︎ と。二進も三進もいかなくなっていたパワハラ部活。娘達は副校長まで訴えに行き、顧問に指導が入ったようで劇的に環境が良くなりました。悩める若者を応援、守ってくれる本です。Q&Aのような形式なので、とても読みやすい。
投稿元:
レビューを見る
「世間」と「社会」。
日本人の生き苦しさがどこから来るのか、なるほどと思った。
ジュニア新書なので、読者は中高生を想定していると思われるが、大人が読んでも、色々と目から鱗である。
投稿元:
レビューを見る
世間と社会の違い、成り立ちや仕組みや特性がとてもわかりやすく書かれていて、でも納得はできても実戦となるとなかなか難しいんだよねーと読み進めた最後に、踏み出しやすい取っ掛かりの作り方も書いてあった。
精神論とか雲を掴むような話じゃなく、誰にでもできることで解決を導いてくれようとしている。大人にとってもすごく良き本です。